逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

軍事・感染症ムラの「エリートパニック」

2021年06月06日 | 存在脅威管理理論
なんとも不思議で、奇妙すぎる新コロ(SARS-CoV-2)ワクチン接種率のグラフ
後藤達也(日本経済新聞)@goto_nikkei·
 
◆日本も接種加速 コロナワクチン接種の遅れが指摘されてきた日本。下記の通り、まだ低水準ながら徐々に傾きが急になってきました。海外からの調達が増え、いかに効率的に分配・接種を進めていけるかが焦点となっています
 
新コロSARS-CoV-2ワクチン接種が止まったいるイスラエル
 
後藤達也は日本政府に近い論調が特徴の日本経済新聞のアメリカ・ニューヨーク特派員なのでもちろん6月2日ツイッターの中身もワクチン接種の推奨である。
そして3カ月ほど前には日経新聞を含むすべてのリベラル知識人やメディアはイスラエルの飛び抜けたワクチン接種を大絶賛していたし、もちろん断トツの接種率の高さも他国と比較してグラフ化。新聞やテレビなどマスコミは全員報道していた。ところが、先頭をぶっちぎりで独走していたイスラエルのグラフが現在60%でピッタリ止まっているのである。しかも、一番不思議なのは日本も世界も誰も彼も同じで3カ月前からの「異変」を報じていないのである。(★注、4割のイスラエル市民がワクチン接種を「危ない」「いやだ」と拒否しているのか、それともイスラエル政府が「6割で十分だ」として接種を中止しているのか。どちらであるかは不明)
 
一般市民に対しては全員接種を進めているアメリカでも、世界で初めてのファイザー社製のmRNAワクチンは安全性審査を省略して緊急承認した関係でアメリカ軍は半分しか接種しないが理由は、軍事作戦では全滅を避ける目的で常に「最悪」を予想して対策が立てられるためらしい。(★注、ワクチンを含む医療とは軍事の三大要素であるロジステックの大事な部門)
独走状態だったイスラエルのワクチン接種が現在停滞しているので追いかける米英との差がどんどん縮めているが今後アメリカやイギリスが60%の壁を超えるのか超えないのか興味深い。前代未聞・空前絶後。世界で初めての「郵便投票」大統領選の後遺症で国内が分断状態のアメリカには今回の新コロワクチン接種を「危ない」と主張する人々が大勢いるので米民主党やリベラルメディアは「トランプと同じ低学歴の人種差別の愚かな陰謀論だ」の一大キャンペーンを行うと共にワクチン接種に宝くじなどの懸賞を付けてまでなりふり構わずワクチンを打ちまくっている。
 
医学進歩=人体実験≒エリート層の人種や階級差別
 
多くの善良なみなさんは忘れているようだが、世界で初めての心臓移植を実施したのは厳しいアパルトヘイトの南ア連邦1967年のことで、二番目の手術成功は当時は過酷な人種差別で多くの騒ぎが起きていたアメリカ合衆国である。(日本で初めて心臓移植をした札幌医大の和田教授は「人体実験だ」と激しく非難されたし、当時札幌医大病院で外科医だった渡辺淳一が医者を辞め小説家に転身)

★注、医学の進歩に人体実験は避けられないし、そもそも医学者のエリート意識(度し難い差別感)が無いと人体実験が行えないのである。
 

アメリカ海軍中将の軍服姿のジェローム・アダムス公衆衛生局長がSARS2の感染騒動は、日本海軍連合艦隊(山本五十六元帥)の真珠湾やアルカイダ(ビン・ラディン)の9・11事件と同じだと4月5日(現地時間)テレビニュースで全国民に説明している。(★注、もしもSARS2が9・11対テロ戦争の二番煎じだったとしたら数ヶ月どころか10年経っても終わらない)

本気で新型コロナとの戦闘モードに入ったアメリカ 2020年3月12日 JPpress

(世界保健機関(WHO)は3月11日にCOVID-19をパンデミックと断定)感染症を、国家安全保障の問題と明確に位置づけている国々は少なくない。とりわけ世界最大の軍事国家アメリカは、感染症対策を国防と同じ国家安全保障問題として、強力な感染症対処システムを保持している。
その具体的事例が、連邦政府衛生当局に設置されている武官組織、すなわち「公衆衛生局士官部隊」(PHSCC:Public Health Service Commissioned Corps)だ。

