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(通常の海難沈没事故とは違いすぎる、韓国海洋警察提供の摩訶不思議な旅客船セウォル号の映像)
『沈没しているのに。なぜ大勢が逃げなかったのか』
大多数の一般乗客ですが、正常性バイアスと集団同調性バイアスの相乗効果による、恐ろしい非常呪縛の金縛り状態に陥っていたのでしょうか。
沢山の乗客を乗せたまま沈没寸前、45度以上大きく傾いた韓国の大型旅客船セウォル号だが、デッキ上には救助を求める乗客の姿もないし海上には救命ボートも浮かんでいない。
普通なら我先に脱出する人々によって阿鼻叫喚の大騒乱状態になっているのだが、船も海も静か過ぎる。騒動どころか何も無いのである。
セウォル号ですが船の照明とか空調などの設備は最後の最後まで動いていた。また一般乗客向けの船内放送なども通常の通りで『不安を持たない』(パニックを起こさない)ようにと繰り返し流されていたのです。セウォル号が沈没するまで、一般乗客は自分の乗っている船の危機的な状況を、正しく把握できなかったのであろう。
逆に電気が止まるとか『動かないで』との船内放送が無かったなら、多くの乗客が危険を察知して逃げていた可能性が高い。
船室内にいた何も知らない一般乗客は、『安全のため、その場から動かないように』との船内放送の指示を守って命を失っている。
その一方では『沈没する』と知っていた船長など船の事情に明るい操船関係者はデッキにいち早く避難して助かっている。
『韓国船、救命いかだは使用不能 発覚恐れ待機指示か』
【ソウル=共同】韓国の旅客船セウォル号沈没事故で、甲板に設置されていた40以上の救命いかだのほぼ全てが使用不能で、乗員が事故前からそのことを認識していた疑いが強まっている。
船員らは沈没直前、船内放送で乗客に待機するよう指示し、犠牲者が拡大した。
乗客が脱出を図ればいかだの欠陥が発覚するため、あえて待機を命じた可能性があり、捜査当局は逮捕したイ・ジュンソク船長(68)らを追及している。
(事故の死者は242人、行方不明者は60人)
甲板には少なくとも42のカプセル入りのボートが備えられていた。
正常なら、カプセルを海に落とせば中からいかだが飛び出し、甲板に付いたまま水没すれば固定器具が自動的に外れ、いかだが海面に浮き上がる仕組み。
しかし、沈没直後に浮かんできたいかだはなかった。
救助活動を行った韓国海洋警察の警察官は、甲板からカプセルを海に落とそうとしたが、固定器具がさび付き、手で外せなかったとメディアに証言。
海上交通管制センターは沈没前、いかだを使って乗客を助けるよう無線で指示したが、乗員は従わなかった。
イ容疑者は「潮流が速く、乗客が流されると思って待機を指示した」と供述。乗員がいかだを使おうとした気配はなく、使用不能だと認識していた疑いが強まっている。
KBSテレビによると、2月の安全検査で救命設備は「良好」と判定されていた。捜査当局は、検査機関が船の運航会社と癒着し、検査を手抜きした疑いがあるとみている。
(2014/5/4)
『セウォル号船長は、何故乗客を避難させなかったのか』
事故時の珍島海上交通管制センターとの交信記録では、セウォル号側は『今脱出させれば救助できるのか』とか『救助船は何時来るのか』と質問するばかりで、海洋警察の求める『乗客の脱出』を躊躇っていた様子が伺える。
海洋警察に指摘されるまでも無く『乗客の脱出』は最優先事項なのだが、船長らは用意されていた救難用ボートの不備や、バラスト水の不足などセウォル号の致命的な復元力の無さを事前に承知していたのだろう。
そもそも救命ボートでの『乗客の脱出』が無理だったのである。
セウォル号側は『船室に待機せよ』と脱出を阻んだ理由とは、デッキに出た乗客たちが絶望的な真実を知ってパニック状態になることを恐れたのである。
だから情報を隠蔽し、このために客室乗務員や乗客は脱出できなかった。
