逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

ヤッパリ一番肝心な部分を無視するマスコミ

2018年02月07日 | 社会
『眞子内親王の婚約者・小室圭氏の母親の男性問題を週刊誌が報道! 背後に安倍政権や極右勢力の結婚ツブシが』2018.01.27.リテラ

秋篠宮眞子内親王の婚約者である小室圭さんに対するバッシング報道が相次いでいる。25日発売の『週刊文春』(文藝春秋)と『週刊新潮』(新潮社)がそろって、小室さんの母親の金銭トラブルについて報じたのだ。
小室さんの母親が当時婚約者だった男性(60代後半外資系商社マン)に小室さんの国際基督教大学(ICU)の学費やアメリカへの留学費用、アナウンススクール費用などお金を工面してもらっていたが、その後婚約解消。男性側は約430万円のお金を貸していたものだとして返済を求めたが、小室さんの母親は「贈与」だとして返済に応じていないという内容である。
昨年末「週刊女性」(主婦と生活社)が12月26日号で報じたのが最初だが、それを一斉に「週刊文春」「週刊新潮」が後追いしたのだ。
文春も新潮も、ほぼ同じ話が並んでいるのをみると、男性本人かもしくはごく近い関係者が証言していると思われるが、しかし、これ、本当にこんなに大々的に報道するような話なのか。
まず、これはあくまで小室さんの母親のトラブルであって、小室さん本人とは何の関係もない。
しかも、そのトラブルも報道の価値があるようなものとは思えない。男性サイドは「貸した」と言っているが、借用書が存在しておらず、ほんとうに借金かどうか疑わしい。実際は、婚約中、婚約相手の子どもに支援しただけという可能性のほうが高いのではないか。
また、小室さんの母親とこの男性の婚約が解消されたのは、男性側が破棄したためで、むしろ男性側が慰謝料を払ってもおかしくない事案だ。それを後になって「あれは貸した金、返せ」というのは、何か裏があるとしか思えない。
しかも、両誌の記事を読むと、小室さんが高熱を出した際に、病院まで連れて行ったことまで“足代わりにされた”などと、恨み言を述べている。言いがかりとしか言いようがない。

父親の自殺、母親の男性関係…小室氏バッシングの裏側とは?
「どうも婚約解消後、経済状態が悪くなった男性側が金の返却を求めたところ断られた。そこに、小室さんと眞子さまの結婚話が浮上したので、週刊誌に売り込んだというところじゃないでしょうか」(週刊誌記者)
だが、週刊誌はこぞってこんなネタに飛びついてしまった。いや、今回の金銭トラブルだけではない。これ以外にも、家族へのバッシングは飛び交っていた。小室さんの亡くなった父親がじつは自殺していた(「週刊新潮」)、父親の自殺を苦にした父方の祖父も自殺した(「週刊現代」講談社)、母親が霊能者のような人と付き合いがある(「女性自身」光文社)、さらに今週発売の「週刊女性」は、小室さんの母親がこの商社マン男性以外にも彫金師男性と交際、同居していたなどと書き立てている。
前述のように、今回の「週刊新潮」「週刊文春」の記事については相手の男性サイドがネタ元とみられるが、その他のバッシング情報のなかには、宮内庁や宮家、さらには政権周辺から出ているものもあるようだ。「女性セブン」(小学館)は宮内庁関係者のこんなコメントを掲載していた。
「幼少から眞子さまの成長を見てきた宮中関係者の中には、端から小室さんを結婚相手とは認めないという強硬な姿勢をもっている人も少なくありませんでした」
「小室さんについてのネガティブな情報が流されるのは、抵抗勢力が水面下で動いているからかはわかりませんが、何かしらの思惑が蠢いているのを感じます」
 実際、一連の母親の報道を利用するかたちで、官邸や旧宮家関係者が一斉に宮内庁に対して、「結婚を止めさせろ」「婚約を解消させろ」と圧力をかけ始めているという。
「新潮、文春が“これまで本人たち同士の気持ちを尊重してきた秋篠宮さまも今回はさすがに懸念を示している”という内容のことを書いていましたが、秋篠宮家にもさまざまなルートを通じて“結婚を止めさせるべき”という働きかけがあるようです」(全国紙宮内庁担当記者)
こうした小室さんバッシング、結婚ツブシの動きはなぜ起きているのか。そこには、どうやらこの国の極右勢力の政治的思惑があるようだ。

