ガザの「タイタス・アンドロニカス」
右手に白旗、左手にパスポートを掲げガザ脱出
2023年11月7日、白旗を掲げ、パレスチナ自治区ガザ地区北部から南部に避難するパレスチナ人女性=ロイター(★注、「人間狩り」のイスラエル軍狙撃兵から殺されないよう右手に白旗、左手にパスポートを持って歩いているので、先頭を歩く女性は地元の一般人ではなく、たぶん1カ月前からイスラエル軍の完全封鎖でガザ地区に閉じ込められた外国籍の市民か国連職員である)
白旗掲げ歩く人々 ガザからの退避、1日で5万人 イスラエル軍発表
イスラム組織ハマスが拠点とするガザ市内での作戦を強めるイスラエル軍は、連日午前10時から午後2時に限って退避ルートを定め、なお市内に残る多数の住民に対し、地区の南側へ向かうよう誘導している。イスラエル国防省傘下の「占領地政府活動調整官組織(COGAT)」がX(旧ツイッター)に投稿した動画では、白旗を掲げながら徒歩で避難する人々の長い列が見える。(全文掲載)
1948年イスラエル建国(ナクバ 大崩壊)や去年2月24日ロシア軍ウクライナ侵攻騒動時との奇妙な類似点?
ガザ重なる報復の連鎖 第8夜「タイタス・アンドロニカス」
産経新聞が最近とても変なんですよ。
ほんとに変。
ここ数日、「まとも」なんです。
「まともな産経新聞」ですよ?
そんなのありえないじゃないですか。
でも、実際、ここ数日、「まとも」なんです。
どう「まとも」かは、この動画を見てください。
びっくりしますよ?(★注、最も腐敗した対米従属命の売国右翼の産経新聞がパレスチナ問題「イスラエル建国以来の虐殺」に対して日本国メディアや有識者の中で一番「まとも」で、その逆に政界最左翼の共産党機関「赤旗」が「世界帝国アメリカべったりで右翼的」だったとの、「高学歴化した知的エリートの左右の逆転現象」のエマニュエル・トッドもアッと驚く左右のウルトラ大逆転現象)
延々と続く「復讐」と「虐殺」破滅とカタストロフィーの連鎖だけで、最後まで「救い」もカタルシスも一切ない「タイタス・アンドロニカス」
『タイタス・アンドロニカス』はシェイクスピアの戯曲の中では、暴力性・残忍性という点で異質な作品で登場人物26人中で13人が殺され、うち半数はタイタス自身が殺すゲテモノの極みなのである。主人公タイタスの娘はゴート族の女王でローマ帝国皇后の息子二人に強姦された後に他言出来ないよう舌と両手を切り落とされる(哀れな強姦被害者の娘を自分の手で「名誉殺人」で殺したタイタスは復讐心に燃える)など、あまりにも残酷な場面が多いために批評家から受け入れられず、否定的な意見が多い。(★注、そもそもグロテスクで残酷無残、こんな舞台劇を提供しても16世紀当時のイギリス人でも腰が引ける代物。演劇的に成功する確率は限りなく低い)
古代ローマ帝国末期を舞台にした最も残酷で血生臭いシェークスピアの「おぞましい」戯曲タイタス・アンドロニカス
2000年前ヨーロッパに強大な帝国を築いた古代ローマ帝国は領土をどんどん拡大し人類史上まれにみる繁栄を誇る。ところが3世紀頃になると内政が腐敗し、広くなり過ぎた領土には絶え間なくゴート族などの外敵が侵入したことから戦争に次ぐ戦争で人心は荒廃、疫病の蔓延が都市部では日常化し、治安が極度に悪化したことからローマ帝国皇帝の権威が失墜し、軍人たちが血で血を洗いながら皇帝の座を奪い合い、約50年の間に26人もの軍人皇帝が乱立「3世紀の危機」の時代を経て、ローマ帝国は東西分裂から滅亡に向かっていく
「消えた弾丸」安倍殺し
シェイクスピアの劇中の主人公タイタスもゴート族と戦って大勝利した凱旋将軍で元老院からローマ皇帝位に推挙されるも断った。ところが新皇帝は皇后としてタイタスが捕らえたゴート族女王を迎えたことから全てが暗転する。海外遠征で軍事的に勝利したタイタスは、人生の絶頂を極めるが内政(皇位継承)では失敗して、そこから奈落へと転落していく。
