ようやっとドスンと腑に落ちた。
私はSF映画が大好きで、これまで色々観たが、なぜかSF映画が描く未来は、いつもボロボロであった。
長いことその理由が分からなかったが、例の科学的に絶対の真理である『エントロピーの法則』にのっとって
Science Fiction だけに、単に科学的真理にそって映画作品を作っていたわけで、未来都市があんなにボロボロなのであったのだ。
こりゃ、本当に『侘びしく寂しい』行く末で、現在思われている『侘び寂び』みたいな精神的余裕かました
渋く味わいのあるものではなく、情けない状の『侘び寂び』だ。
例の映画『マトリクス』も現実の都市はボロボロの廃墟であって、ロボットが人間の脳内を操作して『人間的に満足ゆく社会』を
夢みさせていたのだ。・・・こうなると、ネオたちを裏切ったサイフォンのような奴がまともに思えてきてしまった。
こうならないためにも、我々は今のうちから『侘び寂び』の真髄を体得していたほうが良さそうだ。
そのことを、未来の馬骨が私に教えに来てくれた図
『未来はボロボロだぞ!!』
システムが立ち上がるその初期条件、及び付帯条件とは何か?
写真を見る限り、侘びたり寂たり暇を持て余す人物には到底思えませんな。