女性皇族を旧宮家の男子と結婚させたがっていた安倍首相
眞子内親王と小室さんの交発覚直後から、ネットでは、「#眞子様婚約反対」なるハッシュタグまで作られ、「あんな素性のわからない人間が女性皇族と結婚しようなんておこがましい」「内親王の降嫁先としては胡散臭すぎる」などといった時代錯誤丸出しのバッシングが展開された。ちなみにこのハッシュタグには「#がんばれ安倍ちゃん」「#安倍総理支持」というハッシュタグが一緒に並んでいたり、アイコンに日の丸が使われていることも多く、安倍応援団やネトウヨがこうしたバッシングを煽動していたのは明らかだった。
自民党政治家や保守系メディア、評論家なども「パラリーガルなんて一人前の男がやる仕事じゃない」「実際は皇室の金目当てなんじゃないか」などといういわれのない批判を浴びせていた。
これらの攻撃が、安倍政権やそれを支持する極右勢力の差別意識に基づいているのはもちろんだが、もうひとつ、彼らを小室さんバッシングに走らせたものがある。それは、皇族の減少と皇統維持という問題だ。
現在、天皇の孫世代の男性皇族は眞子内親王の弟である悠仁親王だけで、女性皇族がすべて結婚して皇籍を離れたら、最終的に悠仁親王だけになってしまい、その後の存続も危ぶまれる。
そのため対策が断続的に議論されているが、代表的なのが、「女性宮家の創設」という案と、「旧宮家男系男子を皇籍復帰させる」という案だ。男女平等の観点からも「女性宮家の創設」には国民の支持も高いが、ミソジニーな日本会議や安倍首相をはじめとする極右勢力は男系の伝統にこだわりこれに強く反対し、「旧宮家男系男子の皇籍復帰」を主張している。安倍首相のブレーン・八木秀次氏などは、その変形バージョンとして「旧宮家男系男子と女性皇族を結婚させる」などという、個人の意志を完全に無視したトンデモ案を提案しているが、安倍首相も「旧宮家の男系男子孫と結婚する女性皇族がいたら女性宮家を創設してもいい」と同種の考えをもらした。
こうした皇室存続をめぐる様々な議論のなかで、いずれの立場からも、ひとつのメルクマールとなると期待されていたのが、眞子内親王の結婚だった。しかし、眞子内親王はそのいずれの制度改革をも待たず、結婚して皇籍を離れることを決断した。しかも、その相手の小室氏は、ICUの同級生で、皇室と縁もゆかりもない存在だった。
つまり、安倍政権や右派のなかには、この眞子内親王の決断に対する強い不満があり、それが小室さんバッシングに転化したということだ。
「そして、今回の母親の問題で、この右派の結婚ツブシの動きは一気に拍車がかかったということのようです。このまま、結婚話が本当に潰れてしまう可能性もある」(前出・宮内庁担当記者)
眞子内親王には、こうしたグロテスクな政治的思惑など気にすることなく、個人の幸せを追い求めてもらいたいのだが……。
2018.01.27.リテラ(編集部)

『迷惑な去年5月時のマスコミ(読売新聞?)のフライング報道』
★注、
今回の場合ですが、宮内庁の発表の『眞子内親王の婚約延期』の「お気持ち」コメント全文をNHKニュースや民放各局が数分間もかけて読み上げて宮内庁関係者など有識者の見解も詳しく報じた。
ただし、
昨年5月、予期せぬ時期に婚約報道がなされました。このことに私たちは困惑いたしましたが、結婚の意思を固めていたことから、曖昧な状態を長引かせない方がよいとの判断をし、当初の予定を大きく前倒しして婚約が内定した旨を発表することにいたしました』
の部分を全員が無視する。
大学の同級生である結婚相手は、現在は大学院生で将来は国際弁護士をめざし、弁護士事務所のパラリーガル(助手)のアルバイトをしているのですから、眞子内親王が『お気持ち』で指摘しているように(マスコミが騒いだので予定が早まったが)あまりにも早急すぎるのである。(日本国のマスコミですが、全員『お気持ち』を真面目に1回も読んでいないのですよ。マスコミ全員が自分の脳内の勝手に解釈しているだけで客観的事実には何の関心も無いのである)

