すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「MY daughter,Malala」と教育の重さと・・・

2015年01月14日 | 日々思うこと

朝一番に「ケンタッキーから こんにちわ!」とメールが届きました。送り主は旧青海町で当時のAETとして青海中学校に赴任し、今はケンタッキー州のハイスクールで日本語を教えているC・カーナーさんからです。「今度は生徒たちと一緒に日本へ来ます」と別れてから数ヶ月・・・、北陸新幹線開業まで丁度2ヶ月になり東京がより近くなります。そんな身近な国際交流に心温かくして、愛犬との散歩で須沢海岸から青空の黒姫山を撮りました。カーナーさんも懐かしく見てくれるでしょうか。

 

今夜10時からのNHKスーパープレゼンテーション、「MY daughter,Malala 私の娘 マララ」に耳を傾けました。http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/150114.html

ノーベル平和賞のマララさんの父はイスラム教の礼拝指導者で高校教師、1995年に男女共学の小学校「クシャル・スクール」を設立していたことを知りました。人々から娘マララさんをどのように育てたのかを一番聞かれるそうで、「私は娘の翼を切らなかっただけ・・・」が心に残りました。

そして昨夜のNHKクローズアップ現代「ヘイトスピーチを問う」で、京都市の朝鮮人学校の前で罵声を上げる大人たちにどうしてこうなるのかと悲しくなってしまいました。在特会の主張は説得力にも欠け、彼らの思い通りになれば日本は国際的にも孤立してゆくことで、在特会と“紙一重”の人たちが身近にも存在し暗くなってしまいます。

フランス・パリでの「イスラム国」によるテロ襲撃事件の背景も気になるところで、報復の連鎖をいかに断ち切るかが21世紀の世界共通の課題で、貧しさからの脱却と教育の重さを痛感する昨今です。