戦地にも災害地にも赴く「公衆衛生局士官部隊」

アメリカ合衆国連邦法では、8つの武官組織(Uniformed Services)が制定され、そのうちの6つが軍隊で「海軍」「海兵隊」「陸軍」「空軍」と新しい「宇宙軍」は国防総省が管轄、「沿岸警備隊」は国土安全保障省が管轄。6軍に加えて、商務省が管轄する「海洋大気局士官部隊」と、保険福祉省が管轄する「公衆衛生局士官部隊」(PHSCC)の2部隊も武官(軍事)組織だった。

「公衆衛生局士官部隊」は、アメリカ合衆国保険福祉省(HHS)の一部局である公衆衛生局と並列する形で保険福祉省に属している。隊員は約6000名。顔ぶれは、医師、薬剤師、看護師、獣医師、専門資格を有する科学者、専門資格を有するエンジニア、専門資格を有するセラピスト、統計学者など、幅広い分野にわたる公衆衛生の専門家である。

士官部隊」という組織名が示しているように、全ての隊員は士官であり、米海軍と同等の少尉から中将までの階級に任じられている。隊員たちは軍隊同様の階級を保持してはいるが、平時においては非戦闘員として軍法には服さない。
ただし、有事の際には大統領命によって軍隊に組み込まれ軍法に服するとともに、戦時国際法上もれっきとした軍人だ

公衆衛生局士官部隊の隊長は「医務総監」(Surgeon General)と呼ばれる海軍中将(Vice Admiral)である。医務総監は保険福祉省保険担当次官補(保険福祉長官に次ぐ高官)に直属するが、その保険担当次官補に公衆衛生局士官部隊の将官が任じられる際には、大将(海軍大将、Admiral)の階級に任官する。現在の保険福祉省保険担当次官補は公衆衛生局士官部隊隊員のブレット・ジロワール大将、医務総監はジェローム・アダムス中将である。
公衆衛生局士官部隊は、戦地だけでなく、平時においても人道支援活動などのために、アメリカ国内および海外での大規模自然災害の救援支援活動などの現場に、主に海軍とともに展開する。今回のCOVID-19対策においても、アメリカ各地に公衆衛生局士官部隊隊員、あるいはいくつかの部隊が派遣されることになる。(抜粋)

一卵性双生児以上に近い軍事と医療(感染症)の親密な関係

日本国でも事情は同じで専門家会議座長だった脇田隆字の国立感染研究所とは、敗戦で解体された日本陸軍の所属(下部組織)だったが「陸軍」を「国立」に名称変更しただけで設備も組織も人員もすべて「居抜き」で継承したもの。

有名なナイチンゲールの話は150年前にロシア帝国(東方正教)とオスマントルコ帝国(イスラム教)の覇権争いに英仏伊などの西欧列強(西方教会)が介入してロシアを叩いた最後の宗教戦争であるとも言われているが、このクリミヤ戦争での戦死者の多くは感染症によって死亡しているし、日本の日清日露戦争でも日本軍の死者の多くは感染症や脚気などの栄養障害である。このために日本を含むどこの国でも「感染症」対策は軍事作戦と一体構造だったのである。(★注、科学とは無縁の、腹立たしい迷惑極まる感染症ムラの不思議な隠蔽体質ですが、医療「感染症」と軍事とがそもそも一体構造だと分かれば納得)

mRNAワクチンが成功すれば「ノーベル賞」だが、・・・たぶん半世紀ぶり2回目のアポロ11号(猫だましの赤いニシン)

今回mRNAワクチンがパンデミックを収束させたら、「mRNAワクチンの発明・開発」はノーベル賞なのではないかと思っています。(★注、もし成功すればノーベル生理・医学賞だけではなく化学や物理学、ノーベル平和賞や経済学賞までまとめて幾つもまとめて貰える偉業中の大偉業である)
それくらい凄いこと。
ただ現時点の技術には弱点もあると思っていて。体のどの細胞に取り込まれるかと、そこでどのくらいの量の蛋白質を作るかは制御できません。将来の課題。(★注、今後mRNAワクチンが吉と出るか凶と出るか全く不明の大博打である)
引用ツイート
m-take@takeonomado
·
mRNAワクチンの仕組みを知るにつれ、医薬品として世に出すまでの半年という時間も含め、アポロ計画並みの人類の偉業じゃ無いかとさえ思う。しかし、生命は宇宙の自己投影。mRNAワクチンくらいで宇宙を理解したとは、思い上がるのもいい加減にした方が良い。(★注、策士中の策士。数々のニクソンショックを連発したアメリカ大統領の一番成功した胡散臭いアポロ計画と今回の新コロ騒動のmRNAワクチンがそっくり。何とも縁起の悪い話だ)
 
