杉森ブログ SUGIMORI BLOG

緑豊かな水郷柳川にある杉森高校の学校生活の様子をご紹介します。

 高校生の料理コンテスト ☆グランプリ受賞☆

2025-01-22 17:08:47 | 学校行事

いつも杉森ブログをご覧いただきありがとうございます。

🌸笑門来福🌸
新しい1年が始まりました🐍
皆様にとって明るく楽しい年になりますように☀️
本年もよろしくお願いいたします!

先日、1月19日(日)に行われたJA主催の「第3回高校生レシピコンテスト」において多くの賞をいただきました。

地元の特産物をもっと身近に知ってもらおうと、2023年から開かれています。市内3校の生徒たちを対象に主要農産物米、トマト、博多なす、アスパラガスなどを使ったレシピを募って、合計292点の応募の中から書類審査の結果、本選6人が出場し競い合いました。

 

 

栄えあるグランプリには

【オリジナルレシピ部門】

食物科1年 野田涼介さん 「なすみそまん」 

おはぎをヒントに小豆あんの代わりに黒砂糖で煮詰めた博多ナス、白みそ、しょうゆを混ぜたものをもち米で包み周りに青のりをまぶした。

将来は調理師になってもっとレベルアップしたアイデア料理を考案してくれることを期待しています。

野田さんグランプリおめでとうございました。

 

そして特別賞にかがやいた

同じく食物科の3年 高田夏希さん「う米!夏野菜キッシュ~りんごソース添え」

高田さんグランプリおめでとうございました。


【SNS映え部門】
グランプリ  食物科2年 古賀咲樹「なすとトマトのさっぱり素麺」

 


【SNS映え部門】
グランプリ  食物科2年 古賀蒼空「ボリュームたっぷり博多なす」
 

 

【SNS映え部門】
グランプリ  食物科2年 中島彩乃「まりぴっく~柳川特産のてまりジュレ」

 

みなさんおめでとうございました!


令和6年度 体育祭

2024-12-26 12:09:27 | 学校行事

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杉森高校は、24日に終業式を迎え、現在冬季休業中です。

しかし、福祉科の3年生は、1月下旬に行われる「介護福祉士国家試験」に向け、対策課外を実施しています

そんな中、12月20日(金)に柳川市民体育館で行いました「令和6年度 体育祭」について、遅くなりましたが、報告します

 

まずは、最初の競技「技巧走」

「二人三脚」みなさん、見事なコンビネーションでした!!

「棒持ちリレー」前日のリハの時の経験を生かし、圧倒的な速さで2年生が勝ちました

競技が終わってホッ!

「大縄跳び」各学年、呼吸を合わせて頑張っていました!やっぱり、3年生が圧倒的なスピードでした

「バレーボール」今年、体育祭では初めての試み。選手を選りすぐったブロックもあり、見ていて盛り上がりました!

ここからは、午後です。

「斜方投射リレー」今年初めて取り入れられた競技ですが、ボールをビニールシートを上げて、ラインを越えさせないといけません。

ボールが、そのライン紐にあたったら、やり直し・・・。難しい競技でした

白熱しました「縄引き」

男子の対決は、早くて力強くて、見ものでした。3年生は圧倒的な強さでした・・・

女子も一生懸命縄を引っ張る姿が可愛らしかったです

「借り人競争」

レース数も多く、お題に先生がたくさん使われ、本部席に残っている先生の数は・・・

最後の競技「ブロック対抗リレー」

各ブロック、速さに定評のある生徒が選抜され、大変盛り上がりました

その中で、一番、若かった!?1年生が圧倒的な速さで勝利!部活生の活躍がキラリと光りました

 

今年の体育祭は、ブロックを学年で編成しましたが、3年生が、貫禄の優勝でした。やはり3年間の団結力が発揮できたのでしょうね。

観客席から送っている声援もみんな、良く声を出して応援していました!

