すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

あの日から3年、帰れない原発避難者たち

2014年03月09日 | 日々思うこと

東日本大震災からまもなく3年目、このところNHKスペシャル・災害シリーズを欠かさず視聴で、昨夜は「避難者13万人の選択~福島 原発事故から3年~」でした。原発事故で故郷を追われた避難者は13万5千人、住み慣れた故郷へ帰ることを諦めざるを得ない避難者や逆に放射能への恐れから帰れといわれても帰りたくない避難者たちが直面する現実が伝わってきます。

国の方針に翻弄され、震災3年目の厳しい選択を迫られている原発避難者を救済するために何が必要なのか、政治のあり方を考えさせられてしまいます。続く今夜は「どう使われる 3.3兆円~検証 復興計画~」で、宮城・岩手県沿岸
すべての市町村について、復興計画の進捗状況や、支援制度の構造的な課題を見つめる番組でした。



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そして東電福島第一原発事故は、紛れもなく国と原子力産業による“人災”で、国際環境NGO
グリーンピースでは、事故被害の実態の調査とともに安全で経済的にも将来性のある自然エネルギーへのシフトを具体的に提案しています。次世代のために、再稼働ではなく自然エネルギーへの転換をと、もっと訴えていかねばと痛感するあの日から3年目です。

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昨日は雪が降り出す寒い日でしたが、今日は朝から穏やかで、須沢海岸ではウォーキングをする人たちが大勢で、日本海の向こうに立山連峰があるような珍しい風景です。
午後からは気温も上昇し、庭に出て鉢物の植え替えなどを楽しみましたが、深夜には氷点下の冷え込みです。三寒四温をこうして繰り返しながら春が近づいていることを実感する日曜日です。