すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

なぜ急ぐ原発再稼動・・・

2013年09月25日 | 日々思うこと

昨夜のNHKクローズアップ現代では、裁判の取調べで虚偽の自白を生み、えん罪の原因と批判されてきた警察・検察による密室での取り調べについて、「可視化はどうあるべきか」を取り上げていました。

 

「可視化」の法制化を目指す国の審議会の議論がこう着状態に陥っていますが、糸魚川市議会も同様のこう着状態のようです。CATVとインターネットの中継は本会議だけで、各委員会審議は市民には見えません。これまでも委員会中継の必要性が求められてきましたが、議会運営委員会では最大会派を中心とした反対で前に進むことができないようです。


いかなる会議も閉ざされた密室ではなく、オープンな“見える化”が求められていることを一市民になってより強く感じます。4月の改選期で議員定数の大幅削減を強く主張してきた最大会派ですから、改選後の責任をしっかりと持ち市議会における「可視化」を早く進めるべきと考えます。 

 

Photo

写真は東京電力柏崎刈羽原子力発電所の全景で、東電HPで<画像をPCにコピーしてご利用ください>とあり、そのオープンな“見える化”に少し驚きながらの借用です。1号機から7号機まで821万KWと世界最大出力の原発ですからとにかく広いですね。私は2回視察に訪れたことがありますが、あれから20数年が経過しての安全神話の崩壊です。 


その柏崎刈羽原発の再稼動をめぐって本日、泉田知事と東電廣瀬社長の再会談が行われました。「東京電力はお金と安全、どっちを大切にする会社ですか?」と問う知事に「当然、安全です」と答えた東電社長・・・、本当にそうであれば再稼動は急ぐことはありません。

そんなことで今日はあまりメディアから伝わらない、福島第一原発4号機の建屋のむき出し状態をYou Tubeで空から見ました。4号機の燃料プールが崩壊すれば日本は終わりという世界が認める原発危機が続いているのに再稼動とは・・・、いのち軽視の日本が見えてきます。