今朝7時の気温は20度の肌寒さです。最高裁の「婚外子相続差別違憲」について、早くもネット上が熱くなっています。
知り合いのブログ『私日記「のびる」~キャメロンハイランドより~』でも詳しく書き込まれていました。http://blog.livedoor.jp/masahiro16/archives/2013-09.html
自民党政権下ではこれまで選択的夫婦別姓制度についても、超党派議員による民法改正法案が提出されるたびに廃案になってきた経緯がありますが、今回もまた家族制度の崩壊につながるなど数の力で反対されるのではと危惧してしまいます。
また曽野綾子氏の週刊現代(8月31日号)への寄稿がネット上では大激論で、見出しが「出産したらお辞めなさい」ですから白熱するのも当然のことで、翌週号(9月7日)では賛否両論を掲載です。産休制度は労働基準法65条に明記された労働者保護の根幹で、国際的にも疑問の余地はなく、これを否定しては国の男女共同参画社会推進との整合性がありません。
ところでウィキペディア(Wikipedia)で曽野氏は「きわめて保守(=右翼)的。時に物議を醸す発言を行っている。」と記述です。政府の教育改革国民会議委員や、第2次安倍内閣の教育再生実行会議の委員でもあり教育提言を行う立場の人なので、子どもたちに「出産したらお辞めなさい」と教育していくつもりなのでしょうか。
「食べもの通信」9月号は「問われる学校給食」~今のシステムで子どもたちの命と食を守れるの?~特集です。
※「食べもの通信」 http://www.tabemonotuushin.co.jp/
経済優先で軽視される教育の一環として位置づけられている学校給食ですが、これを真っ向から否定する議員もウヨウヨいた市議会でした。選択的夫婦別姓への請願についても彼らは猛反対で、私は強制ではなく選択性であると主張してきたことなどを思い出す終日です。