<関東大震災100周年 災害を知る・備える>
多くの尊い人命が奪われた関東大震災から今年で100年。
節目の年に、災害への知識と備えを再考しようと開催された
危機管理室 防災課主催のイベントに今年、
杉並どうぶつ相談員も初めて参加させていただきました。
現在、区役所1Fロビーが工事中のため
エントランス脇のイベントスペースにて実施。
相談員もブースを出し、パネルやリーフレット類の他、
同行避難に必要なペット用品の展示などを行いました。
4日の朝は降雨で心配しましたが、
雨も上がり、無事に開催することが出来ました。
今夏は異常な暑さでしたが、二日間とも蒸し暑かったです。
(屋内に入るとスーッと涼しい)
<災害対策班>のメンバーが二日間、交代でブースにて対応。
区役所を訪れた方々などに、ペット防災や同行避難について
資料を差し上げ、説明しました。
両日で100名ほどの区民の皆さまが立ち寄ってくださいました。
区議の方々も数名、寄ってくださり、意見交換をしました。
「ペットがいても震災救援所に避難できるの?」
と訊ねる方もいらして、まだまだ同行避難の周知は必要と
感じました。
(起震車で揺れを体験)
三々五々、訪れた方々が関東大震災の写真に見入ったり、
防災品の展示を眺めて、職員に質問されていらっしゃいました。
発災時、命を守るために、
住宅の耐震化や不燃化、家具の転倒防止策などを講じていただくことや、
最寄りの震災救援所(区立の小中学校)の同行避難・
受入れ体制を調べておくこと、
飼い主同士が震災時にペットを預かる/預ける など、
地域で共助の繋がりをつくっておく必要性を今後もアピールして
いきたいと思います。