すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

ノーベル化学賞のリチウム電池と稲刈り後の稲孫(ひこばえ)

2019年10月10日 | 日々思うこと

千葉県を直撃した台風15号から一ヶ月が経過し、現地では復旧もままならずブルーシートの家が目立ちます。この週末には最強クラスの台風19号が東日本に接近で、気象庁は早めの備えと“不要不急”の外出を控えるように呼びかけています。

昨日は、リチウムイオン電池を開発した吉野彰さん(71・旭化成名誉フェロー)がノーベル化学賞という嬉しいニュースです。ノートパソコンやスマートフォンのみならず、これからは電気自動車にも欠かせない製品として実用化で、何よりも気候変動など地球環境問題の解決など持続可能な未来への大きな期待です。

また吉野さんは笑顔で、 小学4年生の時の新任の女性教師が英国の科学者ファラデーの『ロウソクの科学』を薦めてくれたことで化学への関心が高まったと語っていました。

今日は朝から風もなく爽やかな青空で洗濯が進み、夕方に行きつけのスーパーへ買い物に出かけ、非常食などを少し揃えました。帰り道、雲一つない頚城の山々の稜線がきれいなので、遠回りをして久しぶりに姫川右岸の桜づつみ周辺へ立ち寄りました。

稲を刈った後の切り株から新しい葉や茎が出てくる稲孫(ひこばえ)で、辺り一面まるで田植えの後のように田んぼをもう一度緑一色に蘇らせ、その生命力に目を見張る久しぶりのワイド写真です。

ところで“桜を切る馬鹿”のジオパーク糸魚川市 を書き込んでから早や一年、現地の「健康づくりセンター」では温水プールの建設も進み、ここを通る度に犠牲になった桜の木々を思い出します。そして備忘録としてのブログですが、書き残しておいてよかったと思うひと時です。台風19号は12日(土)に新潟県に接近のようですが、進路に当たる皆さまも、どうぞお気をつけください。