世界帝国が破滅へと向かう時代の空気は、遺伝子操作の新コロ(SARS-CoV-2)ウイルス騒動や正体不明のmRNAワクチン強制接種、誰が何処で書いたかが不明の「郵便投票」の選挙不正、第45代アメリカ大統領を組織犯罪処罰法「RIKO法」(パレルモ条約)で無理やり訴追する現代とピッタリとシンクロしていたのですから恐ろしい。
「消えた弾丸」安倍殺し>統一協会の関係なのに、「統一協会」>>>>「消えた弾丸」安倍殺しになっている不思議
旧統一教会トップ頭下げおわびも謝罪否定 元信者「パフォーマンス」
2023年11月7日 20時38分 朝日新聞
謝罪ではなくおわび、被害者という言葉も簡単に使わない――。世界平和統一家庭連合「統一協会」が7日に開いた記者会見で、田中富広会長は頭を下げつつ謝罪とは一線を画す姿勢を強調した。元信者たちからは「パフォーマンスだ」との声が上がった。
「献金に際し、家庭事情や経済的事情に対して配慮が不足していた。当法人の指導が行き渡らず、つらい思いをされた皆様方に率直におわびしないといけない」
東京渋谷で開かれた記者会見。田中富広会長は冒頭、献金問題への道義的責任に触れ、勅使河原(てしがわら)秀行・教会改革推進本部長とともに約10秒間、頭を下げた。(抜粋)
11月7日 朝日新聞
一つでも「変」なのに、・・・
意味不明の腹立たしい出来事が連続する不思議。おわびするが、謝罪を拒否する「統一協会」とジャニーズの奇妙奇天烈摩訶不思議なミスディレクション(わざとディスインフォメーションで本命から注意を逸らす)そもそもの話、「統一協会」もジャニーズも今頃大騒ぎしているが、朝鮮戦争から延々と続いている「知っているものは全員熟知しているが、知らない人が知らない」だけで、去年7月の「消えた弾丸」安倍殺しや今年3月のイギリスBBC放送から日本でマスコミ有識者が解禁されたもの。
まったく同じ意味でイスラエル建国時から延々と続いているのがパレスチナ問題であり、1カ月前の10月7日から始まったものではない。世界中のメディアや有識者の話題になったのが1カ月前から、それまでは全員で「見ざる言わざる聞かざる」「知らぬ。存ぜぬ」で知らないふりで胡麻化していたのである。今回パレスチナ問題でマスコミが大騒ぎになっていることは事実だが、何かを一斉に大きく報じるとは、実は別の「何か」を隠蔽する最も有効な方法だった。
今回一番不思議なのはイスラエルがイスラム三大聖地アル・アクサモスクに入れば必ずインティファーダ発生が繰り返されている歴史を、各国政府もマスコミも有識者も、全員が一人の例外も無く忘れている事
日本のマスコミが大騒ぎになっている「統一協会」もジャニーズも、世界中のマスコミが大騒ぎになっている胡散臭い去年2月24日から始まったロシア軍ウクライナ侵攻の不思議な騒動も、もっと胡散臭いし100%確実に起きるイスラム「原理主義」武装抵抗組織ハマスのイスラエル奇襲攻撃(アルアクサ洪水作戦)とイスラエル軍のガザ地区の報復無差虐殺の惨事。流体の水が高い方から低い方に流れ、水温が100度を超えると沸騰し0度より下がると凍るのと同じで「因果応報」結果と原因は一体構造で、原因があるから結果が生まれる。今のように政府やマスコミ有識者の全員が原因を無視して、その結果だけを「大変だ」「大事件だ」と騒ぐ方が不思議なのです。
ベテラン専門記者による日替わりコラム。金曜日は欧州総局長、外信部長などを歴任した小倉孝保論説委員です。
「息苦しさ」の果てに=小倉孝保
<kin-gon>
古代ヘブライ国(イスラエル)のダビデ王はエルサレムを建設し、繁栄させたとされる。その名を冠したホテル「キング・デービッド」は1931年、エルサレムで開業し各国王族に愛された。
この地が英国の委任統治下にあった46年7月22日、南側の建物が爆破され91人が死亡する。当時、英国が犯罪捜査局と軍司令部を置き、犠牲者の多くは政府幹部と事務職員だった。
