全然気にしていませんでしたが、
今日でわたしのブログも300回を超えましたぁ~
昨年の9月からはじめてましたので、
ほぼ毎日更新しています。。。
ホント、わたしの個人的な事柄が殆どですが。。。
。。。ということで、本日は すし屋に嫁いで思う事 シリーズを
今日のお題は 『板前は包丁を大事にする』 ということ。。。
では早速。。。
お父さんが普段使っている包丁は、
家庭用とは違う、柳刃包丁(やなぎば) という 細長い刺身包丁です。
すし屋に限らず、日本食の板前さんも使っていますね。。。
わたしがこの柳刃に触れることはありません。
違う包丁です。(愛用しているのは、お父さんが昔、
先輩の板前さんより譲り受けたぺティナイフ。
わたしにはこれが一番使い易いです)
↑ 上手く撮れませんでしたが、こちらが柳刃包丁。
実物はもっと光ってます
実は今使っている 柳刃は4代目。。。(画像の下の方)
上にあるのが、初代です。
(たしか、両方とも1尺=30.3cmの長さだったと思います)
磨いで、磨いで。。。長さも厚みも無くなりました。
(お父さんは板前歴19年。
この年数でこの本数は普通なのかどうかは判りかねますが、
ものもちがよい方だと思います。。。)
最近ではあまり使うことも無くなりましたが、
やはり大事なものなのでしょう。。。
今でも時々ちゃんと磨いであげているようですょ
すし屋に入って、作ってもらった思い出の1本ですからね。(名入りです)
いわば、板前への第一歩。
大事なはずです。。。色々な意味で。。。
ちなみに初代は国行(国は昔の漢字デス)、
2代目はかね惣、3.4代目が正本(まさもと)です。
(包丁のブランド)それぞれ、今でも手元にあります。
かね惣は、浅草橋のお店へ行って買いました。
3代目の正本は、築地場外のお店へ行って買いました。
(わたしもお供しました。。。興味があったので)
特に、築地の正本さんへ行ったときは緊張しました
職人相手のお店ですからね、
ただならぬ雰囲気と申しますか。。。(お店の方も、もちろん職人さん)
綺麗に並んだ、ピカピカの包丁たちを目の当たりにして、
完全に舞い上がっていました、わたし。。。
(そんな時もあったなぁ。
それにしても。。。本焼きはやっぱりいい包丁だなぁ。。。
輝きが他のものとは全然違うのです。
長さが違うだけで、もうそれは日本刀です、綺麗です
いつかは買ってあげたいなぁ。。。かなり高額ですが。。。)
。。。我が家には他にも、大中小の出刃包丁や牛刀といったものもあります。
そう言えば、フグひき包丁なんてものもありますねぇ。
(お父さん、フグ免許持ってます。)
それぞれ用途に応じて、使い分けます。
1本ずつ、大事に大事に磨いで使っています。
(時々、「あ~、おっ欠けたぁ」って時もありますが。。。
)
お父さんがこれらの 包丁を大事にする ということは、
時に、自分のやってきたことを見つめ直し、
そしてまた先へ進む為への 道標 なのでしょうか。。。
わたしには、そんな風に感じ取れます
道具を大事に出来てこそ、一人前。。。(どこかで聞いたことがあります。)
当たり前だけど、やはりとても 大事なこと だと思います