前回の体育祭より楽しそうにしている生徒が多かったように思います。

みなさん、お疲れさまでした。

体調を崩していないか心配ですが、今年も残すところあと6日。

やるべきことをやって、心置きなく新しい年を迎えてください

それでは、みなさん、また来年

 


中国料理特別講習会

2024-12-13 15:58:37 | 食物科

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12月13日(金)、食物科3年の「中国料理特別講習会」が行われました。

講師の先生は、中国菜館「福新樓」元総料理長 加藤文和先生です。

日々の中国料理実習も加藤先生から教わっていますが、今日は特別な講習会です。

 

アシスタントのみなさんです。

3年生ともなれば少し余裕の表情ですが、料理に興味を持って入学してきたのだから

先生の包丁技法や食材の細工などには興味津々です。

前菜の「鳳凰大拌盆(鳳凰形の前菜盛り込み)」

鳳凰が舞っています。

結婚式やお祝い事に用意されて、近年ではこのような料理はなかなかお目にかかることができないようです。

鳳凰の正面↑ 

背の方から見たもの↓  細部まで美しいですね。

こちらは、春巻きの皮の器の作り方

飲料の缶をアルミホイルを巻き油の浮いた春巻きの皮を上から押して沈めて揚げています。

そうすると小さい器状のものができました。

そこに汁物以外の料理を盛り付けるわけです。

こちらがその器を使った料理「芒果牛肉丁(牛肉とマンゴのリーペリソース炒め」

パッシャいい笑顔

薬膳冬瓜湯(鶏とトーガンの漢方入りスープ)

高級食材のふかひれを使った一品です。

銀絲大扒翅(ふかのひれ姿煮 もやし 黄ニラ炒め添え)

 

鯉一匹をまるごと揚げるという豪快な料理です。

松子鮮鯉魚(飾り切り鯉の甘酢松の実入り)

牡丹花酥餅(中国風花パイ)

サクッとしたパイ生地のお菓子中は

中国菓子のサクッとしたものはラードを使用し、洋菓子はバターを使うそうです。

脂が必要だということですね。

ただ、ラードは風味がしなく、バターは風味を味わえる違いがあるそうです。

 

豪華なフルコースができあがりました。

最後に生徒からの質問です

「ケイレキを教えてください」と言われましたが、先生はなぜか

セイレキを教えてくださいと聞こえたのか誕生日を答えられ  

うんという空気が・・・

耳も悪くなってきたなぁ」なんて言いながら照れ笑いされていました。

お茶目なところが可愛い先生です。

その後、経歴についてお話されました。

高校卒業後、中華料理店のバイト時にまかない料理を食べて美味しさに感動し、元々料理は好きだったので料理専門学校に進まれたそうです。

大阪の中華料理店に5年間、その後福岡に戻るという約束を守り福岡「福新楼」に35年間勤められました。さすが極めておられる

ほんとは大阪にいた頃は楽しくて楽しくてまだ大阪にいたいなぁと思っていたそうです。帰ってきていただきよかったです。

加藤先生、食物科3年生のために特別な時間をありがとうございました。

 


食物科1年生「日本料理講習会」

2024-11-20 08:54:04 | 学校行事

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11月13日(水)に食物科1年生の「日本料理講習会」が行われました。

昨年に引き続き、辻調理師専門学校 日本料理教授の大引先生をお招きしました。

先生は、後進の指導にあたり30年以上のキャリアを持たれ、新聞社主催の料理教室の講師をつとめられたり、テレビ「どっちの料理ショー」に出演されたり、現在は日本料理を海外に伝える活動をされています。

 

では、今回の「松花堂弁当」~日本料理のすべてがひと箱に集結~について少し説明します。

松花堂弁当の「松花堂」とは、和風のおかずが盛り付けられたお弁当ではなく、正式には、「松花堂好み縁高(ふちだか)」とも言われます。

中身は、点心と呼ばれる懐石がまとめられていて、椀物をつけるのが基本です。

昭和初期に料亭吉兆の創始者である湯木貞一氏が茶懐石の料理を提供する際に元々あったこの形の箱に初めて料理を盛り込んだことが始まりとされている。

弁当箱は十字型に仕切られ、それぞれに刺身、焼き物、煮物、飯などを盛り付けます。さらに器などを用いて華やかさを演出したり、献立も季節によって変化させ、松花堂弁当の中には日本調理のすべての調理法が集められているとも言えます。

松花堂弁当をつくれるということは、コース料理もできるというわけです。

更にこの上のレベルになるのがもっと細かい作業が必要となってくる「おせち料理」なのだそうです。

 

 

