2月17日
祈年祭(としごいのまつり)
年とは稲の実りを言い、稲をはじめとする五穀の豊穣と商工業の発展を祈る祭りです。
例祭、新嘗祭と同様の大祭式で行われます。
この祈年祭では、種籾、豆、サトイモ、ジャガイモなどの種をお供えし、豊作を祈りました。
神社は本来個人の願いを聞き届けてもらうのを本義とするところではなく、神々を称え、たくさんのお供え物でおもてなしをし、皇室、国家、地域の繁栄・発展・安全、そして米作りへの御守護を祈り、豊作を感謝するところであります。
まさに「神は人の敬ひによつて威を増し、人は神の徳によつて運を添ふ」であります。
毎年実施しているこの祈年祭ですが、今年初めて地区に案内を致しました。
とても大事なお祭りではありますが、神楽や出店、芋煮会などが付随しているお祭りと異なるため、参列が見込まれないであろうとの予測の中、総代さん3名と農業従事者1名、氏子さん2名の参列となりました。
そして今回は、私が甘酒を作る予定でしたが、篤志の方がご好意により、甘酒とかす汁を作って下さいましたので、みなさんでたっぷりといただきました。感謝感謝感謝!
そして、参列者の方が俳句を詠んでくださいましたのでご披露申し上げます。
「うぐいすも 初音で祝う 祈年祭」