実行したのはイスラエル建国を求めるシオニスト組織イルグンだ。彼らの武装闘争に直面していた英国は約3週間前、大規模な取り締まりに乗り出した。爆破はそれに対する抵抗だった。
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1973年第四次中東戦争から5年後の1978年エジプトのサダト大統領と握手するイスラエル首相メナヘム・ベギン「キャンプ・デービッド合意」を仲介したのがアメリカ南部バイブルベルト地帯ジョージア州元知事「原理主義」ジミー・カーター大統領(2002年ノーベル平和賞)
因果応報
エジプト~イスラエル和平条約締結により、サダトとベギンはノーベル賞受賞するが、「キャンプ・デービッド合意」から3年後、(アラブ世界で初めてのイスラエルを承認した)エジプト大統領サダトは1981年第四次中東戦争戦勝記念軍事パレード中に自分の護衛兵に殺される 2023年11月05日 | 存在脅威管理理論 ナチスの対価を支払わされているパレスチナ
(数々のテロとジェノサイドで建国されたアパルトヘイト犯罪国家イスラエル)
当たり前ですがリベラルメディア毎日新聞論説委員、高偏差値の「知的エリート」(エスタブリッシュメント)の小倉孝保はイスラエルがマフィア対策パレルモ条約にピッタリだとは書いていない。
ヨルダン川西岸地区でもイスラエル軍が作戦実施 軍事衝突以降173人死亡
配信 テレ朝news
パレスチナのガザ地区での軍事衝突が激しさを増していますが、ヨルダン川西岸地区でもイスラエル軍による作戦が実施され、これまでに24人が死傷しました。
パレスチナの保健省は9日、占領下にあるヨルダン川西岸地区・ジェニンの難民キャンプでイスラエル軍による襲撃があり、パレスチナ人9人が死亡し、少なくとも15人が負傷したと発表しました。
住人によりますと、ブルドーザーが投入され、電気や水道網にも被害が出ているということです。
イスラエル軍は、ジェニンで対テロ作戦を実施したことを認めましたが、詳細は明らかにしていません。 西岸地区では軍事衝突が始まって以降、これまでに173人が死亡しています。
イスラエル軍は今年7月にも、ジェニンの難民キャンプでここ20年で最大規模の掃討作戦を実施していて、子どもを含む100人以上が死傷しています。
11月9日 テレビ朝日
東京の在日本イスラエル大使館付近で行われた、イスラエル軍によるガザ攻撃に対する抗議集会=10月16日(ロイター)
しかし明治帝国体制下の政治軍事犯罪史はタブーとしている!
*献金額だけでいうと、S学会の方が桁が違う多額なのだが。
*矢野・竹入体制の頃の「まるで社会民主主義政党」だった公明党の時代ははるか遠くかすんでしまい、今は自民党の下駄の雪。
*献金以外では、違いも多いが、どうしても比べてしまう。
*かつては行き過ぎた「折伏」で社会問題にまでなっていた教団である。
コピペで失礼
長井秀和氏「両親は創価学会に数千万円寄付!百万円の壺なんて安すぎ」「財務は収入の1割・年1千億円」
Wikipedia(日本版)タレントの「長井秀和」の項より。少しだけ抜粋。
>> 2022年7月に安倍晋三銃撃事件の事件後に「宗教2世」(宗教2世問題)が世間の注目を浴びると、長井秀和自身の幼い頃から創価学会員だったという生い立ちの為に、週刊誌やYouTubeなどの動画投稿サイトで創価学会及び公明党に関する批判的な発言を行っている。なお、長井秀和自身は2012年(平成24年)に創価学会を脱会して辞めた。<<
コメント投稿時のURLを表記するのは、出来る限り最小にして頂きたい。グーグルなどの「縛り」がますます悪化しています。
厳しいグーグル八分(インターネット検索システムからの排除)に合っている、この「逝きし世の面影」ブログ記事とは違い、普通は正しくタイトルを示すだけで簡単にねっと検索が出来ます。
わざわざコメント内にURLを添付する必要性は少しもアリマセン!!!
