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スノーデンの新たな警告!SNSサイト「フェイスブック」は監視機関だ!!!
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『ザッカーバーグ氏、Facebookスキャンダルで約50億ドルを失う』2018年03月21日Sputnik
19日、米フェイスブックの株価が下落し、フェイスブックの創業者でCEOのマーク・ザッカーバーグ氏は49億ドルを失った。Forbesが報じた。
英国の分析会社ケンブリッジ・アナリティカがフェイスブックのユーザー5000万人の個人データをユーザーの承諾なしに収集し、それを基に米国人の政治的嗜好を分析するためのアルゴリズムを作成していたと報じられたのを受け、フェイスブックの株価が約7%下落した。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、まさにこれがトランプ米大統領の選挙運動用の広告作成を可能にしたという。なおフェイスブックは、そのことは知らなかったと発表し、16日にケンブリッジ・アナリティカのアカウントを停止した。
スプートニク日本
『スノーデン氏、「フェイスブックは欺瞞的なソーシャルネットワーク」』 2018年03月19日ParsToday(イラン国営の通信社)
アメリカのエドワード・スノーデン元CIA局員が、「フェイスブックは監視システムであり、ソーシャルネットワークの名の下に人々を欺いている」と語りました。
アメリカの保守系新聞ワシントン・エグザミナーのインターネットサイトによりますと、現在ロシアに亡命中のスノーデン氏は最近、「フェイスブックは、ソーシャルネットワークの名のもとに活動する監視機関だ」と述べました。
スノーデン氏は、ツイッター上で、「一般人のプライベートな生活に関する情報を集め、売り上げや収入を得るビジネスは、監視機関とよぶべきだろう」としました。
さらに、「それらのビジネスを行う人は、戦争省から国防省に名称を変更するのと同様に、監視機関をソーシャルネットワークという呼び名に変更して巧みに人々を欺いている」と語っています。
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『米フェイスブック、セキュリティ担当トップが退社へ=関係筋』March 20, 2018 ロイター
関係筋が19日に明らかにしたところによると、米フェイスブック(FB.O)のアレックス・ステイモス最高セキュリティ責任者(CSO)が8月で退社する。
3月19日、関係筋が明らかにしたところによると、米フェイスブックのアレックス・ステイモス最高セキュリティ責任者(CSO・写真)が8月で退社する。写真は昨年7月にラスベガスで撮影(2018年 ロイター/Steve Marcus)
虚偽情報の拡散で同社がどのように対応すべきかという問題で社内で意見が対立したという。
ステイモス氏はツイッターへの投稿で、退社については否定せず、社内での役割が変更したが、引き続き業務に取り組むと語った。
フェイスブックからのコメントは得られていない。
これより先に米ニューヨーク・タイムズ紙が同氏の退社について報じた。
19日 ロイター
『フェイスブック、セキュリティー責任者が退職へ=関係者』2018 年 3 月 20 日 13:28 JST ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)
米フェイスブックのアレックス・スタモス最高セキュリティー責任者が8月に退職する予定だ。スタモス氏は経営方針担当チームと衝突しているほか、社内の再編に伴い責務が減ったという。事情に詳しい関係者が明らかにした。
スタモス氏は2016年の米大統領選以降、フェイスブックのサイトを利用したロシアの世論操作工作への対応で中心的な役割を担っている。同氏をはじめとするセキュリティー担当者は、ロシアの世論操作工作に関する詳細をもっと公表すべきとしばしば訴えた。だが事情に詳しい関係者によると、こうした姿勢は、シェリル・・・
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『フェイスブック、議員の友達を失いかねない理由』2018 年 3 月 20 日 11:40 JST ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)
――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」
***
信頼には値段が付けられないが、少なくとも米フェイスブックにとっては信頼を損なうことが高く付いている。
