すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

安倍政権の女性閣僚と私の“怒り”と・・・

2014年10月17日 | 日々思うこと

日本のすべての原子力発電所の運転が止まってから1年が経過したことは先月16日に書き込みましたが、その後、九州電力の他に北海道、東北、四国、沖縄の大手電力5社は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)に基づく電力の新規受け入れを管内全域で停止すると発表しております。計画中の太陽光発電事業は受け入れるとされていますが、再生エネの事業者に混乱が広がっております。政府は福島第1原発事故を踏まえて再生エネの導入を推進し、新規参入を促す柱と位置付けられてきただけに残念ですが、その背景には原発推進の“原子力ムラ”の強い力が見えてきます。経済産業省は制度設計の甘さを露呈し、抜本的な見直しを迫られていますが、ドイツのように世界の潮流とは逆行する地震列島の原発依存のエネルギー政策に憤りの昨今です。

その経済産業省の小渕優子大臣の資金管理団体、政治資金の不適切・不透明な支出疑惑が浮上し、昨夜から本日のニュース番組を聴き入りました。野党から追及を受ける大臣答弁から世襲議員とはいえ、その政治姿勢と金銭感覚にますます疑惑が深まりました。また松島みどり法務大臣は選挙区でのウチワ配布に関わる野党の質疑を「雑音」と表現したことに、昨日の参院議院運営委員会理事会で謝罪をしたものの、これって公職選挙法に払拭するのではと・・・。さらに松島氏は院内でのストール着用については「ルールを知らなかった」と、当選4回の法務大臣にして国会規則を知らない安倍政権の軽い女性閣僚です。


 

写真は庭に自生するツワブキ(石路)で今年もたくさん黄色い花が咲きました。ツワブキは海岸に自生するキク科の常緑多年草で、半日陰でよく育つ植物です。そして大文字草も見事な花をいっぱい咲かせました。5枚の花びらの長さと並びが漢字の「大」の字に見えることからこの名が付いたそうで、毎年秋に咲く大好きな野草の一つです。




ところでノーベル物理学賞を受賞し「怒りが原動力」という中村修二氏、私自身も日々の疑問の数々と怒りが活動の原点ですが、毎日怒ってばかりいてもと思いそれをカバーし癒してくれるのが四季折々の花々です。また「gooブログ」は今までなかった画像一覧の機能などもあり、一年前に書き込んだ記事が毎日メールで届きます。昨年の今日は偶然にもツワブキの花と強気の首相答弁で、「花言葉は謙虚・謙遜・・・、葉には強い抗菌作用があり、首相に返り咲いて9ヶ月余のねじれ国会を解消した強気の総理大臣に煎じて飲ませたい思い・・・」と書き込んでいました。