すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

基地に「NO!」の沖縄と立憲主義に背く安倍政権

2014年11月18日 | 日々思うこと

朝から木枯らしの中を上越市まで出かけ、先ずは友人とスローライフビレッジで合流です。昼食はごはん処大戸屋で広島産のカキフライ定食を、ご飯を少なめにすると10円引きで雑穀を注文・・・、残飯になって捨てられることを考えると前もって客の希望を聞くのは賢明です。友人とは沖縄知事選のことや川内原発再稼動など、しばしの“おしゃべり”です。また昨夜の報道ステーションの古館キャスターは沖縄現地から中継で、当選した翁長氏との対談は生中継で国土のわずか0.6%の沖縄に74%の米軍基地があることを強調し、NHKニュース9との報道の差を感じた番組のことなどで話題が盛り上がりました。

週末土曜日に下の孫と動物パンを焼こうと合意したものの途中で計画が変更し、夕方には兄と二人で根小屋の方へお泊りです。そんなことでホームベーカリーで一次発酵したパン生地を私一人で焼き上げることになったのですが、客のご飯の量を前もって聞くお店や、県民が基地に「NO!」と突きつけた沖縄と重ねました。選挙での民意を反映できない政治のあり方と、菅官房長官の「辺野古移設を粛々と進め、計画方針に変更がない」という政府見解に誰のための安全保障なのかと憤りを感じてしまいました。

写真はいわさきちひろさんのカレンダーで作ったバックです。娘たちがまだ小さかった頃はピアノの楽譜の台紙などに活用していましたが、近年は断舎離とはいっても処分できないカレンダーの絵はどんどん溜まる一方で、2枚一組で手提げの紙袋などを作っています。お月さまの絵の方はカレンダーを二重にして孫へのプレゼントで、何かの役に立つと勝手に思い込んでいます。今日も上越の友人に差し上げると「忙しいのによくやるわね」と・・・、打てば響きあう喜んでもらえる友がいるということは幸せなことですね。

そして今夜のTBSのNEWS23では安倍首相がスタジオ出演で、解散・総選挙についてアベノミクスが道半ばで経済政策を心に響かない“立て板に水”の如く強調です。膳場キャスターと岸井アンカーから選挙の争点が、集団的自衛権や秘密保護法、沖縄基地問題と原発再稼動など他にもあると示されるとトーンダウンです。雑誌サライ12月号でも日本国憲法は「国民が国家権力制限するための規範(なすべき決まり)。国家は憲法によって授権されたことしか、してはいけない」と明記していますが、閣議決定だけで憲法解釈を変え立憲主義に背き国民をだまし続ける言葉巧みな安倍首相の危うさが伝わってくる番組でした。