船長、航海士、操舵士、機関士ら操船に携わる15人全員が脱出に成功したが、対照的に14人の客室乗務員や置き去りにされた乗客の大半が船と供に沈んでいる。
『何故か、せっかく配布したヨウ素剤の服用を止めた「国」や福島県』
福島県内の子供たちの半分ほどを調べた今の段階でも、75人もの膨大な人数の『甲状腺がんが発症』している恐るべき事実を福島県検討委が発表している。
小児甲状腺がんの発症率は100万人当たり0~2人と極めて低い『珍しい病気』であり、福島県の五倍の人口のベラルーシでチェルノブイリ原発事故の9年後の最大値でも91人であり100人を越えなかった。
福島第一原発事から3年後の今の福島県ですが、チェルノブイリ事故の同時期の数百倍以上である。(ピーク時となら数十倍)
同じレベル7のチェルノブイリと比較出来ないほど福島第一原発事故の被害は、圧倒的に日本が悪い。
被害のピークをむかえる2020年に向かって、小児甲状腺がんなど放射能の被害は幾何級数的に増えていきます。
安定ヨウ素剤を飲んだからといって、絶対に安全とはいえないが甲状腺に集中する放射性ヨウ素の被害をいくらかは緩和出来る。
2011年年3月11日の福島第一原発事故直後、福島県は、県外の医療機関などから114万錠のヨウ素剤を緊急収集し各自治体に配ったが、服用については指示を出さなかった。
結局、独自に市民の服用を決定した三春町を除いて、折角自治体に配布した114万錠ものヨウ素剤は事実上無駄になっている。
1号基に続き3号基も大爆発した3月14日に国が所管する放射線医学総合研究所が、『指示が出るまで勝手にヨウ素剤を服用してはいけない』とする文書を発表したことが大きく影響したのだろう。
福島県の放射線健康リスク管理アドバイザーである山下俊一県立医大副学長は、福島県民に向かって『子供は外で遊んでいても問題ない』(放射能は怖くない)と断言している。
悪魔の飽食、山下・メンゲレ・俊一医師は、3月18日には医大の医師たちにも、『福島原発から30㎞ほど西に離れれば被曝量は(年間限度量の)1ミリシーベルト以下でヨウ素剤は不要』との『放射能は安全安心』との真っ赤な嘘を喋っていたと、マスコミでは報道していた。
ところが、福島第一原発事故の真実は3年前のマスコミ報道とは大きく違っていたことが発覚するのである。
『自分だけヨウ素剤を飲んでいた 福島県立医大の医師や職員、その家族や学生』
二枚舌というかダブルスタンダードというか福島県立医大は身内にだけ配って、自分たちは少しでも危険を避けるため安定ヨウ素剤を服用していたのである。
山下俊一など県立医大の医師は、福島県民に対してはヨウ素剤服用を『無駄である』『必要ない』と説明していたが、丸っきり嘘八百の出鱈目だったのである。
医大内部資料によると、福島県立医大では上層部がヨウ素剤の配布を決め、福島県当局から最低でも4000錠以上のヨウ素剤(ヨウ化カリウム丸50㎎)を入手。
(県から医大への、4箱4000錠のヨウ素剤送付書が判明しているが、医大はこれ以外にもヨウ素剤を入手していた)
1号機が水素爆発した3月12日から配り始め、多いところでは1000錠単位で院内の各科に渡していたので、実数は不明だが少なくとも4000錠の数倍から十数倍単位が考えられる。(大学病院では、通常内科や外科だけでも4科以上ある)
しかも福島県立医大の医師限定ではなくて、医療行為を行わない医大職員の家族や学生にも広く配布していたらしいのであるから腹がたつ。
資料には『水に溶かしてすぐに飲むように』と、服用の仕方まで明記されているのである。
『絶対量が足り無かった、福島県の安定ヨウ素剤』
安定ヨウ素とは、危険な放射性ヨウ素(ヨウ素131)ではない、『非放射性ヨウ素』の意味である。
放射性も非放射性も区別無く、体内に入ったヨウ素は甲状腺に集中して蓄積する。
