『わざとらしい(視覚的に明らかな)不正選挙の痕跡』
2月9日の東京都知事選では、今回何とも奇妙なことが起きていた。
孫崎 享がツイッターで何度も指摘しているのですが、総選挙と一緒だった1年前の猪瀬票(史上最大の434万票)の0・48かけ(48%)が今回の枡添票で、ぴったり市区別の得票が同じ按分になっている。これは人為的操作以外に有り得ない。日本の民主主義は幻であると喝破しています。
しかし逆に、どこの地区も猪瀬票×48%=舛添票になるように『不正選挙の足跡』を誰にも分かるように『わざと、くっきり残した』とも解釈出来る摩訶不思議な成り行きなのである。
今回のような全選挙区の操作よりも一部の大選挙区の操作の方が容易であり、『費用対効果』の面で、通常では有り得ない(後進国でも起きないような)摩訶不思議な『不正選挙』なのである。
手間がかかりすぎるし、図表から一目で不正選挙がイメージされる危険性が高い馬鹿馬鹿しい愚行。しかし数字を調べると確かに人為的操作以外には説明が付かない異様な開票結果なのである。
2004年前後に旧ソ連圏で相次いだオレンジ革命等では『選挙に不正があった』と反政府勢力やBBCなど欧米の有力マスコミが大宣伝して、選挙で選ばれた合法的な政府が『民主化』の美名で無理やり倒されて、政権を奪われている。
今回の東京都知事選挙の前代未聞の椿事は、10年前のウクライナやグルジアなどに似ているのですから恐ろしい。(東欧では自国のマスコミの信用度が極端に低かったが、日本は逆にマスコミの信用度が圧倒的に高すぎる違いがある)
『孫崎享チャンネル』
『東京都知事選、桝添獲得票=猪瀬獲得票×0・48%をもう一度考えてみよう』
1:すでに配信したように、
① 桝添獲得数はほぼ全ての選挙区で猪瀬獲得数のほぼ48%である。
② 石原氏の獲得数(最後の知事選挙)はほぼ0.60である
③ 日の出村、檜原村、奥多摩町 、大島 、利島、新島村等投票数の少ないところ、監視できる所はばらつきがある。
2:何故こう出来たかは横において、人為的操作がなければこの様な現象は起きない。桝添氏票に0.48かけたものが得票数とされたことは多分間違いない。
桝添氏の票は自民公明の組織票だからこういう現象が起こるという論はもっともそうである、
しかし、自民党票は桝添200万、田母神に割れた、この中、全ての選挙区で同じように割れるという事はありえない。
3:この現象は投票と言う民主主義の根幹に触れる問題である。
(孫崎 享の数日前のツイッターから抜粋すると)
『国連事務総長に嘆願する。俺たちにゃもう、自分の国を治めたり、自由で公正な選挙をやる能力はない。俺たちにゃ、国連監視員、国連軍、国連決議が必要なんだ! 俺たちゃアもはや、発展途上のバナナ共和国に成り果てた!!」』
『東京都知事選挙:「各区の枡添氏得票率=猪瀬氏得票×0.48で+-0.02内」の意味合いを理解すれば仰天する。しかし事態があまりにも深刻すぎて既成概念とかけ離れ、「まさか、ありえない」ですます。確率的に自然には発生しない現象だ。』
『各区の枡添氏得票率=猪瀬氏得票×0.48で+-0.02内。宇都宮氏は前回の1,01.これとの乖離が0.1(つまり10倍)以上になる所は8区になる。』
『東京都知事選、桝添獲得票=猪瀬獲得票×0・48%をもう一度考えてみよう,
自民・公明は舛添200万、石原60万に分離。その中全ての区でほぼ桝添=猪瀬獲×0・48%あり得ない。民主主義存在してない。』
『右傾化する日本、国辱的な不祥事』
日本の首都東京で起きた前代未聞の椿事、ユネスコの世界文化遺産にも登録されている『アンネの日記』損壊事件の記憶が鮮明な今、何と世界で一番人気があるスポーツであるサッカーのJリーグ公式戦で、J1浦和のサポーターが『JAPANESE ONLY』という横断幕と共に日の丸を掲げたと言うから驚き呆れる。(試合開始から終了まで、試合会場に掲げられていた)
昔の中国の外人租界で『シナ人と犬の立ち入り禁止』とかアパルトヘイトの南ア連邦や60年代のアメリカの『白人専用』を連想させる邪悪なレイシズムを象徴する出来事である。
浦和側は係わったサポーターを入場禁止にする方針だというが、国際問題に成りかねないレイシズムを許した浦和レッズ自体を出場停止にするべきである。(本来なら職員が即座に差別行為を制止して退去させるのが国際基準)一サホーターの暴走程度では済まずJリーグ、ひいては日本国自体の大問題(一大危機)なのである。
サッカーでは観客が差別的な野次をとばしただけでもチームは没収試合とか無観客試合のペナルティがある。