宗教戦争 (アシュケロン)
2023-11-09 19:19:17
https://twitter.com・・・・・
女性イスラム学者の宣明
「アッラーは、イスラム教徒の男性が非イスラム教徒の女性を辱めるために強姦することを許しておられるのです。」
「もし私たちがイスラエルと戦えば、彼らの女性や性奴隷を奪うことができる。」
このような悪質な例はイスラエル建国時からのシオニストの手口で、少しも珍しくもない。常套手段です。
これはグーグルの制裁対象でもあり、また十分にヘイト犯罪を誘発する危険性があり、危なすぎるこのコメントは削除処分にします。そもそも個人の内心は聖域である、どれ程異常でも凶悪でも内心である限りは聖域として保護することで近代民主主義は成り立っている。私も自分と無関係な他人の内心には何の関心もありません。
そして、1948年のイスラエル建国は宗教とは無関係な欧米諸国の植民地獲得の悪事であり、ユダヤ人迫害とかホロコーストは単なる口実。欧米帝国主義の残滓で、21世紀のアパルトヘイト犯罪国家イスラエルは虐殺とテロで地上げを行っている、利益を目的とした組織暴力団マフィアのソックリさん。過去も現在も、宗教云々とは何の関係もありません
菅野完氏のYouTube動画の場合は、X(旧ツイッター)からは簡単にはたどり着けず、YouTubeの[検索窓]に(今回では)[ 「きれいなジャイアン」化する産経新聞 ]と入力するとヒットしました。
個別には 検索しにくい場合 も一部あります。自分でいろいろやってみることが大切ですね。
ネタニヤフがやっていることは、虐殺以外の何物でもない。←これがフツーです。
イスラエル寄りと思われているところも含めて、いろいろなところが、相次いで「ネタニヤフの思い通りにはいかない/いっていない」と言及しているとの記事。
「え? こんな人々までもが、そんなふうに思っているのか?」という面々も、追記のところで登場。
「航空万能論GF」さんの「米統合参謀本部議長、民間人の犠牲が増えるほどハマス根絶は困難になる」という 2023.11.10 の記事。
今回のイスラエル侵攻前のパレスチナの日常が、非常に興味深く、その日常が今、瓦礫と化している現実に胸が引き裂かれそうになった。
パレスチナも識字率は90%を超えており、女性もほぼ全員字が読める。これはアフガンのそれが50%未満であり、女性の大半が非識字者であるのと対象的だ。ドキュメンタリーに出てくるパレスチナの若い女性も、欧米が喧伝する「イスラム社会の中で抑圧された女性」像とはかけ離れた、非常に意思の強い、聡明な女性でとても印象的だった。
この、天井のない牢獄の中にあっても、女児にも100%初等教育を受けさせる熱意。それは、おそらく、彼らの人生にとって教育が、死活問題だからであろう。塀の中に彼らの将来はない、塀を超えるために必要なのは、教育であるという現実。
それとパレスチナ沖で発見されたガス田。
教育程度の高い国民と、天然資源。
本来なら、パレスチナは豊かな国のはずだった。
その発展を故意に阻害してきたイスラエル。
今、誰もが二国共存を訴えるが、私は懐疑的だ。
仮に、二国共存で合意したところで、このならず者国家はまた同じことを繰り返す。どうやって、合意を守らせるのか。
白人政府は「バンツー自治促進法」により、黒人をバンツー人と呼び方を変え、自治権を与えるという名目で、アフリカ人を「民族単位」に分類して辺境地の「バンツーランド」バントゥースタン ( アフリカーンス語: Bantoestan )ですが、ナチスドイツの「働けば自由になれる」強制収容所と五十歩百歩の代物だったが、これは
アメリカのビル・クリントン大統領が仲介した(時間的に見て間違いなくレーガン前大統領時代に入念に根回しして成立した)1993年「オスロ合意」と仕組みソックリなのですよ。
そもそも黒人国家ホームランド建設とは、南ア白人アパルトヘイト政権が永久に植民地政策を続ける目的だったので、砂漠など不毛地帯を黒人国家に割り当てていた。「オスロ合意」の場合はパレスチナ難民キャンプのガザ地区など世界的な人口密集地なのです。
欧米列強による植民地解放運動の、本来ならパレスチナ解放機構(PLO)(アラファト)が絶対に飲めない圧倒的に不利な条件(イスラエルにとっては大儲け)を受け入れたのは、1990年の湾岸戦争開戦で軍事独裁フセイン政権がイラクのクエート侵攻より、欧米列強が全面支援したユダヤ人シオニストによるイスラエル建国が比べられないほど、圧倒的に悪いと主張して(時期が悪いだけで、主張自体は少しも間違っておらず100%正しい)イスラエルに向かってスカッドミサイルを発射したことをPLOが支持したことから
