もうすぐクリスマス、そして、お正月。
ホリデーシーズンの到来です。
パーティーや旅行を計画している飼い主さんも多いことでしょう。
ワクワク楽しみな時季ですが、ペットにとっては思わぬリスクが潜んでいます。
(以下、藤井動物病院FVMCのXより引用)
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これから冬休みに向けて動物たちのための準備をしてください。
動物へのクリスマスプレゼントは個性に合わせたおもちゃの選択、
食物アレルギーへの配慮、適切なサイズと安全性の確保が重要です。
動物とともに旅行に行く方は、動物に合ったキャリーケースを用意し、
初めての方は獣医師と相談して、必要なもの、薬などを準備します。
お客さんが来る予定のお宅は、動物のために静かで安全なスペースを
確保し、興奮やストレスのかかる子は必要に応じて獣医師に相談してください。
高齢の動物には特別な注意を払い、快適さを提供し、定期的な休憩と、
事前の薬の確保が必要です。
また、クリスマス、お正月中の動物病院の営業時間変更に加え、
救急病院の連絡先を確認し、ペットが必要とする薬や食事を事前に
準備してください。休みに備えてください。
(引用、以上)
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この季節に人気のポインセチアやシクラメンは犬や猫が食べると有毒です。
寒くなって室内に入れたポトスやスパティフィラムなど、
観葉植物の多くも有毒ですので、置き場所に気をつけましょう。
(*植物の購入時に毒性をチェックしてください)
クリスマスツリーのモミの木も有毒。オーナメントも、ボール状や
尖った物、口に入れやすい物はペットが飲み込むと危険です。
プレゼントに付いたヒモやリボン、編み物の毛糸なども、誤飲に要注意。
料理で出されるチキンの骨やケーキのチョコレートは絶対に与えないでください。
人にとっては嬉しい来客も、動物にとっては警戒すべきテリトリーへの侵入者。
犬や猫は甲高い声や大きな音、ドタバタがストレスになります。
悪気がなくても、子供たちが追いかけ回したり、「可愛い~!」と近寄ったりせず、
ひとりで居られる静かな部屋や隠れ場所をつくっておいてください。
来客に興味をもって、自分から出て来るまではそっとしておきましょう。
(*動物の気持ちやペースに配慮してください)
犬を連れて旅行に行く際は、逸走しないようくれぐれもご注意ください。
首輪やハーネスのすっぽ抜け、車からの飛び出しなど、見知らぬ土地で逃がすと一大事です。
無事に再会できるかどうか……
SNSで、猫にハーネスをつけて散歩をさせている動画を散見しますが、
不意の出来事などに驚いて逃がしてしまうこともあるので絶対にやめてください。
万一に備えて、迷子札とマイクロチップを装着しておきましょう。
猫は特に移動や環境の変化がストレスになるので、お留守番がベターです。
世話をしてくれる家族がいれば安心ですが、いない場合はペットシッターを頼みましょう。
ペットカメラを設置しておけば様子を見られますが、
猫だけでお留守番をする場合、長期の旅行は控えましょう。
お正月は動物病院が休業し、フードの通販も滞りますので、
薬や療法食は早めの入手を。
待ち遠しいホリディ・シーズン♪
人もペットも楽しく安全に過ごしたいですね💛