それは19日に明白になった。フェイスブックの株価が急落し、1日の下落幅としては少なくとも4年ぶりとなる7%近い下落となった。
時価総額は360億ドル以上も目減りした。背景には、2016年の米大統領選挙や欧州連合(EU)離脱の是非を問う英国民投票で同社が果たした役割を巡るスキャンダルを受けて、議員の間から怒りが・・・
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『英ケンブリッジ・アナリティカ社の捜査令状請求へ 米大統領選に影響か』2018年3月20日 BBCニュース
英国のデータ保護を管轄する情報コミッショナー事務局(ICO)のエリザベス・デナム委員長は19日、英コンサルティング会社のケンブリッジ・アナリティカ社が使用したデータベースとサーバを調べるため、捜査令状を請求する方針を明らかにした。
ケンブリッジ・アナリティカ社は、フェイスブック登録者5000万人の個人情報を利用し、2016年に行われた米大統領選に影響を与えようとしたと告発されている。
また、同社幹部が政治家の信用性を傷つけるため、ハニートラップ(色仕掛け)や潜在的な賄賂を使い得ることを示唆する動画が、英チャンネル4ニュースによって撮影されている。
ケンブリッジ・アナリティカ社は一切の不正を否定している。
新たな疑惑
チャンネル4ニュースは19日、ケンブリッジ・アナリティカ社のアレクサンダー・ニックスCEOが、インターネット上で政治家の信用性を傷つける戦術を勧める様子を収めた隠し撮りの映像を放送した。
映像では、「深堀り作業」で何ができるのかを問われたニックス氏が、潜入記者に「(単なる調査だけではない)様々なことができる」と語っている。
ニックス氏は特定の個人を狙った方法のひとつとして、「実現するにはすばらしすぎる取引を持ちかけ、その様子を確実に録画する」ことを示唆した。
同氏はまた、「何人かの女性を候補者の家に送り込むことが可能だ」と語った。送り込むウクライナ人女性は「とても美しく、この方法はとてもうまくいく」という。
ニックス氏は「何ができるか、そして何がなされてきたかの例を見せることもできる」と繰り返した。
チャンネル4ニュースによると、この記者は、スリランカの選挙で当選を目指す裕福なクライアントの仲介者に扮したという。
しかしケンブリッジ・アナリティカ社は撮影された内容について、報道が「著しく不正確に伝えている」と話した。
「会話の流れに調子を合わせているだけだし、私たちの『クライアント』に恥をかかせないことも意図して、我々は馬鹿げた仮定のシナリオを受け入れた」と同社は声明で発表した。
声明は「ケンブリッジ・アナリティカ社は、わなを仕掛けたり、賄賂を贈ったり、いわゆる『ハニートラップ』をすることは、認めていないし従事してもいない」とした。
ニックス氏はBBCのニュース番組「ニュースナイト」に対し、チャンネル4ニュースの報道は「事実を偽って伝えている」と捉えており、自身の会社は「故意にわなにかけられた」と感じている、と語った。
英情報コミッショナー機関のエリザベス・デナム委員長は、フェイスブック登録者5000万人の個人情報を用いて米大統領選影響したとの申し立てについてケンブリッジ・アナリティカ社を調査している。
同社で働いていたクリストファー・ワイル氏は、ケンブリッジ・アナリティカ社はある学者が作成した性格診断クイズを通じて数千万におよぶ人々のデータを収集したと主張した。
調査
デナム氏はケンブリッジ・アナリティカ社に、英国時間19日午後6時までに同社のデータベースやサーバへのアクセスさせることを要求したが、同社は期限を守らなかったという。
「同社からの返事を受け取っていないので、裁判所に令状を請求する」とデナム氏はチャンネル4に語った。
「私たちはケンブリッジ・アナリティカ社へ行き、同社のデータベースやサーバを調べ、同社がどのようにしてデータを処理し、消去したのかを理解する必要がある」
「違反行為」
ケンブリッジ・アナリティカ社は、同社は正しい手続きに沿ってデータを取得し使用していたと主張しているが、同社は先週フェイスブックから締め出された。
一方フェイスブック社は、ケンブリッジ・アナリティカ社を監査するため、デジタル情報分析の専門チームを雇い入れたと語った。
フェイスブック社は「これは、疑惑の上がっているフェイスブックのデータが以前存在しているとの主張が正しいかどうかの究明を行うための、包括的な内部調査および外部調査の一部です」と述べた。
「もしこのデータが依然として存在しているならば、それはフェイスブックの規約に対する重大な違反になるでしょうし、これらのグループが作ってきた信頼や契約上の義務への許容しがたい違反にもなります」
