毎年、この時季になると区民から保健所や杉並どうぶつ相談員に
子猫の相談が多く寄せられます。
「庭で母猫が子育てをしている」
「迷子らしい子猫を見た」など、
ご相談はさまざまですが、有志の相談員が現場に出向き、
人道上の理由から子猫を保護しています。
授乳して育てる必要がある子猫もいます。
*(「保護」は相談員有志の個人活動となります)
外で産まれた子猫の大半はカラスに食べられたり、衰弱死、
病死し、運よく生き残ったとしても過酷な生活が待ち受けています。
猫風邪で苦しむ子猫。悪化すると失明なども。
子猫を見かけたら、迷わず保健所にご相談ください。
(費用は相談者のご負担となります)
また、飼い主のいない猫の世話をされている方は、
必ず母猫に不妊手術を施してください。
子猫を保護しても母猫の出産を止めなければ、
不幸な子猫が増え続ける悪循環は変わりません。
猫が増えると、ご近所迷惑にもなります。
嫌われてしまうのは、猫です。
このようになる前に不妊手術をしてください。
度重なる出産は母猫にとっても重い負担となります。
杉並区では、飼い主のいない猫を増やさない活動支援事業を
おこなっています。
個人でも、グループでも、申し込めます。
詳しくは下記をご覧ください。
☘飼い主のいない不幸な猫を減らし、環境衛生を保ち、
動物と共生できる杉並区をめざして、
区民の皆さまのご協力をお願いいたします。
飼い主のいない猫についての相談先:
杉並保健所生活衛生課管理係
電話 03-3391-1991