逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

『事件性なし?』で当局がひた隠す押尾事件の闇

2009年08月21日 | 社会
当局がひた隠す押尾事件の闇 2009年08月21日(金曜日)内外タイムス(抜粋)

ここへきて押尾容疑者とともにMDMAを使用して死亡した「全裸女性」に注目が集まりつつある。
『警察発表と女性の素性が全く違う』と業界関係者の間で話題になっているのだ。
関係者らの話を総合すると、事件の裏に潜む“闇社会”の存在が浮かび上がってきた。

合成麻薬MDMAを使用したとして押尾事件で死亡したのは、銀座の高級クラブ「J」で働いていたアゲハことT・Kさん(享年30)。30を過ぎても銀座では有名なホステスとして鳴らしていたことから『背景には暴力団がいる』など、当初からさまざまな憶測を呼んでいた。

取材に当たったスポーツ紙記者は警察の初動捜査についてこう指摘する。

『警察は当初『どうせヤク中同士がSEXの最中に使った(クスリの)ことだろう。自業自得だ』みたいな対応でした。
一見すると確かにそう見えますが、クスリを使ってSEXすること自体、事件なのに、事件性は薄いとの見方だったようです』
 
しかも、その後に続く警察の発表も首をひねりたくなるモノばかりだったという。
 
『まず、Tさんの身体について警察では『背中の広範囲に(暴力団との関係を現すような)しっかりと彫り込んだ入れ墨があった』としていますが、彼女が勤めていた店のホステスによると『そんなに大層な入れ墨ではなかった』との証言もありTさんを強引に暴力団関係者にさせたかった疑いがあります』
(前出・スポーツ紙記者)

 警察のTさんへの対応は、ほかにも理解に苦しむ点が多々ある。

Tさんの実家は岐阜県の山間部にある過疎化地帯。
実家そばで葬儀が営まれたのだが、そこでTさんの実母が衝撃的な発言をし、潜入取材していた記者を仰天させたのだ。スポーツ紙デスクの次の証言に注目だ。
 
『葬儀の際、実母はTさんの形見として彼女の携帯電話を棺に入れたい、と思ったようなのです。
そのため、警察(所轄の麻布署)に遺体の横にあっただろう携帯電話の返還を求めたのです。事件性がないなら、すぐ返してくれるでしょう? ところが麻布署の対応は『ケータイ? あったかなぁー。部屋中、くまなく探せば見つかるかもなあぁー』とだけ言い、最終的に戻してくれなかった。
事件性が本当になかったら、彼女のすぐ脇にでも置いてあるでしょう。
それが『ない』と言うのは、少し考え難い。警察はハナから相手にしていなかったのです』
(スポーツ紙デスク)

女性遺族は担当した警察に死因の特定や背景の調査を以来するも、最初から『事件性なし』として相手にせず、捜査をしていない事を非常に不満を持っている模様です。







(2009年8月4日00時47分 読売新聞)

俳優・押尾容疑者を逮捕「知らずに」合成麻薬
警視庁麻布署は3日夜、俳優の押尾学容疑者(31)(川崎市高津区)が合成麻薬MDMAを使用したとして、麻薬取締法違反容疑で逮捕した。

 同署幹部によると、尿からMDMAの陽性反応が出たという。押尾容疑者は「知人からもらって固形物を飲んだが、違法なものとは知らなかった」と供述している。

 今月2日夜、東京都港区内のマンションの一室で、女性が死亡しているのが見つかり、この部屋が押尾容疑者の関係先だったことから、同署は押尾容疑者から任意で事情を聞き、薬物検査も実施したという。★(ブログ主、注)女性の死亡については事件性はないとみられる。

押尾容疑者は東京都出身。2006年、女優の矢田亜希子さんと結婚した。




↑は、事件直後の読売新聞の記事ですが、薬物の過剰摂取で死亡したのに、検視する前のこの時点で、
なんと、『女性の死亡については事件性はないとみられる。』 と報道するとは・・・・絶句。
誰が見ても、十分に事件性は有る。
法律で厳しく禁止されている麻薬の過剰摂取で死んでも『事件性なし』なら、読売新聞の基準では、何をしたら『事件性あり』になるのだろうか。?
この『読売』と言うマスコミは報道機関ではなく、何かの宣伝広報機関なのでしょうか。?
読売新聞などマスコミ各社が『押尾事件』を出来る限り小さく目立たない様に気を配っている事だけは理解出来るが、何を報道する(報道しない。?)心算かは全く不明である。
最早、存在価値なし。
これを書いた記者も、完全な『脳死状態』である。脳内が心底腐っていると考えられるので、今の身体が元気なうちに、ドナーとして速やかに全臓器を移植患者に提供して『世の為人の為』に少しは役立ててもらいたい。