フェイスブック社はまた、データを収集した性格診断アプリの製作者であるアレクサンダー・コーガン氏が、監査を受けることに同意したとも付け加えた。
しかし同社は、データを収集し使用した手段についての申し立てを行ったワイル氏は、監査を拒否したと発表した。
3月20日 BBC
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『アメリカの大統領選挙でのロシアゲートに直接関係する。ひょっとするとイギリスで起きた神経剤での二重スパイ暗殺未遂にも関係するSNSがらみの一大スキャンダルが唐突に勃発する』
BBCの記事にある英コンサルティング会社のケンブリッジ・アナリティカ社ですが、請け負った選挙では100戦100勝で、最近の例ではアメリカの大統領選挙(トランプ勝利)とかイギリスのEU離脱国民党投票にも介入して何れも勝利に導いたらしいのである。
この3月20日のイギリスのBBCニュースの最新版は長文だが不親切で読んでも何か言いたいのかが良く分からない。(と言うよりも読めば読むほど『逃げ水』のように意味が不明にある摩訶不思議な偽装記事。間違いに誘導する腹立たしい『赤いニシン』だった)
イギリスのケンブリッジ・アナリティカ社はソーシャルネットワーク(SNS)最大手であるフェイスブックを使って世論誘導や印象操作など露骨なプロパガンダを行って濡れ手に粟の大儲けしていたのである。
今回SNSユーザーの監視(盗聴)システムでもあったことが発覚したフェイスブックの株価が大暴落しているが、当然な成り行きであろう。
『インテリジェンスで大儲けする、前代未聞、空前絶後の悪徳商法』
★注、
ところが、(たぶん)今回のBBCニュースと同じことを書いたらしいイラン国営のParsTodayの方は大違い、短いがアメリカの元CIAエドワード・スノーデンの言葉を借りて、
『フェイスブックは監視システムであり、ソーシャルネットワークの名の下に人々を欺いている』。
『フェイスブックは、ソーシャルネットワークの名のもとに活動する監視機関だ。』
『一般人のプライベートな生活に関する情報を集め、売り上げや収入を得るビジネスは、監視機関とよぶべきだろう。』
『それらのビジネスを行う人は、戦争省から国防省に名称を変更するのと同様に、監視機関をソーシャルネットワークという呼び名に変更して巧みに人々を欺いている。』
と簡単明瞭。何とも分かり易いのである。今回フェイスブックの株価が大暴落したらしいが、当然このBBCニュースの報道が影響している。
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『フェイスブックのデータ流出問題、欧米議会で調査求める動き』3月19日 ロイター
米大統領選でトランプ陣営が契約したデータ会社が、フェイスブック(FB.O)利用者5000万人以上の個人情報を収集したとの報道を受け、欧米議会で調査を求める声が強まった。
19日の取引で、フェイスブック株は7%強安、時価総額約400億ドルを失った。1日では2012年9月以来の大幅安となる見通しだ。
米紙ニューヨーク・タイムズと英紙オブザーバーは17日、16年の米大統領選でトランプ陣営が契約していたデータ分析会社、ケンブリッジ・アナリティカ(CA)が、フェイスブック利用者5000万人以上の個人情報を収集していたという疑惑が浮上したと伝えた。
フェイスブックは19日、CAについて包括的な審査を行うため、電子情報の科学捜査を手掛けるストローズ・フリードバーグ社を起用したことを明らかにした。CAはストローズ・フリードバーグ社に、サーバーやシステムへのアクセスを全面的に認めるなどした。
CAはウェブサイトに載せた声明で、疑惑を強く否定した。
米共和・民主両党上院議員らは、同社のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)らの証人喚問を呼び掛けた。
民主党のクロブシャー議員は「これらのプラットホームが自らを監視できないことは明白」と指摘した。
共和党のケネディー議員と共同書簡で、上院司法委員会のグラスリー委員長に対し、ザッカーバーグ氏のほか、アルファベット(GOOGL.O)傘下のグーグル、ツイッター(TWTR.N)のCEOも呼んで公聴会を開くよう求めた。
民主党のワイデン上院議員はザッカーバーグ氏に宛てた書簡で、第三者との利用者データ共有に関するポリシーについて回答を求めた。 第三者が過去10年間に、プラットホームポリシーに違反して、データを収集・処理した事例を把握した回数などを問いただした。
上院は19日、オンライン上での性的人身売買問題対処に向け、ネット業界保護を縮小する法案の審議を進める見通しだ。法案はすでに下院を通過しており、まもなく成立する見込みだ。
この日は規制強化への懸念が広がり、ツイッターやアルファベット、スナップ株(SNAP.N)の重しとなった。
