猛暑の日本列島は水不足や豪雨災害に見舞われる地方など、極端なニュースが流れる度にこの自然現象を憂いてしまう昨今です。
このところ気になるのは福島第一原発から海へ流出している大量の汚染水です。大震災から2年5ヶ月が経過しても東京電力の収拾能力が問われるだけにこの先が案じられます。
「原発は火力より高い」著者の慶応義塾大学金子勝教授は、「原発の廃炉費用、事故処理費用、賠償・除染費用の巨大さを隠して原発は安いと嘘をつき、事故処理・廃炉費用を税金・料金で国民負担にし、賠償・除染費用を支払わずに、ゾンビ化する東電と日本原電をずるずる救済。原発再稼動と原発輸出を成長戦略にする。日本は世界から取り残され衰退を加速させる」とつぶやいていました。
世界中の海がつながっていることを思うと、福島原発の放射能海水汚染はどんどん広がって日本だけの問題でなくなってくることでしょう。
つながっていると言えば国道8号を走る車は他県ナンバーが一気に増えてきたようで、いよいよ“民族の大移動”で街なかもにぎわってきました。私もお盆を前にして目が回るほどと言えば大げさですが忙しい日が続いています。 しばらくはブログの更新が滞るかもしれませんが「一週間も書き込まないのはブログではないよ」と言われないようにします。
写真は真夏の暑さをものともせずに咲く塀垣のノウゼンカズラ(凌霄花)。つる性の一日花ですが沢山の生命が活気づく草木です。