新春になって食品の異物混入事件が続き、管理体制や製造工程などが指摘されています。元はといえば少しでも安くと食材や製造までを外国に依存する日本人の食べ方によるところが問題を多くしているようです。1970年代に日本に上陸したマクドナルドを中心にしたファーストフード店は、その後どんどん増え続けて競争も激化し、地方に住んでもいてもその恩恵(?)を味わうことがでるようになりました。
近年、外食産業ばかりでなく行政における指定管理者制度も同様で、民間企業の逞しさが伝わってきます。つい先日、久しぶりに孫の水泳教室の送り迎えをすると「サンドリームおうみ」の入り口のアイスクリーム自販機はいつの間にかパンの自販機に変わっており、子どもたちが喜びそうなメロンパンやスナック菓子が並んでいます。
合併前の旧青海町では見られなかっら光景で、指定管理者制度が導入されてから自販機の多さが目に余ることで市議会「一般質問」でも取り上げたことがあります。また最近、市民から屋内プールが寒すぎて風邪を引きそうと苦情が多いだけに、サービスを低下させてまでの経費節減にお役所はどのように受け止めているのでしょうか。
外食に限らず食品添加物の危険性にあまりにも鈍感な日本人の食べ方を危惧してきましたが、特に成長期の子どもたちを案じてしまいます。食品添加物のすべてを否定することはできませんが、安かろう主義の見かけ重視の添加物の多さに目を見張ります。毎日知らず知らずに食べている食品が病気の要因になっているとしたら、もう少し賢くならねばならないようですが・・・。
今日の散歩は晴れ間をみて久しぶりに須沢海岸に近づいてみましたが、強風でどこからともなく飛んでくるプラスチックゴミの散乱と押し寄せる波しぶきに愛犬もタジタジです。雪は少ないとはいってもやはり厳冬、海岸線を平気でヒスイ探しで歩く人たちが気になり、“自分の健康は自分で守る”と重ねながらの冬景色です。