甲状腺に蓄積してしまう前に、成人の日常摂取量1日0.2~1mgに比べて、はるかに大きい100mgレベルの安定ヨウ素(非放射性ヨウ素)を一度に大量投与することにより、放射性ヨウ素の甲状腺への到達量を小さく出来る。
投与は1日1回100mgなのでヨウ素131の半減期から、1人1週間分としては福島県の用意した50mg114万錠では10万人分程度であり、28万人の福島県の子供達の分だけでも不足する程度。(13歳未満の小さな子供は半分の1日50mg投与)
200万人の福島県民の必要数に対して、絶対量が足りなかったのです。
県が一般住民にヨウ素剤の服用を指示すれば、安定ヨウ素剤の絶対量が足りないことが発覚して、今回の韓国のセウォル号と同じで一般市民がパニックに陥ると心配したのである。
だから日本では、折角市町村には配布したが服用は止めている。
3年前の福島県とか日本国政府ですが、丸っきり無責任極まる韓国のセウォル号の船長と同じ判断だったのである。
肝心の県民が誰も知らないまま、福島県立医大の関係者限定で秘密裏に行われていたヨウ素剤の服用ですが、『配布については箝口令が敷かれていました』と医大職員が証言している。
このことからも単なる過失ではなくて、福島県立医大の内部では一般市民を見捨てた自分たちの犯罪行為を十分に理解していた。
県と医大がぐるになった、故意の組織的な隠蔽工作なのである。
現在のチェルノブイリの何十倍、何百倍の小児甲状腺がんの爆発的発症は、何の不思議もなかった。想定外どころか十分に計算済みの話なのである。
『無責任すぎる韓国セウォル号船長と同じ、悪党の福島県や医大』
何も知らない乗客には『船室から動かないように』と指示(放送)する一方で、自分だけ逃げた韓国旅客船の船長は『未必の故意の殺人』か、最低でもタレントの押尾学が問われた保護責任者遺棄致死罪が成立するでしょう。
セウォル号の船長ですが決して狼狽して判断を間違ったのでは無くて、復元力が無い危険な旅客船の現状を、誰よりも正しく把握していた。
最初から、『助からない』と知っていたのである。
福島県立医大の医師たちですが、現状認識を間違ったので安定ヨウ素剤を一般市民に服用させなかったのは無い。
セウォル号と同じで、話は逆さまなのである。
専門家として放射能被害の恐ろしさを誰よりも熟知していた。だから自分たちだけは飲んで一般市民には黙っていたのである。
県立医大の広報部(広報戦略室)は、
『情報やデータがないなか、医療機関として最後まで現場に残らなくてはいけないという認識のもと、職員の動揺を抑える目的で医大教職員と家族への配布に踏み切りました。学生に配布したのは、不安が広がっていたためです』、と臆面もなくと開き直る。
『箝口令を敷いた理由は、国や県から服用指示の基準が住民に明確に示されないなか、医大が独自の基準を作ってしまうことになるからでした。』
として、医大の組織ぐるみの隠蔽工作(緘口令)の事実も認めているのである。
当時ヨウ素剤を管理していた福島県地域医療課課長は、
『ヨウ素剤は、福島第一原発から50㎞圏内にある各自治体に配備しました。住民への配布を指示しなかったのは、判断するデータがなく踏み切れなかったからです。医大へ配ったのは、(多くの放射線を浴びる)被災地へ出向く医師などを対象としたもの。
医大が家族や学生にまで配ったのであれば、疑問を感じます』、と語る。
『組織ぐるみ隠蔽工作(緘口令)の福島県や県立医大の無自覚の大罪』
当初は事実関係を否定していた福島県当局や医大関係者であるが、県から医大へのヨウ素剤の送付書という『動かぬ証拠』を突きつけられて万事休す。
渋渋ながら事実関係を認めているが矢張り自分たちが、非人道的なとんでもない犯罪行為をしていたとの、当然の自覚が無い。
福島県や山下俊一(医大)の隠している悪事(緘口令)は、今回3年ぶりに発覚した身内だけの『ヨウ素剤服用だけ』だったのだろうか。
このような場合、見つかるゴキブリは『氷山の一角』であり、本当は何十倍も生息しているのである。