 孫崎 享‏ @magosaki_ukeru 2016-08-10
戦前の右翼中「ゾルレン(あるべし)の天皇」と「ザイン(ある)の天皇」がある。ゾルレンの天皇を守るためザインの天皇を殺していいという考え方が出た」(鈴木邦男氏)。今その考えじゃないか、日本会議、安倍首相の周辺に存在。

A:鈴木邦男氏の見解

 私は、「右翼」一水会の鈴木邦男氏と対談し、それが2014年『いま語らねばならない

戦前史の真相』として出版された。

 ここで私は右翼と天皇について問うた。

孫崎「右翼思想の根本は天皇陛下を重視するということでしょう」

鈴木「確かにそうですが、それが難しい。

   例えば二二六事件で蹶起した将校たちは昭和天皇の決断で処刑されました。

   (省略)

  戦後に人間宣言したのも間違っていると思っている右翼はいるわけです。

  そうすると、天皇のすべてが偉いのではなく、天皇の理念こそが正しいという考え方が出てくる。だから、ゾルレン(あるべし)としての天皇とザイン(ある)としての二つの天皇が存在するというわけです。これが極端に進むと、ゾルレンの天皇を守るためには、ザインの天皇を殺してかまわないという暴論まではいた人がいました。

安倍晋三など右翼は、天皇を守りたいのではなくて、自分が守りたいのは『ゾルレン(あるべし)の天皇』なのですから、それとは違っている『ザイン(ある)の天皇』の誅殺もありうるとの、最も危険な思想だった。


新興宗教団体「龍神総宮社」の名を伏せ、貴乃花親方の豆まきの様子を報じた『スーパーJチャンネル』(3日放送 テレビ朝日)

『暴力的なカルト組織と二人三脚で暴走する朝日テレビ』

朝日テレビでは2月7日に貴乃花親方の客観的事実とは大きく違う支離滅裂で摩訶不思議な言い分を一方的に流す特番記事を製作しただけではなく、ニュースステーションなどのニュース枠でも繰り返す念の入れよう。
これ等の貴乃花ヨイショ番組ですが、当たり前と言うか危険な『破壊的カルト宗教』への言及は一切無いし、最も大事な暴行被害者の『貴乃岩』の病状とか現在の所在も不明のままだった。
朝日テレビですが、朝日新聞が主催する夏の甲子園のように、相撲協会とは別の貴乃花部屋の独立興行(高校野球の相撲版)組織でも考えているのだろうか?何とも不可解である。
★注、
横綱日馬富士の暴行なるものは暴行事件から3日後の鳥取県警へ提出した診断書では1週間の軽傷だったし、巡業で普通に相撲が取れるほど当初は貴乃岩は元気そのものだったのである。
その後、唐突に軽傷だった貴乃岩の病状が重傷に大きく変化し、所在も不明になって現在に至っている。
最初の診断書が本物だったとすれば、もしも、貴乃花親方の言うように貴乃岩が頭蓋骨骨折の瀕死の重傷なら横綱日馬富士では無くて貴乃花部屋に責任がある。(そもそも貴乃花部屋では他の部屋の力士との会食が厳禁であり、横綱白鳳とか日馬富士と深夜まで飲み歩いていたことが発覚した貴乃岩には『指導』と称する部屋ぐるみのリンチにあっていた可能性があるが、朝日テレビの特番でも『指導』は親方の権限だと強調していた)


『理事選に敗れた貴乃花親方が弟子を引き連れ“豆まき”した場所は、あのオカルト新興宗教団体だった!』2018.02.04.リテラ

相撲協会の理事選から丸一日たった2月3日の節分。全国各地の神社や寺では、例年どおり、力士や親方衆がこぞって豆まきをおこなった。それは、ワイドショーの煽りもむなしくたった2票で落選した貴乃花親方も同様で、部屋の力士を大勢引き連れて豆まきイベントに参加。自らも満面の笑顔で豆をまき、マスコミも一斉にその様子を報じた。
だが、問題はその場所だ。
貴乃花親方が豆まきをおこなったのは、京都宇治市にある「龍神総宮社」。名前だけ見ると、普通の神社のような印象を受けるが、この神社、かなりオカルト臭のする新興宗教団体なのだ。
たとえば、同団体のHPをのぞいてみればいい。そこには「様々な奇跡が、ここ龍神総宮社では、いつも起きています。」「あなたも必ず救われます。」「神様とともに右肩上がりの会社経営の道を歩みましょう」などの煽り文句のもと、「ガンが消えた!大学病院もびっくり」「奇跡!! 大津波が庭の直前で止まった 神様ありがとうございました」といった信者の怪しげな奇跡体験がいくつも掲載されている。
また、現祭主(代表)の辻本公俊氏は2006年に著書を出版しているのだが、タイトルは『2012人類の終焉~太陽からの啓示』(ブックマン社)。目次にも「人類のルーツは、縄文日本人だ」に始まり、「神武天皇は、古代イスラエルの神官王の子孫だった」という日ユ同祖説、さらに「太陽系がフォトン・ベルトに包み込まれたとき、何が起きるのか?」「金星が光り輝き、消える時に地球に恐ろしいことが起きる」「地球の双子星『クラリオン』の出現」と、クラクラするような文言がずらりと並んでいる。

