気ままな遍路人

人生いろいろ…徒然な日記

遍路旅19

2007-09-20 21:05:40 | 遍路旅

遍路の心得として、

  1.不殺生(ふせっしょう) 殺生しない

  2.不偸盗(ふちゅうとう)  盗みをしない

  3.不邪淫(ふじゃいん)     邪淫しない

  4.不妄語(ふもうご)    嘘をつかない

  5.不綺語(ふきご)     お世辞を言わない

  6.不悪口(ふあっく)    悪口(陰口)を言わない

  7.不両舌(ふりょうぜつ) 二枚舌を使わない

  8.不慳貪(ふけんどん)  欲張らない

  9.不瞋恚(ふしんい)   怒らない

 10.不邪見(ふじゃけん)  邪(よこしま)な心に囚われてはならない


上記を「十善戒」といい、遍路は常にこの十善戒を心に留め修行の一つとして歩きます。


遍路旅18

2007-09-19 23:34:17 | 遍路旅

お遍路でいくつか注意しなければならない事があります。

今回は昼食についてお話します。昼食は市街地を歩いているときは特に問題はないですが、山間部や民家の少ないところでは、いくら歩いても商店や食事処がない箇所があります。

空腹にめまいがし、フラフラになりながら歩かなければならないこともあるので、その日の行程でお昼時はどの辺りを歩いているか地図で見当をつけ、もし食事が出来ない状況なら、前日夜に宿の人に相談するか、朝のうちに弁当などを用意しておかなければなりません。

水分は以前に比べ、車道沿いに自動販売機が結構あるので、都度補充することが出来ます。

  参考地図(送料別なので問い合わせ必要)

       『四国遍路ひとり歩き 同行二人』

       〒791-8075  愛媛県松山市ひばりヶ丘5-15

       へんろみち保存協力会  089-952-3820

       地図編のみ 2500円       解説編・地図編セット 3500円


高野山にて(不思議体験6)

2007-09-18 23:23:20 | 不思議体験

今年の5月末に高野山に参詣したときの不思議体験です。

この日は朝から、どしゃ降りの状態で参拝客もまばらでした。大げさのようですが、前方が霞むくらいの大雨でお店の軒下で、どうしたものか困ってしまいました。

でも、いつまでもこうしてはいられないと思い、ポンチョを被り奥の院(全長約2km)へ歩きだしました。いつもなら、左右にある各大名のお墓を観察しながら、ゆっくりと歩を進めるのですが、あまりのどしゃ降りに先を急ぎました。

やっとの思いで灯籠堂に着き、一息つかせていただいた後、灯籠堂の裏手にある弘法大師様の御廟へ出向き、一心不乱に般若心経を唱えさせていただきました。

すると、信じられない現象が起こりました。

その時は、私の他に御廟前の石畳を使いお百度参りをされてる白衣姿の女性の二人だけの状態でした。辺り一面霞むほどの雨が、御廟の上空だけ徐々に青空が射し始め、最終的に御廟周辺の上空だけ晴天となってしまったのです。

私は何が起こったのか解らず呆然としていると白衣姿の女性も足を止め、その晴れた上空を見上げてました。次に自然と顔を見合わせ同時に首を傾げました。

時間にしてあくまでも自分の感覚ですが、2~3分の出来事でした。

次の瞬間、ザァーと雨が滝の如く、降り始め元の状態に戻りました。

自分勝手な解釈ですが、弘法大師様に「良く、遠方から参詣にきたな。」と言っていただいたような気がしました。


初めての家庭菜園

2007-09-18 17:14:23 | 園芸・植物

今年は野菜作りに興味をもち、早速実家の庭を借り実行しました。

かぼちゃ・なすび・ピーマン・きゅうり・とうもろこしと挑戦しました。

かぼちゃは3~4個身をつけたのですが、結局しっかりしたものは1個のみです。今週中に収穫予定です。

なすび・ピーマンは8月末よりグングン成長し、都度収穫し食しました。

きゅうりは一番育てやすく、かなり投げておいても勝手に成長し、逆に大きくなり過ぎて食べごろを逸します。

とうもろこしは、アブラムシ対応や鳥避けネットの設置と一番手をかけました。手をかけたわりには、身が小さく5~10㎝の長さでしたが、味はスーパーで売っているのに比べたら、とても甘く美味しかったです。

いずれにせよ、自分で作ったものだから、安心して食べられるのが魅力です。

来年は更に作面積を増やし、美味しい野菜をたくさん作りたいと思います。


守護霊と前世

2007-09-17 23:49:38 | 日記

最近、某TV等では守護霊とか前世なんていうのが流行っています。

何が正しくて何が間違いなのか、前世を知ってどうするのか。単純に「あぁ、そうなんだ。」が、せきのやまでありそれを踏まえて、これからの人生に生かす人なんて、ごく僅かではないでしょうか。

輪廻転生説があり、この世が修行の場であるならば、前世を知ろうが知らずがその人に設定された運命であり、自覚をしたからといって、大きくその道理を変えることは出来ないと思います。

中には、前世を知って心から自分に与えられた運命を甘んじて受け入れ、本当の意味での修行をされる方はいらっしゃると思います。でも、俗世の誘惑に負けて生涯継続することは難しいと思います。

それよりも、現実的に今自分にできることを確実に実行し、将来に向けての目標を設定し、着実に歩んでいくことが大切だと思います。

その努力が報われた時、初めてその人の修行が達成されるのではないでしょうか。

また、その時に守護されている方も、その人を守護した目的が達成されるのではないでしょうか。