杉森ブログ SUGIMORI BLOG

緑豊かな水郷柳川にある杉森高校の学校生活の様子をご紹介します。

校長通信1号 11月26日発行

2016-01-06 10:18:10 | 校長通信
◇校長通信         

 今年は秋になっても暖かい日が続き、紅葉の便りも遅れているようです。保護者の皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。 さて、私が今年の四月に校長として着任して以来、八ヶ月が過ぎようとしています。学校ではこの間多くの行事等がありましたが、学校から保護者の皆様に直接ご報告する手段がなく、このたび新たに「校長通信」を発行する運びとなりました。年間数回程度発行し、生徒を通じてお届けしたいと考えています。

◇学校全体でおもてなし・・・120周年記念行事が終了しました 

11月13日と14日で本校創立120周年記念式典、記念講演、記念祝賀会、記念文化祭を実施したところ、大勢の関係者や市民の方のご来場を頂きました。  記念式典では、福岡県私学学事振興局長関好孝様、柳川市副市長成松宏様、私学協会会長・筑陽学園理事長・校長新田光之助様、福岡県議会議員椛島徳博様をはじめ百余名のご来賓の参列を得て、厳粛のうちにとり行うことができました。記念講演は立花家史料館館長の植野かおり先生に「杉森シカと立花家の歴史」の演題でお話しいただきました。祝賀会にも百余名のご出席を頂き盛大に開催することができました。また、14日(土)の文化祭一般公開には、朝から受付に行列ができるほど盛会で、生徒たちは生徒会を中心に大いに盛り上げてくれました。これらの具体的な内容は来年2月に発行予定の「杉森学園120周年史」で詳しくお伝えしたいと考えています。



◇文化祭では生徒たちがおもてなし 

文化祭では学校中が会場になりました。体育館ではダンス同好会の演技、軽音楽部の演奏、書道部によるパフォーマンスをはじめ、生徒会主催の企画の催しで盛り上がりました。各教室では各学科や部活動の展示や実演が行われ、同窓会展示の「杉森シカ先生の世界」や同窓生の作品展、保護者後援会の物品販売も盛況でした。





また、校長室にはシカ先生の教え子の真多呂人形作家猿渡真有海先生の作品が展示され杉森高校の伝統の一端をご紹介くださいました。  食物科は「杉森レストラン」の経営です。「120周年ランチ」や「いちじくのクグロフ」など、一日で1300品が販売され、一日中お客がとぎれる様子がありませんでした。出し巻き卵の実演販売も関心が高かったようです。私は120周年ランチと抹茶のクグロフを頂き、ランチのネーミングとクグロフの味、Goodでした。看護科は巨大人体模型を設置し、「からだ旅行~身体からのおもてなし~」のテーマで人を人体の中に飲み込んでいました。私も飲み込まれましたが、小腸付近ではほふく前進を余儀なくされ、人体の不思議を思い知らされました。福祉科の催しは福祉機器の展示とアロマ体験・ハンドマッサージが目を引きました。私もマッサージをしてもらい、ローズの香りのアロマオイルをもらいました。オイルマッサージの気持ちよさに、しばし陶然としました。


校長の目

① 記念式典での校歌斉唱の際、女子生徒の美しい歌声で、最後歌 詞「~守りてゆかむ 母 校栄あり」を聞いたときに、不覚にも落涙。

②体育館の後方フロアでダンス部員が番外で踊り始めたところ、女 子生徒が次々にダンスに参加し、100人か200人の集団になって 踊り始めました。私は女子生徒の秘められたエネルギーの発露を 感じ、このときも落涙。


◇保護者後援会主催、授業参観実施

 去る10月14日(水)と15日(木)の両日、授業参観が実施されました。参観後の感想文を読ませて頂きましたが、実習や授業態度へのお褒めの言葉と共に、授業中のおしゃべりや生徒の挨拶について厳しいご指摘を頂きました。授業参観は一学期にも是非必要だと思います。いくつか感想をご紹介します。 「普段、家庭では見ることができない子供たちの姿を見ることができました」「実習風景を見られてうれしかったです。私もまた、勉強したくなりました」「集中している子供もいるが、お喋りばかりしている子も見られる」「良く言えばのびのびした授業で、悪く言えば高校生としては落ち着きがない感じがしました」「初めての授業参観でしたが、頑張っていることを実感できました」「授業参観がもっとあるといいですね」「もう少し挨拶をする生徒が増えてくれたら良いと思いました」



◇記念事業「教育環境整備」進行中   

 120周年を記念して寄付をお願い申し上げましたところ、同窓会や保護者後援会、関係者の皆様から、目標の一千万円の二倍を越える寄付を頂きました。早速、教育環境整備として、シャワートイレへの改修、一部教室壁面の塗装、前・中庭の敷石(インターロッキング)の高圧洗浄、体育館の校訓額復刻、シカ先生が好まれたザボン(2本)の植樹等をすでに実現しました。この場をお借りして、心よりお礼を申し上げます。





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