サウジアラビアなど湾岸諸国やアメリカや欧米、国連機関などが支援金を止めて兵糧攻めにあって、「背に腹は代えられす」泣く泣く「オスロ合意」受け入れた経緯がある。
ところが黒人国家ホームランドの元祖の南アは翌年の1994年には全人種による総選挙の一人一票の民主主義の大原則の選挙実施で呆気なくアパルトヘイト犯罪国家「白人国家」は消滅する。
そもそも南アの白人アパルトヘイト独裁政権が全人種の総選挙の実施に踏み切った原因とは、今まで散々渋っていたアメリカや欧州各国がアパルトヘイトを理由に仕方なく南アの経済制裁に同意したから。別に欧米列強の金儲け優先の白人政権指導者たちは南アの人種差別を止める気はさらさらなかったが、一般市民の動きには逆らえないので南アに経済制裁をしたら即座にアパルトヘイトが消滅した
南アのバンツーランドとほぼ同じ仕組みで22%の比率の「二国共存」パレスチナ自治政府のその後は皆さん全員が良く知っている通りの悲惨な経過を辿っています。
アメリカ合衆国とインデアンとの数千もの共存の平和条約と同じ運命で、二国共存の「オスロ合意」は絵に描いた餅で、間違いなく最悪の毒饅頭です。白人侵略者(自称開拓者)による時間稼ぎで全ては破るために存在していた。アメリカが強硬にイスラエル支持を打ち出しているが100年前に今のイスラエルと同じことをして世界帝国アメリカを成立させた既成事実がある
まあ大日本帝国にもピッタリ当てはなるが、成功体験があるので今回も間違いなく成功すると思ってアメリカがイスラエル全面支援の暴走をしているが、今回は100%成功率はゼロ。アメリカが19世紀のインデアン戦争に勝てたのは抵抗する人々を皆殺しにしたからですよ。21世紀では絶対に無理なのです。
この「逝きし世の面影ブログでは何度も主張しているが一人一票の総選挙の実施しかパレスチナ問題の解決法はありませんが、ただし、実施すれば南アと同じで即座にユダヤ至上主義の奇妙な欧米列強や旧ソ連が設立に尽力した無理やり建国したイスラエルは即座に消滅します。
が、ついに、態度をはっきりさせたとのことです。
引用した最後の部分は、ここの主さんが言う
「イスラエルの最善の落としどころとしては、1993年オスロ合意しかなかったが、欲を出し過ぎて自分から滅亡に向かってまっしぐらに暴走しています。
そもそもオスロ合意とは冷戦崩壊で後ろ盾を失ったPLOが無きの涙で調印した極度にパレスチナが譲歩した一方歴な代物。本来は1994年の全人種による総選挙の南アと同じ一人一票の民主主義の大原則しか円満解決の方法はありません。正当な、全ての難民の帰還権を認めれば、イスラエルは即座に崩壊します」
(rakitarouのきままな日常 への投稿よりコピペ)と近いようでもあり、近くないようでもありです。
[Russia's Public Pivot to Palestine by Pepe Escobar]で検索してください。November 7, 2023
日本語訳は「耕助のブログ」さんの
[No. 1973 ロシアのパレスチナへの公式な方針転換]にあります。
英語検索でヒットする The Intel Drop で読むのでしたら、いろいろ便利です。
ごく一部抜粋引用。
>> ロシアのプーチン大統領が10月30日、自国の安全保障理事会{1}、政府高官、安全保障機関のトップに対して直接演説したものである。
>> プーチンは明確な言葉で「米国とその衛星国の現在の支配エリートたち」を、「その血みどろの利益を得るために利用している世界的な不安定状態の主要な恩恵者」と表現した。「彼らの戦略も明らかだ。世界の超大国としてのアメリカは弱体化し、その地位を失いつつあり、世界経済の動向から判断しても、誰が見てもそれを理解している」
>> プーチン‥‥‥「米国とその衛星の支配エリート層がパレスチナ人の悲劇、中東全般における大虐殺、ウクライナ紛争、そしてアフガニスタン、イラク、シリアなど、世界の多くの紛争の背後にいる」ともう一度繰り返し強調した
>> プーチンの演説の2日後、パレスチナに関する国連特別総会でロシアの国連常任代表ワシーリー・ネベンジャが示したイスラエルとパレスチナに関するロシアの公式見解である。
ネベンジャはイスラエルは占領国であり、「自衛権」を有していないことを明確にした。これは2004年の国連国際裁判所の協議判決によって裏付けられた事実である。