自分たちだけのヨウ素剤服用は序の口(些細な話)で、他のもっと大事なことを『緘口令』で隠蔽している可能性の方が遥かに高い。
韓国では事故発生後速やかに船長か航海士が全員逮捕され船会社の捜査だけではなくて海洋警察も救助の不手際を理由に捜査されている。
ところが、我が日本国では原発4基が暴走する福島第一原発事故発生から3年経っているのに誰一人逮捕されないし、何の責任追及の動きも無い。
残念ながら我が日本国の民主主義はお隣の韓国よりも数段劣っているばかりかマスコミに至っては完璧に挙国一致の大政翼賛会の大本営発表であり、もう終わっているのである。
『典型的な正常性バイアス』
今の日本人ですが、全員で福島第一原発のレベル7の過酷事故が起きなかったか、起きていても3年も前に終わって、今では何の関係も無いと信じているのです。
『不都合は何も無い』『悪いことは全て終わったのだ』と、信じたいのですが、現実は逆で、これからだんだん悪くなる一方なのです。
韓国の旅客船セウォル号沈没事故が、何とも教訓的である。
船が大きく傾いて立っていられない状態なのに、船内放送では『安全のために平静にして下さい。その場を動かないで下さい』と繰り返していた。
犠牲者のほとんどは高校生の子供達ですが、韓国は儒教国家であり年長者の言うことを年少者が聞くことが最大の美徳とされている。
純真な子供達は船内放送など、『動くな』との大人の説明とか指示を守っていて、みすみす脱出の機会を失い命を落としている。
何とも皮肉な話だが『動くな』の船内放送の無視した自分勝手な我侭な子供だけが運よく助かっているのです。
セウォル号事故の直後に起こったソウルの地下鉄事故では乗客たちは『危険だからその場を動かないように』との車内放送を無視して全員が扉を無理やり開いて車外に出て線路上を歩いて逃げたそうですが、地下鉄は線路に高圧電流が流れているので非常に危険なのです。
同じ韓国でも11年前のテグ市の地下鉄火災事故では、今の日本と同じような状態で、『危ないから逃げろ』との放送が無いので誰も逃げない。
煙が充満する車内でも人々がじっとして『避難指示』を待っていたのでしょう。
ところが異常を知らせる車内放送は流れなかったので、逃げ遅れた乗客が大勢が死んでいる。
小さな異常なら素早く感知して逃げれるのです。ところが、異常事態が大きければ大きいほど、逆に正常性バイアスの非常呪縛が働き逃げ遅れるのです。
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正常性バイアス+集団同調性バイアスの相乗効果
2013年08月28日 | 放射能と情報操作
ネット上にある多数のまとめブログは自民党ネットサポーターが所有しているのか、韓国さげの日本あげのレスばかり抽出してて気持ち悪くなります。
中国や韓国の反日教育に影響されている人たちと、ネトウヨは同じ種類の人間だと思います。
最近よく思うのですが、韓国の大企業などは日本や海外経営者の傀儡じゃないかと思います。
日本と韓国は同じくアメリカ軍が駐留しており、アメリカの植民地みたいなもんで、法律が違う国だからそれぞれの国に合った商売を日本の財閥や海外の国際資本が誰かにやらせてるような気がします。
だから韓国が破綻しないように日本の税金を使ったりしてるんじゃないかと思います。
先日の地震の報道が少ない気がするのですが、原発再稼動やオリンピックに影響するからかなと勝手に思ってます。
日本国内では、『世界で一番危ない国家』は、断トツの高さで北朝鮮であり、大分下がって中国の名前が出るが、世界の市民からは、それこそ断トツでイスラエルである。日本の唯一の同盟国であるアメリカですが、イスラム圏の国なら一番危険な国家であると普通の市民なら考えている。
世界から見れば、数十キロのプルトニウムを持つ北朝鮮よりも数十トン持つ日本のほうがより危険な国家なのです。
30年前に日本人十数人を拉致した北朝鮮の悪行ですが,この程度は世界から見れば日常茶判事で何も珍しくない。十数年も大騒ぎしている日本が異常すぎるのです。