英国のメイ首相報道官は、疑惑について強い懸念を表明した。
今回の疑惑と別に、英国内では利用者データが選挙で悪用されたについて、民事・刑事両面の調べが進んでいる。情報コミッショナー事務局(ICO)は、今回の疑惑が新たな証拠材料になる可能性もあるとの見方を示した。
英議会のコリンズ委員長(保守党)は声明で「だれかが責任を取る必要がある。ザッカーバーグ氏がフェイスブックページの背後に隠れるのをやめるときだ」と語った。
欧州議会のタヤーニ議長は、疑惑について市民のプライバシー権を侵害し、受け入れがたいと指摘、データが悪用されたのかを調べる方針を表明した。
ドイツの緑の党は同国政府に、国内への影響を議会に報告するよう求めたことを明らかにした。
3月19日ロイター
『米国株は小反発、フェイスブックなお重しに』3月20日 ロイター
米国株式市場は小反発して取引を終えた。原油相場が2%強上昇してエネルギー銘柄を押し上げたが、フェイスブックが前日に続いて急落、重しとなった。
3月20日、米国株式市場は小反発して取引を終えた。
フェイスブックは2.6%安。取引時間中につけた安値を大きく上回った。同社はこの日、ケンブリッジ・アナリティカ(CA)の個人データ収集方法について、米連邦取引委員会(FTC)から週内に質問状が届く。
フェイスブック株は過去2日間で約9%下落、2日間の下げとしては2016年2月以来の大きさを記録した。
ソーシャルメディア株ではほかに、スナップが2.56%安、ツイッターは10.38%下落、グローバルXソーシャル・メディアインデックス上場投資信託(ETF)は0.9%安。
米ソフトウエア大手オラクルは9.4%安。四半期売上高が予想に届かず嫌気された。
(抜粋)
(おまけ)
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『自分用のパソコンのカメラをテープで目隠ししていたフェイスブックのマーク・ザッカーバーグ』
2016年06月22日REUTERS通信は、フェイスブックの創業者マーク・ザッカーバーグは、自身のノートパソコンのカメラとマイクをテープで塞いでいるとの何とも考えさせる驚愕的なニュースを伝えた。
フェイスブックの利用者たちが、ザッカーバーグがインスタグラムの月間利用者が5億人を突破したことを記念してSNSに投稿した写真で気づいた。
投稿された写真でザッカーバーグは、職場の自分の席に座っている。
そこにはノートパソコンが置かれており、パソコンのカメラとマイクはテープで塞がれている。
Gizmodoは、ザッカーバーグ氏の「パラノイド的」な行動は不思議ではないとし、世界で最も影響力のある人物の1人である同氏が、ハッカーから身を守るためにここまで用心するのは驚くことではないと指摘している。
ESETが昨年末に実施した世論調査の結果、インターネット利用者の過半数がウェブカメラのハッキングを恐れ、自分のノートパソコンのカメラによる盗撮を防ぐために、世論調査の回答者の17パーセントが、絆創膏あるいはカラーテープでカメラを塞いでいるという。
(おまけのおまけ)
『500万人分の個人情報が中国業者に 年金情報入力を再委託』3月19日 NHKニュース
日本年金機構は、去年8月、東京・豊島区にある情報処理会社におよそ500万人分のマイナンバーや配偶者の年間所得額などの個人情報の入力業務を委託。
ところが、厚生労働省によると、この会社は、中国の業者にデータを渡し、入力業務を任せていた。
この情報処理会社については、データの入力が進まず、少なくとも6万7000人の受給者が所得税控除が受けられず、本来よりも少ない年金しか受け取れない事態となっていて、日本年金機構が、中国の業者への再委託との関連など詳しいいきさつを調べています。
(抜粋)
★注、
お役人である厚生労働省や日本年金機構は、『個人情報』などのインテリジェンスには社会全体を動かすほどのトンデモナイ値打ちがあり、『情報がおカネになる』との社会常識が無かったので、今回猫にカツオブシの番をさせていた事実が発覚したのですから大笑い。笑い事では済まないのですが、お粗末な新自由主義の安易な民間委託の結果、今の日本の官僚機構の根本がボロボロに崩壊しているのである。
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『ザッカーバーグ氏、Facebookスキャンダルで約50億ドルを失う』2018年03月21日Sputnik
19日、米フェイスブックの株価が下落し、フェイスブックの創業者でCEOのマーク・ザッカーバーグ氏は49億ドルを失った。Forbesが報じた。