当時、同裁判所は15票中14票でイスラエルが東エルサレムを含む占領地パレスチナに巨大な壁を建設したことは国際法違反だと判断した。
>> ネベンジャは法的な観点からテルアビブやNATOが延々と言い募る「自衛権」の主張を無効にしたのである。
>> ネベンジャが国連に介入した2日後のセルゲイ・ラブロフ外相とクウェートのサバ・アルサバ外相との記者会見{5}
>> ラブロフははっきりと述べた。「アラブ世界の一致した意見を知ることは、我々にとって基本的に重要になるだろう」。これはワシントンに臣従するスンニ派政権を特にターゲットにしたメッセージだ。そして、彼らが行動を共にするようになれば、「この非常に困難な問題に対するアラブの解決策を支持する」となるのだ。
>> 地図を見ればわかることだが、ヨルダン川西岸からガザ地区までの2国家による解決策は現実的な目的からすれば、もはや破綻している。多極化の指導者たちにとってそれを認めるのは心が痛むことかもしれない。シオニスト・プロジェクトにとって唯一の実行可能な解決策が、ユダヤ人とアラブ人が平和に共存する単一国家という至上命題であることを認識するには、時間がかかるだろうし、公の場での言論も変化するだろう。
その言葉通りの事をしている欧米{自称}先進国。
西郷も大概な謀略・悪行もしているけど、それが「野蛮」っていうくらいだから、まあ欧米先進国とそれに追従する日本天皇国の野蛮さが、如何にえげつないかが、今明らかになってますよね。
暴支膺懲との類似性、を主張しています。
東京裁判で死刑になって東条英機首相(陸軍大臣)の軍人勅諭の具体的実戦方法を記して配布した戦陣訓で「生きて虜囚の辱めを受けず」と同じことが民主主義の大原則、21世紀のイスラエル軍でも起きていたのですから無茶苦茶
テロとジェノサイドの併用で成功した1948年の建国以来一度も自国内で戦闘経験がないイスラエル軍の残虐さ
世界帝国アメリカからの無尽蔵の軍事支援のお陰で、最新兵器で武装したイスラエル軍に対して、20年近くもガザ地区を完全封鎖されて、地下トンネルを使って人力で運んだイスラム原理主義組織ハマスの軍事力では全くの非対称。そもそもエジプトやシリアなど正規軍との4度の中東戦争でも1対280もの死傷者数に差がある一方的な大勝利なのです。ところが今回はイスラエル軍は戦闘では勝って、「勝ち過ぎ」たのが原因で、ハマスとの戦争では必ず負ける。
相手の戦闘員をいくら上手に殺しても、巻き添えで自国民を無差別に殺すようでは、近代国家とは言えないし、戦陣訓の「生きて虜囚の辱めを受けず」では、とうてい「国軍」とは呼べないイスラエルの国軍ディフェンスホース(自衛隊)は即座に解体するしか道はない
そういえば、地獄の沖縄戦までの大日本帝国と同じで、イスラエルも10月7日のアルアクサ洪水作戦までは一度も自国内での戦闘経験が無かった。全て国境の外で戦ったが、これが最悪の結果を招く
イスラエルの有力紙ハーレツなどはマックス・ブルメンタール氏がまとめたGrayzoneの記事を掲載
現在は戦闘中なので、イスラエルの一般市民もメディアもイスラエル軍への批判を控えているが、終わった途端に一斉に大騒動が勃発する
ガザ完全制圧(戦争の大勝利)後には、人質にされた自国民をハマス戦闘員もろとも白リン弾で残虐に殺したイスラエル軍は、韓国の野党系ハンギョレ新聞は「イスラエル軍がハマスとの戦闘で勝利した瞬間、イスラエルは戦争の敗北という毒杯を仰ぐことになるだろう。」「それと共に中東で享受していた米国の影響力も蜃気楼のように消える運命にある。』
と文学的表現でアッと驚くイスラエル軍大敗北を指摘している
記事にあるように、イスラエルが1150人のパレスチナ人捕虜を3人のイスラエル兵と交換したジブリール合意を阻止する目的の極秘命令「ハンニバル指令」(ほぼ内容が東条英機首相の戦陣訓の21世紀版)が発動されたのでしょう
2014年8月1日、ガザのラファ検問所付近で、ハマスの戦闘員がイスラエル軍将校のハダル・ゴールディン中尉を捕らえ、拘束されているパレスチナ人との交換を目論んだが、捕虜交換を嫌ったイスラエル軍が2000発の爆弾、ミサイル、砲弾その地域で、100人以上のパレスチナ民間人とともに自国の兵士を殺害した。
今回のアルアクサ洪水作戦では自国内で大々的に21世紀の戦陣訓「ハンニバル指令」を実効したとすると、ハマスとの戦争が終わった途端。ハンギョレ新聞が言うように毒杯をあおって御臨終。もちろん「ハンニバル指令」のイスラエル軍全面支持のアメリカの権威も自業自得で「終わり」です