杉森神社の物語(東広島市河内町)癒しのある風景

人生は、実験の連続。愛される神社を目指して頑張っています。祭りとは奉ること。ご祈願毎に神饌をかえ丁重なお祭りをします。

平成23年8月の日記9 広島県神社関係者大会

2011-08-24 19:34:40 | 日記

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旧暦7月24日 処暑(しょしょ=残暑がしばらくとどまるが、朝夕は秋の気配が漂う)

綿柎開(めんぷひらく=綿を包む咢が開き始める頃)

 

雨時々曇り。まだ薄暗い5時半、神社に行き、昨日のホタルさんのこと、感謝の念で参拝し、朝一番の電車に乗り、アフラックホールじゃなく、アルソックホール(広島県立文化芸術ホール)に向かう。

途中、広島バスセンターから旧広島市民球場の解体現場を横目で見て、1500名の参加の広島県神社関係者大会開催地に向かう。

 

 

久々に大勢がいる中に入り、何故か身体が疲れてきた。・・・自分も田舎者になったんかのう・・

 

神社本庁総長の「天皇陛下の詔を拝して」-東日本大震災被災神社の復興に向かってーの講演を聞き、神社界の取り組みや被害状況の報告を聞く。

 

 

なんと神社の倒壊は岩手や宮城、福島よりも茨城県の方が多かったことには驚かされた

。世間の知らないところの現実である。

 

 3月の時点では義捐金は東北三県に絞っていたと聞くが、被害を客観的に観察し適切な判断が神社本庁には求められる。それには、前例主義や独断ではなく、いろんな方の意見を尊重する心構えも必要であるということであろう。

 

そのような中での神社界が集めている神社界のための義捐金額は阪神淡路大震災の比ではない。それほど未曾有の災害であったことを神職をはじめ国民が認識した証である。

 

東日本、なんとかして立ち上がってください。そして、日本よ、思いやりの気持ちを持って生きましょうよ!危機を乗り越えましょう!過去の日本がそうしてきたように・・・

 

講演後、エリザベト音楽大学の演奏会がありました。

 

 

ウサギ追いし・・と「ふるさと」の演奏が流れはじめると、誰ともなく、口ずさみがはじまり、2番、3番となると、歌詞を忘れたのでしょう・・・静かになっていった会場・・ウハハ