今回の国辱的な差別事件は高校野球に例えるなら不祥事で甲子園出場を辞退するように、ブラジルでのワールドカップの出場辞退を国際サッカー連盟(FIFA)に自主的に申し出るくらいに、日本にとって深刻な話である。
(記事を書いた翌日に早くも)13日Jリーグトップの村井満チェアマン(54)がJリーグ史上最も重い『無観客試合』という厳罰を下した。
浦和サポーターは『JAPANESE ONLYには差別する意図は無かった』と弁明したが村井チェアマンは(当人たちが)『如何考えたか』ではなく、(国際社会から)『如何見られるか』が問題の本質であるとして今回は悪質な差別事件であると断定、厳しい処分を下している。
流石にサッカーは国際スポーツで、ローカルスポーツの日本野球機構(NPB)加藤良三コミッショナーや下田邦夫事務局長の不透明な経過とは大違いである。(不透明といえば日本のマスメディアは例によって自主規制して誰も報じず、村井チェアマンの裁定会見を初めて報道する)
『わざとらしい(視覚的に明らかな)「レイシズム」(差別)の痕跡』
選挙の開票疑惑やネオナチもどきのレイシズムは『民主主義を否定する日本』との日本バッシングにとっては『最大の危機的状況』なのである。日本国の危機といえば世界中を驚かしたアンネの日記損壊事件とも共通している。
今まではマスコミの続報が全く無くなっていたが、殺人担当の捜査一課が唐突に書店で不審な行動をしていたとして建造物不法侵入との無理筋の別件逮捕で容疑者を拘束する何ともデジャヴ感がある展開になっている。(逮捕のニュースを聞いて思わず『あ~ぁ。また今回もやってしまったのか』と感じた人の方が多いのではないだろうか)
過去の冤罪事件に少しも学ばない現在の日本の司法組織ですが、これ以上に『民主主義の原則を逸脱するファシズム的な日本』との亡国的なパフォーマンスも無いであろう。
アンネの日記損壊ですが極右のレイシスト中山成彬が指摘するとおりで、日本人にとって余りにも『違和感が有りすぎる』のである。(今回は左翼の方が『日本が狙われている』『日本が危ない』との危機感が足りない)
これ等は何れも視覚的に訴える効果があるレイシズムの証拠を、これ見よがしに『わざと残している』のである。
サッカー場でのジャパニーズオンリーと日の丸の方は、安倍政権による河野談話(1993年)の従軍慰安婦の証言検証実施と同じ発想であり、視野狭窄のアホ愛国者の仕業であろう。
しかし日本の右翼が特定の本を『読ませたくない』と思ったとしても自分では破らない。どれ程大規模な地震でも台風でも『暴動も略奪も発生しない』日本の場合は、外国とは大違いで『はだしのゲン』のように閲覧禁止を請願する。(日本では公的機関を利用した方が効果が確実に期待できる)
そもそもアンネの日記のような実力行使は不適当で逆効果なのである。(今まで公立図書館の閲覧禁止はあっても、日本では『はだしのゲン』損壊事件は発生していない)
しかし同じ日本の首都東京と言う同じ場所で、ほぼ同時期に発生した今回の知事選開票疑惑とアンネの日記損壊は、世界の、特に欧米市民にとっては同一の『価値観(民主主義)を共有していない日本』とのイメージ宣伝(印象操作)にとっては、絶大な効果が生まれる。
アンネの日記損壊も都知事選挙開票疑惑も、日本国にとっては『致命的』ダメージなのである。
『左翼にとっての孫崎享、天木直人、佐藤優の意味』
元々は体制内でエリート街道をまっしぐらに進んでいたのに、突然ある時から反体制左翼の側に立って発言をしているので、今の左翼知識人とか良識派文化人では孫崎享や天木直人、佐藤優の言葉を神のご宣託の如くにありがたがる人々が多い。確かに3人の言い分の9割がたは左翼と同一なのです。
特に孫崎享はこの傾向が高く99%は『左翼と同じ』といっても言いすぎでは無いだろう。だから左翼の中に熱狂的な孫崎信者が生まれるのです。
天木直人とか佐藤優ですが順風満帆で出世街道を歩んでいたが、日本政府の憲法違反のイラク派兵とか摩訶不思議なムネオ事件に連座して失脚、石もて組織を追われた強烈な挫折体験で、仕方なく現在の左翼的な天木直人や佐藤優が生まれた。
3人の中で一番左翼っぽい言動の孫崎享ですが、人生観の根本を変える強烈な挫折体験どころか、何故か挫折体験そのものが無い。
在職中に現在の発言をしていれば防衛大学校のインテリジェンス問題の教官など夢のまた夢。孫崎は退職後に突如真実に目覚めて左傾化して現在に至っている。
孫崎享の言っている99%は正しいのだが、何とも胡散臭い。他の2人とは逆で、この人物の場合は99%の真実に混じる1%の『?』が大問題なのである。