恐怖の挙国一致、「大政翼賛会」完全復活
2013年08月08日 | 政治
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/8eaf9acc5240c6c126d12d15b765586c
ネットウョですが、今回の救命ボートが不備で、その事実を船長らが知っていて、乗客には内緒で自分たちだけが逃げた事件で有頂天になって大騒ぎしているのですが、世界で日本に文化的に一番近い国は韓国ですよ。
ですから韓国の悪口は,自働的に日本国への悪口になるのです。
ブログの冒頭に紹介したセウォル号の沈没寸前の映像ですが、
これ、今の日本国自体の悲劇的な情景と余りにもそっくりだと思いませんでしたか。
まったく瓜二つですよ。
本来ならデッキには逃げ遅れた乗客たちが大勢いて,阿鼻叫喚の地獄絵図になっているのですが、
ところが乗客は大人ではなくて儒教の文化が支配的な韓国の高校生の子供達だった。
直後に起きた地下鉄事故では『危ないから、その場から動かないように』との車内放送を全員が無視して,危険な線路内に降りている。
地下鉄と旅客船と、同じ国の出来事なのに、事故時の乗客の態度は180度逆なのですが、この謎は一方が世界基準の大人で、一方が権威や伝統を重んじる儒教精神の子供達だったと考えれば違いの原因が分かりやすい。
困ったことに、今の日本の国民ですが、『自分の命は、自分で守る』との世界基準の大人としての判断を放棄して、
全員が年長者など権威ある大人の指示を疑わないで,従順に秩序正しく行動している高校生レベルですね。
普通の状態なら、韓国の高校生の態度は賞賛に値する正しい行いのですよ。
平時だけではなくて非常時でも、矢張り同じで目上の権威ある大人の判断が正しいなら、整然と秩序を守って全員で行動する方が助かる確率は高くなる。
ところがセウォル号では、今までの常識以上トンデモナイの非常事態なのですね。船長が真っ先に逃げていた。
純真な子供達は、不安には思ったが行動しなかった。
今までと同じで、子供達は大人の正しい指示を何時もの通りに大人しく待っていて逃げ遅れたのです。
今の日本国とかセウォル号とか、上に立つ指導部が根本的に間違っている場合ですが、これでは幾ら命が有っても足りないでしょう。
http://megalodon.jp/2012-0227-1054-30/www.chunichi.co.jp/s/article/2012022690021454.html
韓国原子力協会長・張舜興(チャンスンフン)氏「原子炉内の状態を特定せずに、どうして安全と言えるのか」
事故調委員長・畑村洋太郎「安全文化という考え方に真正面から向き合わなければならないと感じた」・・・・て、いまも食品は「安全」言いまくっとるやんww
2011年12月16日に当時の 野田総理大臣は、福島第一原子力発電所の事故について冷温停止状態を宣言して、あたかも事故が収束しているかの如くに装った。
共産党機関紙赤旗を含め、今のマスコミですが全員が燃料棒の取り出しなどの『廃炉作業が数十年かかる』と口を揃えて言っているのですが、もう無茶苦茶。
真っ赤な嘘なのですが、全員で嘘八百を信じているふりをして誤魔化しているのです。
この『数十年かかる廃炉作業』とは、通常の健全な原発の廃炉作業のことなのですよ。
メルトダウンして原子炉の釜の底が抜けたレベル7の福島第一原発とかチェルノブイリ原発とかの場合には、数十年ではなくて数十万年かかるでしょう。
福島第一原発ですが、基本的に廃炉作業など夢のまた夢。無理なのです。今の人類の技術ではチェルノブイリの様な石棺化程度が限界なのですね。
チェルノブイリでは事故から5ヵ月後には石棺が出来上がったが今では老朽化が激しい。
新しい石棺は来年の2015年を目指して建設中ですが、これも永久にはもたない。
