すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

いのちの重さと安倍政権の軽さ

2015年01月29日 | 日々思うこと

今朝は氷点下の気温で庭の水桶などに薄っすらと氷が張りました。雪は思ったほど降らず青空が見える一日でしたが、市内山間の能生権現荘の観測点では昨日から一気に40センチの積雪で2メートルを超えました。

 

近くのデンカ社宅アパートも先週から大型重機が入り、4階建てのコンクリートの塊は“タテ割り”で徐々に解体です。雨が降っていても現場では放水しながらの取り壊しで、カマキリが葉っぱをきれいに食べるように夕方には1棟の半分近くがきれいになって、今まで見えなかった黒姫山を望むことができるようになりました。その解体現場は国道沿いからはシートで工事の様子がよく分からないようですが、散歩の途中で高い足場に人が上がっているのを発見し、愛犬としばし眺めていると各人が命綱(?)をうまく操作しながらの作業です。

命といえばイスラム国に人質になっている後藤健二さん、時間の経過とともに釈放の要求が変わって気がかりです。昨夜のNHKニュースウオッチ9ではISIS(イスラム国)の呼び方を説明していましたが、国会中継を聞いていてもISISと答弁していることが伝わってきました。

午後から衆院予算委員会の中継を視聴です。民主党の長妻昭代表代行の質問に続き、山井和則議員のアベノミクスで広がる格差と、介護報酬の実質過去最大の引き下げに対して、答弁する安倍政権から弱者切捨てが伝わってきます。続いての馬淵澄夫議員のエネルギーベストミックス(最適な電源構成)に関する質問や、原発の40年運転制限と原発の再稼働エネルギー政策について注視です。

特に30日からスタートする「発電コスト検証ワーキンググループ」の委員が7人だけで、座長と委員の計2人が公益財団法人、地球環境産業技術研究機構から選出され、中立公正性が疑われるとの追求です。政府は今まで幅広い意見をと言いながらパブコメ軽視ですが、これまで知らなかったこの委員会の問題に驚きました。そして“タテ割り行政”で答弁する宮沢経産大臣、その軽さと認識不足に『東京ブラックアウト』を重ねながら経済優先、いのち軽視の安倍政権へ「ブラックアウト!」と叫びたい終日です。