英国の分析会社ケンブリッジ・アナリティカがフェイスブックのユーザー5000万人の個人データをユーザーの承諾なしに収集し、それを基に米国人の政治的嗜好を分析するためのアルゴリズムを作成していたと報じられたのを受け、フェイスブックの株価が約7%下落した。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、まさにこれがトランプ米大統領の選挙運動用の広告作成を可能にしたという。なおフェイスブックは、そのことは知らなかったと発表し、16日にケンブリッジ・アナリティカのアカウントを停止した。
スプートニク日本
『スノーデン氏、「フェイスブックは欺瞞的なソーシャルネットワーク」』 2018年03月19日ParsToday(イラン国営の通信社)
アメリカのエドワード・スノーデン元CIA局員が、「フェイスブックは監視システムであり、ソーシャルネットワークの名の下に人々を欺いている」と語りました。
アメリカの保守系新聞ワシントン・エグザミナーのインターネットサイトによりますと、現在ロシアに亡命中のスノーデン氏は最近、「フェイスブックは、ソーシャルネットワークの名のもとに活動する監視機関だ」と述べました。
スノーデン氏は、ツイッター上で、「一般人のプライベートな生活に関する情報を集め、売り上げや収入を得るビジネスは、監視機関とよぶべきだろう」としました。
さらに、「それらのビジネスを行う人は、戦争省から国防省に名称を変更するのと同様に、監視機関をソーシャルネットワークという呼び名に変更して巧みに人々を欺いている」と語っています。
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『米フェイスブック、セキュリティ担当トップが退社へ=関係筋』March 20, 2018 ロイター
関係筋が19日に明らかにしたところによると、米フェイスブック(FB.O)のアレックス・ステイモス最高セキュリティ責任者(CSO)が8月で退社する。
3月19日、関係筋が明らかにしたところによると、米フェイスブックのアレックス・ステイモス最高セキュリティ責任者(CSO・写真)が8月で退社する。写真は昨年7月にラスベガスで撮影(2018年 ロイター/Steve Marcus)
虚偽情報の拡散で同社がどのように対応すべきかという問題で社内で意見が対立したという。
ステイモス氏はツイッターへの投稿で、退社については否定せず、社内での役割が変更したが、引き続き業務に取り組むと語った。
フェイスブックからのコメントは得られていない。
これより先に米ニューヨーク・タイムズ紙が同氏の退社について報じた。
19日 ロイター
『フェイスブック、セキュリティー責任者が退職へ=関係者』2018 年 3 月 20 日 13:28 JST ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)
米フェイスブックのアレックス・スタモス最高セキュリティー責任者が8月に退職する予定だ。スタモス氏は経営方針担当チームと衝突しているほか、社内の再編に伴い責務が減ったという。事情に詳しい関係者が明らかにした。
スタモス氏は2016年の米大統領選以降、フェイスブックのサイトを利用したロシアの世論操作工作への対応で中心的な役割を担っている。同氏をはじめとするセキュリティー担当者は、ロシアの世論操作工作に関する詳細をもっと公表すべきとしばしば訴えた。だが事情に詳しい関係者によると、こうした姿勢は、シェリル・・・
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『フェイスブック、議員の友達を失いかねない理由』2018 年 3 月 20 日 11:40 JST ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)
――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」
***
信頼には値段が付けられないが、少なくとも米フェイスブックにとっては信頼を損なうことが高く付いている。
それは19日に明白になった。フェイスブックの株価が急落し、1日の下落幅としては少なくとも4年ぶりとなる7%近い下落となった。
時価総額は360億ドル以上も目減りした。背景には、2016年の米大統領選挙や欧州連合(EU)離脱の是非を問う英国民投票で同社が果たした役割を巡るスキャンダルを受けて、議員の間から怒りが・・・
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『英ケンブリッジ・アナリティカ社の捜査令状請求へ 米大統領選に影響か』2018年3月20日 BBCニュース