そして、「天変地異から人類を救うには、どうすればよいのか」と題された最後の項目には「神様に対する「感謝の心」と、「祈りの心」で、地球の調和を取り戻す」というなんとも安易な結論……。とにかく、オカルト雑誌やニューエイジ運動でさんざん語られてきた例の“2012年に人類は滅亡する”という説を使って、宗教に勧誘しようというのがミエミエの本なのだ。
加えて、同書には「南京虐殺はなかった」「教育勅語は世界で高い評価を受けた」などという、極右歴史修正主義的主張までちりばめられているのだから、始末におえない。いったい、龍神総宮社とはどういう宗教なのか。



貴乃花が新興宗教団体代表の『2012人類の終焉』本に推薦文

宗教問題に詳しいジャーナリストがこう解説する。
「龍神総宮社はいまの代表の父親である辻本源冶郎なる人物が立ち上げ、新新宗教ブームの1970年代半ばに、宗教法人にした教団。教義は一見、神道風ですが、“銀河系の最高神”として『天主天帝』なる存在をもちだしてきたりと、いろんな宗教をつぎはぎにしたかなりいい加減なものです。しかも、1994年に源冶郎が亡くなって息子の公俊氏が跡を継いだあたりから、さらになんでもありな感じになって、オカルト臭が強くなった。一方で、芸能人やスポーツ選手を招いて派手なイベントやパーティをうつようになり、内部告発が寄せられたり、右翼団体に糾弾されたこともあります」
しかも、同団体が悪質なのが、阪神大震災や東日本大震災を信者獲得に利用していることだ。前述のHPにある奇跡体験を読むと、「阪神大震災の際も龍神総宮社の御信者様でお亡くなりになられた方は、一人もおられませんでした」と喧伝した後、町が全壊し、多数の死者が出た岩手県大槌町の信者の証言として「大津波が庭の直前で止まった」「神様の御守護のお陰以外の何者でもない、本当に京都の神様は凄い」などと書き立てているのだ。
まさに人の不安や不幸につけこむ、悪質な宗教勧誘としか思えないが、しかし貴乃花親方は本サイトでも既報の通り、この新興宗教に「心酔」という言葉がぴったりなくらい肩入れしてきた。
「貴乃花親方が龍神総宮社に入れ込み始めたのは、公俊氏に代替わりしてから。毎年の豆まきはもちろん、大阪場所の時は龍神総宮社の施設を貴乃花部屋の宿舎にするようになった」(スポーツ紙担当記者)
実は前述の辻本公俊氏のトンデモ本『2012人類の終焉』の表紙の帯には貴乃花親方が「この本を推薦します」という推薦文を顔写真付きで寄せている。
また、つい先日、相撲界初の双子力士「貴源治」「貴公俊」という2人の力士のしこ名も、の創始者である辻本源冶郎、現祭主の辻本公俊からつけたものだといわれている。

テレビもスポーツ紙も週刊誌もふれない龍神総宮社の正体


新興宗教団体「龍神総宮社」の名を伏せ、貴乃花親方の豆まきの様子を報じた『スーパーJチャンネル』(3日放送 テレビ朝日)