耐用年数は100年程度なので、その時にはまた新しく外側に作り直す作業が必要なのですが、これ、ほとんどマヤの神殿と同じ仕組みですよ。マヤの人々は古い神殿を覆うように次々と新しい神殿を上に作り続けていたのです。
600年ほど続いていたマヤ文明の神殿やピラミッド群は、理由は不明だが突如人々は放棄した熱帯のジャングルに帰っていったのです。何か、持続できない出来事が起きてしまったのです。
どれ程辻褄が合わない不思議な話でも,必ず誰もが納得する合理的な科学的説明,因果関係が存在する。
何の原因も無くて,結果だけがあれば奇跡ですが、世の中にインチキや手品はあるが、奇跡は決して存在しないのです。
3年前に日本甲状腺学界理事長で福島県大学の副学長だった山下俊一は、『福島県では安定ヨウ素剤の服用は必要ない』と言っていると、普通の福島県民は理解したのですが、これは善意の勘違いだった。
甲状腺の専門家なら放射線被害を避ける目的で、必ず服用を奨励する。ところが3年前の山下俊一は180度逆さまだった。
3年後に分かった真実は、山下俊一の言っていたのは『一字違いで大違い』だったのです。
『福島県の用意したヨウ素剤は必要量が足りない』だったのですよ。
沈没時の韓国のセウォル号の救命ボートの話と同じで、
もしも県民にヨウ素剤の服用を指示すれば、即座に絶対量が足りない不都合な真実が発覚するのです。
これでは幾ら大人しい辛抱強い福島県民も、堪忍袋の緒が切れて怒りが爆発する。
山下俊一ですが、福島県中がパニックに陥ると心配したので、全員に『安全安心。何の問題も無い』との嘘八百を喋っていたのですよ。
福島県とか医大(山下俊一)ですが丸っきりセウォル号の船長ですね。少しも違いが無いそっくりさんです。
https://twitter.com/ishiitakaaki/status/464007599327678465(現在削除)
[そう。私は漫画という文化に敬意を持つが、社会に意味のない漫画なら見せ
しめのためにリンチをして、吊るし上げても、影響はないだろう。だから心置
きなくリンチして木に貼付けにしてやりましょう]
https://twitter.com/ishiitakaaki/status/464011788904714242(現在削除)
[放射能ママも電波系放射能デマッターも、今が戻るチャンス。「騙されてい
ました。スピリッツのバカ」と抗議して知らぬ顔しましょう。沖縄から知らん
ぷりで帰りましょう。古今東西、誰かのせいにして罪から逃れることは、普遍
的に行ってきたこと。きっかけのため雁屋哲をリンチしましょう #美味しんぼ]
この石井は、元新聞記者で、現在は「アゴラ」傘下のライター。そしてアゴラといえば、琵琶湖畔に放射性物質に高濃度汚染した木材チップを放置している元総務省官僚の田中良拓氏と密接に連関(共著論文や会社関連)
している、文化人の池田信夫のもの。その池田信夫の配下であるライターの石井孝明が、「美味しんぼ」の原作者をリンチするように呼びかけた現象がおきているようです
*最近、アテにしていた某ブログが閉鎖になってしまいました。有益な情報ブログが少なくなって困ります。どうぞ、末永く無理なくお続け願います
「福島」に焦点を集中させておいて、「東京」周辺の深刻な汚染から目を逸らさせるための・・・
弾圧を激しく行うまさに悪の極致とも言える現象ですね。
最初はtogether、次に匿名の双葉町民、そして最後に環境相の石原と言論弾圧のタイミングを探りながら事態はエスカレートしてきました。美味しんぼの作者はこれまでも反原発の言論をしてきた人物で石井のような原発マフィア達にとっては目の上のたんこぶと言ってよく、天皇機関説事件前にも軍部による独裁を目標とする「陸軍パンフレット」を批判したことから後の天皇機関説事件へと
繋がったのと同一と言っていいでしょう。
今回の事件は雁屋氏がスキを見せたのではなく、起こるべくして起きた政府による言論弾圧事件といっていいでしょう。