英国のデータ保護を管轄する情報コミッショナー事務局(ICO)のエリザベス・デナム委員長は19日、英コンサルティング会社のケンブリッジ・アナリティカ社が使用したデータベースとサーバを調べるため、捜査令状を請求する方針を明らかにした。
ケンブリッジ・アナリティカ社は、フェイスブック登録者5000万人の個人情報を利用し、2016年に行われた米大統領選に影響を与えようとしたと告発されている。
また、同社幹部が政治家の信用性を傷つけるため、ハニートラップ(色仕掛け)や潜在的な賄賂を使い得ることを示唆する動画が、英チャンネル4ニュースによって撮影されている。
ケンブリッジ・アナリティカ社は一切の不正を否定している。
新たな疑惑
チャンネル4ニュースは19日、ケンブリッジ・アナリティカ社のアレクサンダー・ニックスCEOが、インターネット上で政治家の信用性を傷つける戦術を勧める様子を収めた隠し撮りの映像を放送した。
映像では、「深堀り作業」で何ができるのかを問われたニックス氏が、潜入記者に「(単なる調査だけではない)様々なことができる」と語っている。
ニックス氏は特定の個人を狙った方法のひとつとして、「実現するにはすばらしすぎる取引を持ちかけ、その様子を確実に録画する」ことを示唆した。
同氏はまた、「何人かの女性を候補者の家に送り込むことが可能だ」と語った。送り込むウクライナ人女性は「とても美しく、この方法はとてもうまくいく」という。
ニックス氏は「何ができるか、そして何がなされてきたかの例を見せることもできる」と繰り返した。
チャンネル4ニュースによると、この記者は、スリランカの選挙で当選を目指す裕福なクライアントの仲介者に扮したという。
しかしケンブリッジ・アナリティカ社は撮影された内容について、報道が「著しく不正確に伝えている」と話した。
「会話の流れに調子を合わせているだけだし、私たちの『クライアント』に恥をかかせないことも意図して、我々は馬鹿げた仮定のシナリオを受け入れた」と同社は声明で発表した。
声明は「ケンブリッジ・アナリティカ社は、わなを仕掛けたり、賄賂を贈ったり、いわゆる『ハニートラップ』をすることは、認めていないし従事してもいない」とした。
ニックス氏はBBCのニュース番組「ニュースナイト」に対し、チャンネル4ニュースの報道は「事実を偽って伝えている」と捉えており、自身の会社は「故意にわなにかけられた」と感じている、と語った。
英情報コミッショナー機関のエリザベス・デナム委員長は、フェイスブック登録者5000万人の個人情報を用いて米大統領選影響したとの申し立てについてケンブリッジ・アナリティカ社を調査している。
同社で働いていたクリストファー・ワイル氏は、ケンブリッジ・アナリティカ社はある学者が作成した性格診断クイズを通じて数千万におよぶ人々のデータを収集したと主張した。
調査
デナム氏はケンブリッジ・アナリティカ社に、英国時間19日午後6時までに同社のデータベースやサーバへのアクセスさせることを要求したが、同社は期限を守らなかったという。
「同社からの返事を受け取っていないので、裁判所に令状を請求する」とデナム氏はチャンネル4に語った。
「私たちはケンブリッジ・アナリティカ社へ行き、同社のデータベースやサーバを調べ、同社がどのようにしてデータを処理し、消去したのかを理解する必要がある」
「違反行為」
ケンブリッジ・アナリティカ社は、同社は正しい手続きに沿ってデータを取得し使用していたと主張しているが、同社は先週フェイスブックから締め出された。
一方フェイスブック社は、ケンブリッジ・アナリティカ社を監査するため、デジタル情報分析の専門チームを雇い入れたと語った。
フェイスブック社は「これは、疑惑の上がっているフェイスブックのデータが以前存在しているとの主張が正しいかどうかの究明を行うための、包括的な内部調査および外部調査の一部です」と述べた。
「もしこのデータが依然として存在しているならば、それはフェイスブックの規約に対する重大な違反になるでしょうし、これらのグループが作ってきた信頼や契約上の義務への許容しがたい違反にもなります」
フェイスブック社はまた、データを収集した性格診断アプリの製作者であるアレクサンダー・コーガン氏が、監査を受けることに同意したとも付け加えた。
しかし同社は、データを収集し使用した手段についての申し立てを行ったワイル氏は、監査を拒否したと発表した。
3月20日 BBC
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『アメリカの大統領選挙でのロシアゲートに直接関係する。ひょっとするとイギリスで起きた神経剤での二重スパイ暗殺未遂にも関係するSNSがらみの一大スキャンダルが唐突に勃発する』
BBCの記事にある英コンサルティング会社のケンブリッジ・アナリティカ社ですが、請け負った選挙では100戦100勝で、最近の例ではアメリカの大統領選挙(トランプ勝利)とかイギリスのEU離脱国民党投票にも介入して何れも勝利に導いたらしいのである。
