土曜日は娘が、私たちの様子を見に来てくれる。
いや、食料調達に来るのかもしれない。
久しぶりに「鶏飯」(けいはん)を昼御飯に用意した。
「鶏飯」とは、鹿児島の郷土料理だそうだ。
我が家では、もう何十年も前からこの料理が好きで食卓にはよく登場していた。
鶏むね肉をゆで、とれたスープに少し濃いかなと感じるくらいの味をつける。
むね肉はむしっておく。
この料理の一番重要なのは、大根の味噌漬け。
この味噌漬けの味で、決まるような気がする。
我が家はそこに、シソの実漬け 錦糸卵 紅ショウガ 青のり 切りごまをあつあつのご飯の上にのせて、スープをかけていただく。
具だくさんのお茶漬けとでもいいましょうか。
せっかく用意したが、娘は都合が悪かったのか来なかった。
長年の相方が一人「久しぶり、上手い!」と言って、おかわりをしてくれた。
夕飯も「鶏飯」
鶏皮は細かく切って、甘酢につけて酒の肴にはもってこい。
一週間後くらいが食べごろ。
時には、思い出して料理をしないと、忘れてしまいそう。
もうすぐ結婚記念日。
金婚式のすぐ手前、よくももったものです。
撮影地 「 六甲高山植物園」ヒマラヤの青いケシ