すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「私たちは原発で幸せですか?」

2017年12月16日 | 地震・原発

一昨日の伊方原発についてPC不調のために書き足らないことが多く、広島高裁は四国電力や原子力規制委員会による火山噴火の影響評価の不十分さを指摘していることが今回の判決につながりました。

次に裁判に関わった河合弘之弁護士のことで、氏は知る人ぞ知る映画『日本と原発』の監督です。河合監督は現地での情報収集や報道資料等を基に、事故に巻き込まれた人々の苦しみ、原発事故を引き起こした背景、改善されない規制基準、エネルギー政策のウソと真実を追求したドキュメンタリー映画を撮り続けました。そして故郷を手放すことになってしまう災害とは何かについて、真実の声を聴き「私たちは原発で幸せですか?」と問うています。

昨15日は想定外の天候に恵まれ、青空の中を上越まで車を走らせ、友人Oさんと久しぶりに「冬の日」でオーガニックランチです。お店の入口には薪が高く積み上げられ、小さなライトの下の「ふゆのひ」の看板は通り過ぎてしまうほどの控え目です。

8席ほどの小さなお店の隅には優しい温もりの薪ストーブがあり、友人と身体にやさしい食事をしながら、しばし政治談議などで2時に散会です。その後は娘の所へ寄って、幼稚園から帰ってきた孫の顔を見ながら4時過ぎに帰途に着きました。

夜のNHKローカル番組「金よう夜 きらっと新潟」では、『原発の町でいま何が ~柏崎刈羽原発 全基停止5年の波紋~』でした。再稼働の動きが進む中で、原発を誘致し地域振興に役立てようとしてきた柏崎市では今、原発についてどう考えられているか、NHKは独自のアンケートなどで、原発が地域に何をもたらしているかに焦点を当てています。

アンケートでは原発再稼働に賛成する地元企業が多いことに驚きました。原発から出る核のゴミ処理については問われていないことで、次世代への無責任さが伝わり、改めて「原発で幸せですか?」の思いです。

土曜日の午後は糸魚川憲法共同センターで、馬場秀幸弁護士を向かえての「講演と交流懇親会」です。憲法改正の動きが進む中で、9条3項に自衛隊を書き込む必要があるかの議論になりましたが、長くなりそうなので明後日にでも・・・。そして明日の予報はまた冬型の荒れ模様で、上越から友人Fさんがやって来る予定です。