この3月20日のイギリスのBBCニュースの最新版は長文だが不親切で読んでも何か言いたいのかが良く分からない。(と言うよりも読めば読むほど『逃げ水』のように意味が不明にある摩訶不思議な偽装記事。間違いに誘導する腹立たしい『赤いニシン』だった)
イギリスのケンブリッジ・アナリティカ社はソーシャルネットワーク(SNS)最大手であるフェイスブックを使って世論誘導や印象操作など露骨なプロパガンダを行って濡れ手に粟の大儲けしていたのである。
今回SNSユーザーの監視(盗聴)システムでもあったことが発覚したフェイスブックの株価が大暴落しているが、当然な成り行きであろう。
『インテリジェンスで大儲けする、前代未聞、空前絶後の悪徳商法』
★注、
ところが、(たぶん)今回のBBCニュースと同じことを書いたらしいイラン国営のParsTodayの方は大違い、短いがアメリカの元CIAエドワード・スノーデンの言葉を借りて、
『フェイスブックは監視システムであり、ソーシャルネットワークの名の下に人々を欺いている』。
『フェイスブックは、ソーシャルネットワークの名のもとに活動する監視機関だ。』
『一般人のプライベートな生活に関する情報を集め、売り上げや収入を得るビジネスは、監視機関とよぶべきだろう。』
『それらのビジネスを行う人は、戦争省から国防省に名称を変更するのと同様に、監視機関をソーシャルネットワークという呼び名に変更して巧みに人々を欺いている。』
と簡単明瞭。何とも分かり易いのである。今回フェイスブックの株価が大暴落したらしいが、当然このBBCニュースの報道が影響している。
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『フェイスブックのデータ流出問題、欧米議会で調査求める動き』3月19日 ロイター
米大統領選でトランプ陣営が契約したデータ会社が、フェイスブック(FB.O)利用者5000万人以上の個人情報を収集したとの報道を受け、欧米議会で調査を求める声が強まった。
19日の取引で、フェイスブック株は7%強安、時価総額約400億ドルを失った。1日では2012年9月以来の大幅安となる見通しだ。
米紙ニューヨーク・タイムズと英紙オブザーバーは17日、16年の米大統領選でトランプ陣営が契約していたデータ分析会社、ケンブリッジ・アナリティカ(CA)が、フェイスブック利用者5000万人以上の個人情報を収集していたという疑惑が浮上したと伝えた。
フェイスブックは19日、CAについて包括的な審査を行うため、電子情報の科学捜査を手掛けるストローズ・フリードバーグ社を起用したことを明らかにした。CAはストローズ・フリードバーグ社に、サーバーやシステムへのアクセスを全面的に認めるなどした。
CAはウェブサイトに載せた声明で、疑惑を強く否定した。
米共和・民主両党上院議員らは、同社のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)らの証人喚問を呼び掛けた。
民主党のクロブシャー議員は「これらのプラットホームが自らを監視できないことは明白」と指摘した。
共和党のケネディー議員と共同書簡で、上院司法委員会のグラスリー委員長に対し、ザッカーバーグ氏のほか、アルファベット(GOOGL.O)傘下のグーグル、ツイッター(TWTR.N)のCEOも呼んで公聴会を開くよう求めた。
民主党のワイデン上院議員はザッカーバーグ氏に宛てた書簡で、第三者との利用者データ共有に関するポリシーについて回答を求めた。 第三者が過去10年間に、プラットホームポリシーに違反して、データを収集・処理した事例を把握した回数などを問いただした。
上院は19日、オンライン上での性的人身売買問題対処に向け、ネット業界保護を縮小する法案の審議を進める見通しだ。法案はすでに下院を通過しており、まもなく成立する見込みだ。
この日は規制強化への懸念が広がり、ツイッターやアルファベット、スナップ株(SNAP.N)の重しとなった。
英国のメイ首相報道官は、疑惑について強い懸念を表明した。
今回の疑惑と別に、英国内では利用者データが選挙で悪用されたについて、民事・刑事両面の調べが進んでいる。情報コミッショナー事務局(ICO)は、今回の疑惑が新たな証拠材料になる可能性もあるとの見方を示した。
英議会のコリンズ委員長(保守党)は声明で「だれかが責任を取る必要がある。ザッカーバーグ氏がフェイスブックページの背後に隠れるのをやめるときだ」と語った。
欧州議会のタヤーニ議長は、疑惑について市民のプライバシー権を侵害し、受け入れがたいと指摘、データが悪用されたのかを調べる方針を表明した。
ドイツの緑の党は同国政府に、国内への影響を議会に報告するよう求めたことを明らかにした。
