杉並区では、東京都獣医師会杉並支部の協力を得て、
飼い主のいない猫の不妊去勢手術の費用助成を
平成16年度(2004年)から実施しています。
🐱杉並区から東京都に引き取られた猫の頭数
平成16年度 352頭
平成23年度 48頭
平成28年度 5頭
令和元年度 6頭
*平成28年度以降の頭数は最少4頭で、ほぼ同数。
東京都では前回の動愛法改正以降、相当の理由が無い限り
猫の引取りはしない方針で、区から引き取られた猫は
路上などで保護された負傷猫と見られ、
予後不良の場合は安楽死となります。
🐱飼い主不明の猫の死体引き取り数
平成16年度 905頭
平成23年度 706頭
平成28年度 403頭
令和元年度 240頭
*杉並清掃事務所が回収した飼い主不明の
猫の頭数は平成16年度より大幅に減少しましたが、
平成28年度以降、減少が鈍化しています。
以上、「飼い主のいない猫の世話・杉並ルール」より
飼い主のいない猫に関して保健所に寄せられる相談は
様々ですが、近年は不妊去勢や保護したい旨の相談が
増えてきているとのことです。
杉並区では飼い主のいない猫の見守りをするボランティア住民の
登録制度を実施しています。助成制度の申請手続きが簡略化され、
無料で不妊去勢手術等が受けられる優先枠が付与されます。
また、個人を対象にした助成も行っています。
飼い主のいない猫の世話を始める方や不妊去勢手術の進め方で
お困りの方には、杉並どうぶつ相談員が活動の支援を行っています。
(活動の主体はあくまで猫の世話をする方となります)
杉並区の助成事業や、活動への助言、支援などは
杉並保健所生活衛生課までご相談ください。
☎ 03-3391-1991
☘飼い主のいない不幸な猫を減らし、環境衛生の改善に努めましょう。