こちらの先生は、辻調理師専門学校の安場先生です。アシスタントの生徒たちに塩の振り方を教えていただいているところです。

塩振り3年”といわれるほどの和食の世界ですからね。まだ1年生だけど、塩振りを教えてもらってよかったね。

 

焼き物は、何度もたれをつけては焼きを繰り返し様子をみながら焼き上げます。

松花堂弁当には基本の椀物です。

こちらは、白身のすり身にえびを粗叩きしたものを加え、ラップで茶巾に包み、沸騰直前のお湯にいれ火を通し

写真のような一品が完成しました。

アシスタントは、鯛ご飯に使う細ねぎを切っています。

生徒たちが試食するためです。

このように幕の内型でご飯を押し、一つひとつ俵の形に整え海苔を巻きます。

最後に少し専門学校のことを話されました。

辻調理師専門学校日本料理の実習のスピードは普通の学校の3倍速だそうです。

そのスピードで講義実習等が行われるということは、ついていくのがすごく大変だけれど、その分技術、知識とも人一倍習得できるということです。

ちなみに本校教員の壇先生も、先日行われた西洋料理講習会の小田先生もこちらの学校出身です。

そう考えると素晴らしい技術を持った方々が卒業され、今現在、食に携わる仕事に就かれているということですね。

やっぱり日本食っていいなぁ、私も今から学校に入って勉強したいなぁと思いました。

3倍速がついていけるか不安だけど( ^ω^)・・・

日本料理の良さを改め考える良い機会となりました。

大引先生、安場先生、本校食物科1年生のために教えていただきありがとうございました。


食物科2年生「西洋料理講習会」

2024-11-05 10:53:41 | 食物科

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10月30日(水)に食物科2年生の「西洋料理講習会」が行われました。

今年もホテルニューオータニ博多の小田先生を招いての講習会です。

こちらは西岡先生です。2021年2022年そして2024年と3度来校していただきました。

ありがとうございます

いつも小田先生の料理の仕上がりまでをスムーズにサポートをされています。さすがです。

 

そして、本校食物科出身の堀田さんです。

現在、2年目ということで、何百人分もの材料の準備をしているそうです。

直属の上司は女性の方で、今は男女の差はないとのことでした。

堀田さんは、学生の頃から熱心に取り組んでいたことを思い出しました。

堀田さん頑張ってください。

Cocktail de Fruits de Mer et Mousse de Tomate

フルーツトマトムースと海の幸のカクテル

Poêlée de Foie Gras et Oeufs Royale avec Consommé

フォアグラロワイヤルとコンソメのマリアージュ

 

Poêlée de“Sawara”Sauce Beurre Blanc et " Poivre Sansho"

九州産 寒鰆の醤油風味焼き 華山椒風味のブールブランソース

 

Rôti de Surlonge de Viande Sauce Ail

和風 和牛サーロインロースト ガーリックソース

 

 

こちらは、今回のアシスタントの生徒さんです。

別の調理台では、西岡先生や堀田さんに教わりながら、試食の準備や材料の切り方や盛り付けなどを担当したり、小田先生の技術をビデオカメラで撮影するアシスタントもいます。

それぞれの役割をこなしていました。

こちらは、デザートのフランベ中

キルシュ・ブランディー・グランマニエ・コアントロー・これだけの洋酒をつかって

ほんと贅沢なデザートですね!

Pione Flambé Sauce Pione et Crème Glacée à la Vanille

ピオーネコンポートのフランベ ピオーネソースとアイスクリームを添えて

完成です。

最後に生徒からの質問です。料理人を目指したきっかけは

大学入学までは、銀行員になるだろうと思っていたが、福岡市の「ミスタードーナツ」でアルバイトし、

その当時、販売業務は時給300円でもっと稼ぎたいからと200円アップのドーナツを作る方にシフトしたそうです。

その時に作る楽しさを知り、それがきっかけになって、料理人に進んだとのことでした。

今では、料理人を目指したおかげで、現在も好きな料理ができ働いている。

銀行員になっていたら、定年退職して・・・・

ということをお話になられました。

今まで何度も見学しましたが、初めて聞いた話でした。

何がきっかけになるか分かりませんね。何事も経験ですね!

 

今回も小田先生、西岡先生、堀田さんお忙し中

杉森の生徒のために貴重な時間をありがとうございました。