3月19日ロイター
『米国株は小反発、フェイスブックなお重しに』3月20日 ロイター
米国株式市場は小反発して取引を終えた。原油相場が2%強上昇してエネルギー銘柄を押し上げたが、フェイスブックが前日に続いて急落、重しとなった。
3月20日、米国株式市場は小反発して取引を終えた。
フェイスブックは2.6%安。取引時間中につけた安値を大きく上回った。同社はこの日、ケンブリッジ・アナリティカ(CA)の個人データ収集方法について、米連邦取引委員会(FTC)から週内に質問状が届く。
フェイスブック株は過去2日間で約9%下落、2日間の下げとしては2016年2月以来の大きさを記録した。
ソーシャルメディア株ではほかに、スナップが2.56%安、ツイッターは10.38%下落、グローバルXソーシャル・メディアインデックス上場投資信託(ETF)は0.9%安。
米ソフトウエア大手オラクルは9.4%安。四半期売上高が予想に届かず嫌気された。
(抜粋)
(おまけ)
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『自分用のパソコンのカメラをテープで目隠ししていたフェイスブックのマーク・ザッカーバーグ』
2016年06月22日REUTERS通信は、フェイスブックの創業者マーク・ザッカーバーグは、自身のノートパソコンのカメラとマイクをテープで塞いでいるとの何とも考えさせる驚愕的なニュースを伝えた。
フェイスブックの利用者たちが、ザッカーバーグがインスタグラムの月間利用者が5億人を突破したことを記念してSNSに投稿した写真で気づいた。
投稿された写真でザッカーバーグは、職場の自分の席に座っている。
そこにはノートパソコンが置かれており、パソコンのカメラとマイクはテープで塞がれている。
Gizmodoは、ザッカーバーグ氏の「パラノイド的」な行動は不思議ではないとし、世界で最も影響力のある人物の1人である同氏が、ハッカーから身を守るためにここまで用心するのは驚くことではないと指摘している。
ESETが昨年末に実施した世論調査の結果、インターネット利用者の過半数がウェブカメラのハッキングを恐れ、自分のノートパソコンのカメラによる盗撮を防ぐために、世論調査の回答者の17パーセントが、絆創膏あるいはカラーテープでカメラを塞いでいるという。
(おまけのおまけ)
『500万人分の個人情報が中国業者に 年金情報入力を再委託』3月19日 NHKニュース
日本年金機構は、去年8月、東京・豊島区にある情報処理会社におよそ500万人分のマイナンバーや配偶者の年間所得額などの個人情報の入力業務を委託。
ところが、厚生労働省によると、この会社は、中国の業者にデータを渡し、入力業務を任せていた。
この情報処理会社については、データの入力が進まず、少なくとも6万7000人の受給者が所得税控除が受けられず、本来よりも少ない年金しか受け取れない事態となっていて、日本年金機構が、中国の業者への再委託との関連など詳しいいきさつを調べています。
(抜粋)
★注、
お役人である厚生労働省や日本年金機構は、『個人情報』などのインテリジェンスには社会全体を動かすほどのトンデモナイ値打ちがあり、『情報がおカネになる』との社会常識が無かったので、今回猫にカツオブシの番をさせていた事実が発覚したのですから大笑い。笑い事では済まないのですが、お粗末な新自由主義の安易な民間委託の結果、今の日本の官僚機構の根本がボロボロに崩壊しているのである。
あれが監視するためのSNS として存在していることの証明になる気がします...
明らかに変ですよね?
だから削除できないので、その代わり自分だけの公開にできます。
アカウントを乗っ取られたら見られてしまうということです。
さらにSNS 鬱で鬱患者を増やすことによって製薬会社や精神科は利益を増やしています。
将来、言論や思想に対する弾圧が激しくなった時、家族へ危険が及ぶのを避けるために用心しているわけですが、国家や情報機関が調査すればあっという間に足がつくのは分かっています。
気休めかも知れませんが、自分の力が及ぶ限りの守りをしたいと思っています。
強烈な民主党支持のIT企業が、ワシントンで叩かれる。これは一体どういうことか。監視システムの主体であるIT企業を証人喚問するということは、どういうことか。
スティーブバノンが、ケンブリッジアナリティカの役員を一時勤めていた。今回の事件もケンブリッジアナリティカに対するおとり捜査がきっかけだったようですが、詳細が今一つわからない。ケンブリッジアナリティカの背後もよくわからない。ロシアがらみで、またもやイギリスでおこった事件。
この事件、単にフェイスブックのセキュリティが甘かったという事件では全然ない。もっと調べないといけない。裏に壮絶なバトルがあると思う。