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先日、10月5日に食物科2年の「西洋料理講習会」が行われました。
今回もホテルニューオータニ博多特別顧問の小田英男先生をお招きしての講習会でした。
内容としては、フレンチフルコースディナー料理を披露していただきました。
午前中は、すべて下準備です。
午後から一気に仕上げに入ります。
今回の小田先生のサポートされるシェフは、西岡先生です。
↓アシスタントの皆さんです。
まず最初に「玄海産平目の燻製 筑前町木酢のドレッシングで」
とても美しいですよね。
そして、朝から仕込んでいたビーフコンソメを使って
「和風ビーフコンソメスープ 鴨団子を添えて」
「カナダ産活きオマール海老のポワレ 糸島醤油を使ったトマトと浅蜊風味のブールブランソース」
料理は、有名な料理人のレシピ本のどおり作っても同じ味にはならないこと、それは
それぞれ作り手の味覚を信じて作るということ、常に味見をして作り上げるということなど
仰っていました。
ブールブランソースを作られているところです。
立派なお肉、和牛ランプ肉です。
こちらは、スチームコンベンションで65℃で40~60分火入れをしたもの
なかなか普段食べられないお肉を前に「わぁ~」っとどよめき!
そりゃ~食べたいよね~
と思ったら、みんなに切り分けて「味見してみなさい」と!先生から
「和牛ランプ肉 和風ロースト 赤味噌コンソメスープ」
みんな一切れずつ美味しそうに食べていました。
そして最後のデザート
ピオーネをフランベ
この炎を出すのがみんなが喜ぶからと毎回見せてくださいます。
作ったソースをアシスタントに必ず味見をさせ、「どうだった?」と、やり取りが幾度もありました。
なんだかほのぼの!
こちらが「ピオーネのコンポートのフランベ ピオーネソースとアイスクリーム添え」
そしてまたまた
試食タイム
お酒香りが効いたひとランク上のデザートでした。
こんなに素晴らしいフレンチフルコースディナーが出来上がりました。
先生方、お忙しい中、本校食物科のためにおいでいただきありがとうございました。
この講習会で調理師としての自覚を新たにできたことと思います。