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2 コメント

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国民を殺しまくる自民党を退治しましょう。 (みかん)
2009-08-23 09:03:56
押尾学の女性殺害は本当は自民党の森元首相の長男が直接女性を殺害したことがわかった。押尾学は森元首相の長男の共犯者なのだ。この国はまさに自民党の闇がおおう凶悪犯罪人の国だ。自民党が国民を次々に殺しまくっているのだ。
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芸能界の薬物汚染は常識 (逝きし世の面影)
2009-08-23 15:09:11
みかんさん、コメント有り難う御座います。

3週間も続く酒井法子事件ですが、芸能界の薬物汚染だけなら皆さん御存知で、普通なら3日程度で収まります。
今まで報道されている薬物で逮捕された技能人は、
岩城晃一、桑名正博、井上陽水、内田裕也、研なおこ、内藤やすこ、にしきのあきら、上田正樹、勝新太郎、北公次、カルメンマキ、清水健太郎、萩原健一、美川憲一、尾崎豊、長渕剛、翔、三田佳子の次男、江木俊夫、槙原敬之、中村雅俊の長男、いしだ壱成、カルーセル麻紀、田代まさし、ドリカムの西川隆宏、中島らもら数知れないが、3週間も全てのニュースを押しのけて報道された例はない。
今回の酒井法子だけは特別です。
ところが今回の特別の酒井法子事件の内容には、特別な所は何もない。
最初は、総選挙関係のニュースを報道しない為の埋めネタで有ると考えていたが、それなら同時に起こっている押尾学事件を報道しない理由が思い浮かばない。

押尾事件を誤魔化すために酒井法子を報道しているように見えるが、
とすれば、『総選挙以上に押尾事件が大事』と言う不思議な話になる。
今の世の中に総選挙以上に大事なものが有るだろうか。?
普通では在り得ない話ですね。
在り得ないといえば、押尾事件ほど警察が『在り得ない対応』をしている事件はない。
8月2日夜9半(事件発生4時間後)に押尾のマネージャーが救急に連絡しているが、『事件性なし』として翌3日には家族に遺体が引き渡されて5日に葬式が行われ火葬されている。
薬物中毒で最悪殺人まで考えられるのに、検視は本当に行われたのだろうか。?時間だけを追うと到底解剖が行われた形跡がない。
警察やマスコミ各社は捜査や真相解明では無く、今のところ、『事件性なし』で揉み消そうと必死になっていると思う方が正しい展開になっている。






押尾事件も酒井法子事件も政治的な判断が優先されている事だけは事実であるが、今度の選挙は民主で決まりだろう。

これまでの予想では参議院や都議選程度の第一党だが過半数以下との予想だったが、此処に来て読売日経毎日や週間現代などが3百越えの大勝利を予想しています。
この予想ですが、一般にはアナウンサー効果があり増幅するとしているが其の反対に判官贔屓で負けそうな候補が得をする場合も有る。
まあ、どちらに転んでも2百数十程度の第一党か3百数十の絶対多数かの違いだけで民主勝利は動かないでしょう。

ところが此の頃の時間に制約が有るマスコミ(テレビ)の報道姿勢が不思議です。
4年前ならあれ程していた選挙報道(政策の説明抜きのインチキ臭い刺客騒動)を連日意味もなく放送していたが今回は何にもなし。
替りがインチキ臭い酒井法子のスキャンダルを連日意味もなく繰り返している。
しかも選挙のキャッチフレーズが『政権選択選挙』である。
これは民主党の『政権交代』と似ていて、民主党の応援であるとも考えられるが、それにしても選挙報道が今までに比べて少なすぎます。

代わりにニュースとも呼べないお粗末なニュースが流されている。
4年前の郵政選挙もひどかったが今回の政策論争は至って低レベルで、麻生太郎は党首討論でも鹿児島の日の丸で作った民主党旗の話で民主党攻撃になると思っているらしい。

今度の事件で初めて知りましたが、民主党の党旗のシンボルマークの意味は上が朝日で下部が水面に映った朝日。
だから日の丸の旗が二つ有ると民主党の旗が一つ作れる計算になります。
そういえば昔から自民党の集会では矢鱈と日の丸が目立ちますね。
よく目立つ壇上正面にでかでかと飾って有るし参加者も頭に日の丸。
今度も日の丸の御威光で総選挙に勝とうと躍起ですが、しかしこの勝負は始める前から既に決着がついている。
何しろ自民党は日の丸が一つに対して、民主党二つ。ダブルスコアで対等な勝負にならない。
推測ですが、
この党旗を作った人は日の丸を二つ以上持っていたが民主党旗は持っていなかった訳ですから、多分生粋の保守で直前まで自民党を支持していたのですよ。
『義により助太刀いたす』と負けそうな主君を裏切って敵に寝返った、正式な天皇が同時に二人もいた南北朝時代の太平記の世界を彷彿とさせる末世的な様相で、これは選挙直前になって急遽負けそうな自民から勝ちそうな民主に鞍替えしたのでしょう。
幾等頑張っても最早民主勝利で自民公明に勝ちの目は何処にも有りません。
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