今回の例も全く同じで、いま世界中が病的に右傾化して暴走する日本の『民主主義』を疑って注視している最悪の場面なのである。言っている『事実』自体は正しいのだが、言っている『時期』が悪過ぎる。
東京知事選挙の得票疑惑など、日本では一度も浮上しなかったのですから椿事中の椿事。(日本以外の外国から見れば右翼独裁政権での選挙操作は疑惑ではなく、逆に常識の範囲)
『アンネの日記損壊』など、これ等はバラバラに見えるが、全ては民主主義に敵対してネオナチ化する『極悪な日本』との一つのキーワードに収斂するのですから恐ろしい。
ある種の印象操作の可能性がある。
印象操作とか世論誘導のプロパガンダ類は、嘘で人を騙すのではなくて、実は真実で騙すのですね。(真実の断片を『真実の全体』と錯覚させる)
真実だから恐ろしいのです。孫崎 享ですが、ラスプーチンとの異名もある外務省分析官だった佐藤優と同じで、情報宣伝とか諜報活動(インテリジェンス)の専門家。彼等は『元』なのですが『CIAは死ぬまでCIA』との言葉通りで未だに情報宣伝戦を行っている可能性がある。
丸ごと信じると大失敗するが、逆に他が指摘しない重要な事実を言っている場合があるので、無視すると余計に痛い目に合う困った存在なのである。(孫崎享が現体制に致命傷を与える可能性がある重大情報を漏らしたのは今回が初めてなのですから恐ろしい)
さて、2011・3・11の前に防衛大学校長・五百旗真が毎日新聞1月9日の朝刊「時代の風」で何を説いていたのか、ごみ屋敷を整理していたら出てきた。その題名も素晴らしく
『2010年代:日本再生戦略』!!
それによると、なんでも日本は「失われた20年」を克服できる。消費税を上げれば日本は再生する。日本は世界に誇る科学技術のブランド力を持つから日本は失われた20年を克服して再生する、などと主張している。
たぶん楽観論に立ち、意志の力があれば明るい未来が見えるのが防衛大学校なのでしょう。
「はだしのゲン」については産経新聞が報じているとおり。
そしてやはり、「アンネの日記」の不可解。計画段階から結果までを広くコマーシャルしたがる(劇場化したがる)のがこのごろのウヨのトレンドですものね。
そう考えてみると(すくなくとも)2/3は日本社会の自業自得...
都知事選の数値の一致については、日本人らしく「そんなものはたまたま、気にしない気にしない、だってTVでなんも言ってないし」と思考停止したくなってしまいますよ。頭を丸めて奇声をあげて走り回りたくなってしまいます。
竹槍で人を刺し殺す訓練を受けたくなってしまいます(もちろん冗談です)。私は小学校教科書の写真で見たことがあるのみ(馬鹿げた時代だと思いました)です。もしかしたら、宗純さんは経験されていますか?
居もしない「英霊」に額づくため、カルトの殿堂に外交破壊してまで赴く首相がそれを象徴してます。
消費税増税は後2週間と迫っています。1997年に2%増税しただけで我が日本国は完全に成長が止まり深刻なデフレに落ち込んで未だに抜け出せない。
当時の日本経済は世界第二位のGDPを誇り圧倒的な優位性を持っていたが、現在はボロボロの状態なので5割り増しの3%の意味は、1997年当時の10%以上の影響があるでしょう。これでは日本は万に一つも助かりません。必ず滅びます。
ラグナレクの日(世界の終わり)は2014年2月22日
2014年01月02日 | 経済
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/303cc30085bfc2541174fe78e3414eef
そもそも日本人の創意と工夫、頑張りだけで世界に勝てるなら69年前にアメリカに日本が負けることはなく、勝っていたのです。
防衛大学校ですが、70年前に先祖かえりしているのです。
シンガポールも東京も両方とも会社のトップの年齢が28歳なのですね。何となくストリップ劇場とかソープランドの若すぎる店長を連想しませんか。
ホンモノのオーナー(金主)は別にいて、警察に摘発された時を想定して使い捨ての管理職を事前に用意しているのです。
ビットインコインであうが銀行間取引であろうが、実は実態自体は同じなのです。裏ではホンモノの金が動いている。
銀行とは違う利点はビットインコインはマネーロンダリングに最適だと言うことでしょう。
瞬間的に数百億円が消えたのですから犯罪組織の関与が間違いなく存在しています。
今回の『JAPANESE ONLY』はアホウヨの仕業で間違いないでしょう。
この事件で一番不愉快なのはあほな右翼ではなくて日本のマスコミの態度です。
小児甲状腺がんなど放射能被害と同じで、何とかして日本市民から情報を隠蔽しようと必死で努力していたのですよ。