もちろん、オカルトだろうとトンデモだろうと、日本には信教の自由があり、貴乃花親方個人が信仰するのを止めることはできない。
しかし、貴乃花親方の場合は、大阪場所での宿舎に使ったり、部屋の力士を大勢引き連れての豆まきをしたりと、明らかに部屋ぐるみでこの新興宗教に協力し、力士たちにもそれを強要しているのだ。
「貴乃花親方が北の湖理事長のもと、理事として権勢を誇っていた数年前には、横綱の白鵬や大関の琴欧洲、把瑠都らにも龍神総宮社の豆まきに参加させていた。白鵬が貴乃花に不信感をもったのはそれがきっかけだという話もあるほどです。そんな調子ですから、もし貴乃花が理事会で主流派になったら、相撲協会ぐるみでこの新興宗教に協力しかねない。相撲協会も問題ですが、一番公私混同が激しいのは、貴乃花親方なんですから」(前出・スポーツ紙担当記者)
実際、マスコミでは「相撲協会守旧派の不正をただす正義の味方」として扱われている貴乃花だが、一方では自分の周囲の利権を守ろうとしているだけではないかとの見方もある。その典型が日本相撲協会の顧問を務めていたK氏をめぐる動きだ。
K氏は、2012年力士をキャラクターにしたパチンコ台制作を業者と契約交渉中、代理店関係者から500万円裏金を受け取っていたことが2014年に発覚。その後もべつの金銭トラブルもあり2016年1月、八角理事長によって追放されるのだが、貴乃花はこのK氏とべったりで、K氏追放に抵抗。これがきっかけになって、八角理事長との確執が決定的になったといわれている。
「K氏については、裏金を受け取った動画まで流出していたんですが、貴乃花親方と当時、危機管理委員会委員長だった宗像紀夫・元特捜部長東京地検はなぜかK氏を庇い続けたんです。K氏の追放が決まった時に、親方は「なんで小林さんをクビにしたんだ!」「戻すべきだ!」と理事長室に怒鳴り込んだという話もある。その後、貴乃花と宗像氏がいっしょになって反八角理事長の動きをしているのをみると、いま起きている問題の根っこにはK氏の存在があるとしか思えない。そんな身内に甘い貴乃花親方が協会を牛耳ったら、それこそ協会があの新興宗教団体に乗っ取られかねないですよ」
ところが、マスコミはこうした実態を一切報道しない。
たとえば、昨日の豆まきにしても、テレビ朝日の夕方のニュース『スーパーJチャンネル』が大々的に報道していたが、京都市伏見区の豆まきインベントに参加」と、龍神総宮社の存在には一切触れなかった。
スポーツ紙にいたっては、〈春場所の宿舎になる、宇治市内の龍神総宮社で豆まきに参加〉とまるで、龍神総宮社が有名な神社であるかのような報道をして、その宣伝に協力する始末だった。
週刊誌も普通なら“貴乃花を支えるオカルト新興宗教の正体”というのは格好のネタだと思うのだが、一切それに触れようとしない。なかには、祭主(代表)の辻本公俊氏をまるで貴乃花親方のスポークスマンのように扱う雑誌も登場する有様だ。
日本相撲協会の隠蔽体質も問題だし、貴乃花を持ち上げたほうが売れるのもわかるが、だからといって、こんな報道を続けていては、将来、貴乃花一派が相撲協会を牛耳り、日本の大相撲が“カルト化”してしまう危険性すらある。メディアはもう一度、自らの相撲報道のスタンスを見つめ直すべきではないか。
2018.02.04.リテラ



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2 コメント

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破断じゃ、あまりに可哀そう (私は黙らない)
2018-02-08 05:52:27
若いお二人、破断ではあまりに可哀そう。聞くところによると、大学進学直後からのおつきあいだとか。盗み撮りされた電車内でのお二人のお写真を拝見したが、実に微笑ましい。片親で苦労された異色の男性が皇室に連なるのも、皇室に風穴をあける契機になるのではと期待した。この若いお二人が宮家を創設したら、どれだけ一般庶民の感覚に近いものになるかと思った。
このまま破断では、若いお二人が一生心に傷を負うのではと、母親のように心配してしまう。
だいたい、日本はジェネレーションの境界が曖昧で、親の不祥事が子に及ぶ、又その逆も然り、これは絶対おかしい。親は親、子は子。別の人格。
眞子さん、圭さん、私は心から応援してます。
貴乃花の件、顔で判断してはいけないけれど、写真に写る代表の顔があまりに胡散臭すぎる。大変不愉快。
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つまらぬコメントで場を汚して済みません (海坊主)
2018-02-08 06:57:36
貴乃花氏の記事でイニシャルトークを貫いているように見せながら伏せている苗字をも効果的に出す、という宗純様の高等テクニックに感銘いたしました。私はと言えば、推敲力の欠如で誤字脱字のオンパレードで投稿後に反省する日々です・・・・
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