尾身氏のこれまでの主な見解: 無症状者にPCR検査しても感染は抑えられない https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00110/101600056/(★注、もちろん尾身一人の責任では無く感染ムラ全体の悪だくみで、日本政府やマスコミ有識者など挙国一致で流していた真っ赤な嘘)
空気感染は起きていない https://news.yahoo.co.jp/articles/cccc02e3429968bbab13494b68e4c40527ddd940(★注、新コロ騒動の怖いところは空気感染であることはダイアモンド・プリンセスの騒動で証明済みだが、「それでは一般市民がパニックになる」と心配して必死で隠蔽した「エリートパニック」の典型例)
旅行自体は感染起こさず https://kyoto-np.co.jp/articles/-/309250(★注、今回の新コロウイルスの一番の特徴である、無症状の感染者の存在と、そのことから必然的に起きる無症状感染者のスーパースプラッターを「一般市民がパニックになる」と隠蔽した感染症ムラのエリートパニックが日本では感染を拡大していた)
 
やはり、変異株(インド株)を警戒している? 五輪やるのは普通ではない https://asahi.com/articles/ASP6364L5P63ULBJ00C.html
 
はいはい。 尾身先生、ご立派です。今の今になって、とっても正しいことを、あたかもアリバイ工作的におっしゃって。まあ言わないより良いですが。いまここにいたるまで。どこで、どんなに犠牲が出たか。すこしは想像して欲しいもんだよ。

ほんと。怒りしかない。学者の仕事って、なんなの?
 
★注、専門家中の専門家だと思われていた感染症ムラの主張が全部口から出まかせの「真っ赤な噓」だったとの笑えないブラックジョーク。それが突然今回、何故か180度態度を翻したのですから余計に恐ろしい。たぶん1年半が経過して「時間切れ」なのである。
 
それなら感染研の脇田隆字WHO官僚の尾身茂、神戸大岩田健太郎など何故、我が日本国の感染症ムラのエリートたちが「熱が出ても4日間は家で寝ていろ」(病気は自力で治す)「PCR検査の精度は5~7割だ」「検査すれば医療崩壊する」(検査しても無駄でデメリットが大きい)と言い続けたかの謎ですが、実は彼らエリートの全員が「一般大衆がパニックを起こす」との妄想を抱いていたのである。
 
特権階級の疑心暗鬼「エリートパニック」

災害社会学者キャスリーン・ティアニーの新しい造語で、福島第一原発事故で2カ月間もメルトダウンを隠し続けていた民主党菅直人政権や、放射能被害を必死で隠す早野龍五や江川紹子などの腹立たしいデマが記憶に新しいが、『災害時などに、権力者や文化人など社会のエリートたちが「真実を知ったら一般人がパニックを起こすのではないか」と恐れて、エリート自身がパニックを起こすこと』(★注、自分が生命が危機に陥った時の「生存危機管理理論」では平時には理性の力で隠していた本能が露になってしまい、賢者はより賢く善人はより善人になるが、悪党はより邪悪に愚か者はより愚かに「両極端化する」との発想とほぼ同じ種類の理論)
古くは関東大震災時の政府警察マスコミなどエリート層が故意にまき散らした「朝鮮人が暴動を起こす」とのデマで一般市民の自警団によって起こされた朝鮮人大虐殺のような大災害時の二次被害のことだが、今回の正体不明、奇妙奇天烈摩訶不思議な新コロ騒動でも少しも懲りずに全国規模で引き起こされていた。(★注、昨今のメディアや有識者の不可解な「陰謀論」云々も、これはエリートパニックだと分かれば簡単に解明できるのである)
 
 

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6 コメント

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特権階級はパニックしやすい (大佐)
2021-06-06 18:05:38
そもそもコロナの本当に初期、中国で謎の感染病! ってなった時に、すでに日本政府は大パニックに陥り、チャーター機を飛ばして感染した可能性がある邦人を連れ帰っている。(後から、そのとき免疫検査したと広報で報じているが、当時に自分が探したが免疫検査の事実は一切見つけることができなかった。)(急いで連れ帰った邦人はいわゆる特権階級で正体不明のウイルスで何週間も隔離されることすら拒絶し、また、それがまかり通ったのだろう)(だからこの時、私はネットであっちこっちに日本政府がわざわざチャーター機でウイルスを日本にデリバリーしてると書いた)