これ、70年ほど前の敗戦前夜日本のマスコミと酷似しているのです。
調べると一番早いのは2日前の朝日デジタルですが、多分ネットだけで新聞紙面では掲載していない可能性が高い。
しかも内容は事件そのものではなくて、Jリーグトップの村井満チェアマンが浦和レッズに厳しい処分を課することが判明したので、仕方なく報じている。
日本のマスコミですが報道機関ではなくて、報道を隠蔽する機関なのですよ。特定秘密保護法は随分昔に成立していて、実は今の日本は挙国一致の大本営発表しか何処にも残されてい無いのです。これでは滅びは避けれない。
当然以前から同様なものはあったでしょうがこれには全く触れていない。
書店に並ぶ雑誌、模型やDVD付の本 映画に書籍等々
なんでも戦争物が大流行で儲ければ何でもありの世の中です。
『つけいる隙を見せまくっている愚民軍団』ですがアホだから右翼をやっているのですね。右翼と左翼ですが中身に違いは無いのです。主張の8割がたは同じで違うのが結論部分。これが右翼と左翼では180度違っている。
ところが日本国だけは特殊で左翼もアホばかりなのですよ。情けない。
悲惨な現実を見たく無いのです。だから美しい幻想に逃げ込むのですが、それは左翼ではなくて右翼の専売特許の筈。ホンモノの左翼が一人もいないで右翼そっくりの態度の左翼しか残念ながら日本国にはいない。
「特殊詐欺」和製ベートーベンやら人間のくずやら脱原発やら
2014年02月14日 | 政治
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/048c94cfa7a550c81bfa14de6ae279d0
福島第一原発セシウム濃度が一日で2倍に、去年のストロンチウムは10倍に
2014年02月18日 | 放射能と情報操作
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/ef0f4ed446bf3373093583231819d46a
あほな右翼は我慢できても知識無き左翼知識人には我慢出来ない。
赤っ恥低脳左翼知識人ですが、饂飩で首を吊るなり自分の目を噛むなり豆腐の角に頭をぶつけるなりして全員一度死んで欲しい。
今回でも同じ態度で、孫崎の危ない指摘に対して、少しの危機感も無く自分が否定すれば済むとでも勘違いしているのです。
実は今回村井チェアマンは(当人たちが)『如何考えたか』ではなく、(国際社会から)『如何見られるか』が問題の本質であるとして今回は悪質な差別事件であると断定、厳しい処分を下している。
世界の市民から(物事の正誤とは無関係に)『日本は開票を操作している』と見られることが大問題なのです。
黄泉の国から
「岩下俊三(旧姓)のブログ」の、2014年03月08日
今更ながら田母神の意味を考えている。
への孫崎のツイッターについて数行の短いコメントに対して、
延々とコメントする作戦で、意味不明の印象操作を行って、何とかして相手の信用を落としたいらしいのです。右翼よりあほな左翼は幾らでも存在します。自分が何をしているかさえ理解出来ないのです。
『大きな日の丸に書いてあった日本人の文字』については良く分からないのですが、
Jリーグトップの村井満チェアマンは13日に記者から旭日旗についても聞かれたのですが、『色々な意見がある』と回答を保留していますが、日本軍の軍旗だった旭日旗は矢張り不味いでしょう。
我が日本国で旭日旗が振られる現象は極最近の出来事ですよ。
最近といえば政府関係の記者会見等での日の丸掲揚も極最近で第一次安倍内閣からで、それ以前では日の丸は掲げていない。
旭日旗については韓国が『国際社会でナチの象徴のハーケンクロイツは徹底的にダブー視されているが、旭日旗はそれを意味する(日本の軍国主義の象徴)内容が知られていないため、これまで特に制裁がなかったのはおかしいことだ』としているが十分に根拠がある話なのです。
ただ、この韓国の言い分を認めると旭日旗を使っている海上自衛隊が困ったことになる。
韓国のテレビ局や大手日刊紙が
『日本軍国主義の象徴の「旭日旗」のデザインがサッカー日本代表のユニフォームに施されているだけではなく、FIFA(国際サッカー連盟)公式ホームページで販売されている』と問題にしている。
2014年3月1日には、『全世界旭日旗撲滅キャンペーン』として積極的に世界に訴える作戦ですが、世界中から右傾化が心配されている今の日本では全く勝ち目が有りません。
今回の孫崎の話にも共通するが、事実かどうかではなくて、視覚的に日本は言い訳出来ないのです