新年おめでとうございます。
今年も杉並どうぶつ相談員をよろしくお願いいたします。
今冬は寒さが厳しいですね。
祖先が砂漠の動物だった猫は冬がとても苦手です。
飼い猫は暖かい室内でのほほんと暮らしていますが、
外にいる猫は身体をまるめてじっと寒さを耐え忍んでいます。
お宅の庭や敷地内に寒さをしのげる小屋があれば、
猫にとっては天と地ほど冬のつらさが異なります。
写真は猫用に作った木製の小屋です。
雨風を避けられるよう坪庭にトイレとともに設置。
なるべく寒気が入らないよう、猫が安心して寝られるよう
入口を隅に小さくとっています。巣穴の感覚です。
収納ケースや発泡スチロール、また、段ボール箱をビニールで
覆ったりと、猫の小屋は工夫次第で簡単に作れます。
中にウールなどを敷き、その下にカイロを入れてあげてください。
これで猫は快適に冬を過ごせます。
もちろん、家に入れてあげることができればベストですが、
それが叶わない次善の策としてオススメします。
水は少し温めてあげてください。
☛<ご近所迷惑にならないために>
*猫の世話をするなら必ず不妊去勢手術をしてください。
杉並区の助成金事業をご活用ください。
*小屋と一緒にトイレを設置してください。
*必ず自己所有の敷地の安全な場所に置いてください。
*多数の猫の世話はやめましょう。
(置きエサはしないでください)
ご近所迷惑にならないようご注意ください。
嫌われてしまうのは、猫です。
☘飼い主のいない不幸な猫を減らし、環境衛生の改善に努めましょう。