特権階級は何か不都合が起きても自分だけは国や権力が助けてくれるといつでも考えている。 だから旭川のいじめ殺人隠蔽でも国家ぐるみで隠蔽してる。 勘繰れば自●党の市議会議員や自●党ネトサポ要員が犯人の中にいるんだと思う。 だから国家ぐるみで隠蔽してる。 そうしないと自●党の議員や下部組織が関与したことがばれたら致命的だから。
返信する
脇田隆字氏の業績 (元肝炎患者)
2021-06-06 19:41:20
スウェーデンのカロリンスカ研究所は10月5日、2020年のノーベル医学生理学賞を、C型肝炎ウイルス(HCV)発見の功績で、Harvey J. Alter氏、Michael Houghton氏、Charles M. Rice氏の3氏に授与すると発表した。
長年HCVの研究に携わり、2005年には世界で初めて培養細胞を用いて感染性HCV粒子を作製することに成功した国立感染症研究所長の脇田隆字氏に、今回の受賞のインパクトについて聞いた。
 
https://www.m3.com/open/clinical/news/article/830753/
 
脇田氏の業績(世界で初めて培養細胞を用いて感染性HCV粒子を作製することに成功)によってC型肝炎の特効薬が発明されノーベル賞を取ってもおかしくはなかった。
将来受賞する可能性は残っています。
 
返信する
カリコ博士の遺伝子書き替えワクチン (ローレライ)
2021-06-06 19:48:05
カリコ博士の遺伝子書き替えワクチンは、故郷ハンガリーや転居したアメリカでも安全性に疑問符がついたがドイツ企業で採用した❕従って安全性は実際にはこれから研究される課題となる。
返信する
「mRNAワクチンによる遺伝子改変(逆転写)は、人間のDNAに(永久的に)組み込まれる。」 (ロハスな人)
2021-06-07 07:22:13
「mRNAワクチンによる遺伝子改変(逆転写)は、人間のDNAに(永久的に)組み込まれる。」>

これは本当にとんでもない情報が出てきましたね!
Σ(゚Д゚)

https://www.facebook.com/kitagawa.takashi/posts/4139901312770109
(北川 高嗣氏 Facebook投稿より)
☆はい、ここまで踏ん張ってきた、
マスメディアの皆さん、
もう観念しましょうね。
「mRNAワクチンによる遺伝子改変(逆転写)は、人間のDNAに(永久的に)組み込まれる。」
Source:
MIT→Stanford
原著論文は、
写真の通りです。タイトル、英語読めますか?
「SARS-CoV-2 RNA reverse-transcribed
 and integrated into the human genome」
これ以上どストレートなタイトルは難しいですね。
さて、あなた方(全てのマスメディア)、
どこまで巻き戻しますか?
惚けてないで、
少なくとも昨年の大統領選まではしっかりね。
え、まだまだ、ワクチン、打たせんの?
本当にあなた方って、
スポンサー想いなんですね。
呆れるわ。
(またまた、一億総玉砕ですか・・・
 少しは、学習しろよ。AI(Deep Learning します)に、
 置いてかれるで。)
*mRNAの逆転写はDNAに組み込まれる。
ファイザーは、そのようなことは決してないと言っていた。全てのMSMは、それをアホのように復唱していた。
全ての世界トップの専門学者(ノーベル賞、日本賞受賞者クラス、開発者のトップ、重要な発見、発明を行なったウィルス、ワクチン関係研究者の全て。)はそれを否定していた。
Summary
Prolonged SARS-CoV-2 RNA shedding and recurrence of PCR-positive tests have been widely reported in patients after recovery, yet these patients most commonly are non-infectious1–14. Here we investigated the possibility that SARS-CoV-2 RNAs can be reverse-transcribed and integrated into the human genome and that transcription of the integrated sequences might account for PCR-positive tests. In support of this hypothesis, we found chimeric transcripts consisting of viral fused to cellular sequences in published data sets of SARS-CoV-2 infected cultured cells and primary cells of patients, consistent with the transcription of viral sequences integrated into the genome. To experimentally corroborate the possibility of viral retro-integration, we describe evidence that SARS-CoV-2 RNAs can be reverse transcribed in human cells by reverse transcriptase (RT) from LINE-1 elements or by HIV-1 RT, and that these DNA sequences can be integrated into the cell genome and subsequently be transcribed. Human endogenous LINE-1 expression was induced upon SARS-CoV-2 infection or by cytokine exposure in cultured cells, suggesting a molecular mechanism for SARS-CoV-2 retro-integration in patients. This novel feature of SARS-CoV-2 infection may explain why patients can continue to produce viral RNA after recovery and suggests a new aspect of RNA virus replication.
Re-Shared Comment:

