10月も早や半ばを過ぎて日増しに夜は冷え込んできました。台風19号による被災地も寒さの中で泥との格闘で、個人で取り組む限界が伝わってきます。千曲川の決壊で浸水した北陸新幹線長野車両基地の120両は、心臓部の被害で最悪の場合は廃車されるそうで被害額は330億円、25日に東京~金沢間の全線開通の予定です。
台風による広範囲な被害は想像ができないほど甚大で、今回も収穫を前にした果物などの農作物も大打撃です。自然災害に人は成すすべがなく、社会全体どう向き合っていくか政治のあり方も含めて考えねばなりません。
数日前、美味しいコーヒーの天津神社前の喫茶「扉」のオーナーから、「お客さんのWさんから大門字草を預かっています」と連絡を受けました。一年前の約束を忘れずに株分けしてくださったことに感激しながら、午後3時過ぎに久しぶりにお店に伺いました。
ユキノシタ科の大門字草は、毎年花を咲かせる多年草で大好きな山野草の一つですが、夏越しの失敗などで庭の鉢が全滅状態でした。可憐な5枚の花びらの長さと並びが漢字の「大」の字に見えるのでこの名前がついてそうで、今度こそ大切にと早速玄関に飾りました。
こちらは2015年10月17日の大文字草で、その後の大雪などで消滅の一途で写真だけが残っていました。
国道8号姫川橋辺りから望む今日の頚城連山は雲に覆われていましたが、一年前に妙高山で初冠雪があったことを書き込んでおり、もうそんな季節なのですね。妙高山初冠雪と秋なのに桜!?