杉森神社の物語(東広島市河内町)癒しのある風景

人生は、実験の連続。愛される神社を目指して頑張っています。祭りとは奉ること。ご祈願毎に神饌をかえ丁重なお祭りをします。

2月の日記13 太陽が戻ってきました

2014-02-14 12:04:15 | 日記

2月13日

朝日がいつのまにか橋の上に戻ってきていました。春が待ち遠しいですね。

神楽殿の屋根から落ちた雪の後片付け、ゆっくりゆっくり

 

神道の葬式の相談がありました。

仏教と違って、出来たお経を読むのではなく、亡くなられた人の人生を振り返り、経歴を奏上し、立派に生きられたことを称え、御霊安かれ、そしてご先祖となって子孫をお守りいただくよう御霊前に申し上げます。

ですから訃報を聞いたあと、あわてて遺族から経歴などを聞き取り、祭詞作りなどをしなければなりません。

今回は、私への依頼ではなかったのですが、他の神職さんから葬儀用の道具がないかとの問い合わせを受けたのです。残念ながら中河内に神道の家が殆どないため、事前準備もしていない現状です。

斎場で祭壇などは用意しているでしょうが、霊璽(亡くなった方の御霊を遷し奉るもの)や陰燈(霊璽奉遷に使用)、仮霊舎(霊璽を祀る舎・ない場合もあり)や葬儀用の装束などは神職側で用意することになります。これらはすぐに用意できるものではないので、結局、そのようなものを備えている神社に依頼することにもなります。(本当ならば昨年の2月頃には賀茂支部としていろんな方針が決まっていたはずなんですけどね・・・どうなっているんでしょうかね・・・)

今回の照会を受けながら、ある程度準備がいるかもしれないと思い、将来あるかもしれないことを想定し、祭詞の勉強などをはじめた今日でした。

 

今日もルリビタキやアオリがそばにきてくれました。エナガの群れはアオリの群れに躊躇して高い木の上を飛び回っています。

ルリビタキ

アトリの雄

 アトリのメス

 

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