公開前だが、フルペーパーの
pdfは、こちら:
https://www.biorxiv.org/.../2020.12.12.422516v1.full.pdf

《写真》
上は、話題となっていた、レビュー前のもの。
下が今回レビューの後、公表されたもの。
(あれこれ言ってる奴、どんどん苦しくなるばかり・・・)
返信する
Unknown (セコイアの娘)
2021-06-07 14:59:40
一か八か
ワクチン打って 運が良ければ5万ドルあたる。
運が悪けりゃ、あの世行き。

ワクチン打たなきゃ非国民扱いの我が州でも実は接種率がどうしても5割を超えない
業を煮やしたバカ知事は新規接種者にはもれなく50ドルをプレゼントすると宣言
治験のバイトか
50ドル欲しさに何度も接種する人がいないかな
バカバカしくて笑うしかない
返信する
御用学者 (佐川正二)
2021-06-07 19:58:28
コロナウイルスとの闘い 「戦争」ではなく「共生」を  長崎大学 山本太郎教授
  
和久田
すごく率直に伺いたいんですが、私自身はこんな事態になるって思ってもみなかったんですね。今回、新型コロナウイルスが、世界でここまで大流行しているこの状況をどうご覧になっていますか。

山本教授
ある種の感染症のパンデミックが起こる可能性というのは、ずっと言われていて、危機感はありました。
2009年には、メキシコから始まった新型のインフルエンザもありました。けれども、実際に起きてみると、その危機感を超えたさまざまな問題が出てきているというのが今の状況です。
普通は起きないことに関して、ずっと強い緊張感を持ち続けられるわけでもないんですよね。もしかすると、私を含めた専門家が、一般の人が危機感を持てるように発信するべきだったのかもしれないという反省もあります。

和久田
日本でも日に日に感染者が増えていますが、日本での感染拡大のフェーズは、いまどの辺りにあると見ていますか?

山本教授
すでに根絶(ができる)というフェーズは超えていると思います。
いまは、流行の速度を遅らせることが最も重要なフェーズに入っています。
流行の速度を遅らせるということは、すごく大切な意味があって、1つは、社会インフラの破綻を防ぐということです。
2つめは、流行のピークを遅らせることによって、ワクチンの開発や治療薬の開発を進められるということです。いま我々ができることは、自分が感染しないこと。そして、人に感染させないこと。
人っておそらく、人とのコミュニケーションが最も楽しいことなんですけど、最も楽しくて、人らしい部分を犠牲にしてでも、流行の速度を遅くしようと決めて、実践しているわけです。
1つの万能薬のような解決策はなくて、小さなことの積み重ねでしか、もうパンデミックとは向き合えないと思います。

山本さんは、著書などでたびたび「ウイルスとの共生が必要」としてきました。その真意を聞きました。

和久田
世界や日本で、日々苦しんでいる人がいる状況を見ると、なかなか「よし、共生しよう」という気持ちにはなれないんですけれども、山本さんの真意を、私たちはどう理解したらいいでしょうか。

山本教授
私たちが自然の中の一員である限り、感染症は必ず存在する。
まず、第1の論点は、感染症は撲滅できない。撲滅できないところで感染症とつきあうにはどうすればよいか、それは全面的な戦争をすることではなくて、ウイルスの感染に対して、人的被害を最小化しつつ、ウイルスと共生していくことなんだろうと考えています。
ウイルスが打ち勝つ相手かどうか、たぶんそこが一番重要な点かも知れないと思います。
我々はウイルスの被害を最小化したいんですけども、ウイルスを我々の社会の中に取り込んで社会全体が免疫を持つことによって、社会自体が強固になっていく。
そんな視点が必要なのかなと思います。
目指すべきはウイルスに打ち勝つことではなくて、被害を最小化しつつ、ウイルスと早く共生関係に入っていくということではないかなと思います。

和久田
撲滅ではだめなんですね。

山本教授
回避しなくてはならないことというのは人的被害をもたらすこと、あるいは、社会機能の破綻をもたらすことであって、感染症そのものが存在することではない。
社会機能を破綻させなければ、我々はうまくつきあっていける可能性があるわけです。そのために、いまある知識あるいは技術を使っていくことが大切だろうと思っています。
 
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/interview/detail/opinion_01.html
 
御用学者たちもはっきり言わないだけで山本氏と同じ見解だろう。
肺炎球菌もインフルエンザウイルスも旧型コロナウイルスも人類は撲滅できない。
そして新型コロナもそうだろう。
 
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