逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

ヤッパリというか、なるほどというか。核武装論者(極右)だった孫埼享

2016年12月04日 | 社会
 『護憲左派の希望の星だった元外務省国際情報局長(元防衛大学群長)の孫埼享の知られざる過去の論文』 



幸せは(きのこ)雲の上に♪ ない
‏@kirakiraryoko
ずっと不審だったのよね。元防衛大学群長だし、元外務省国際情報局長だし、
ハーバード大に日本が核武装すべきと論文まで出していた
軍産脳だし、大事な御令嬢を自分が叩いている米国においているし、仲間の天木さんはパナマ文書に実名があったし、@sohbunshu @magosaki_ukeru

孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru · 21時間前

面白いツイート。ハーバード大国際問題研究所フェロー時代提出論文(86年)は二島返還論示唆として外務省内で配布禁じられた論文。当時は対米自立で独自核を模索したのは事実(現在は立場変更)。多分日本には存在しない論文コピーを誰が入手したか。別に私は反米でない。娘米国で英文学准教授は事実

孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru · 20時間前

ハーバード大での論文(86年)で言えば、最大の論点はソ連がオホーツク海に戦略核搭載潜水艦配備し、これへの攻撃に自衛隊活用を米国決める。日本に大量のP3Cを購入させる。そして実際の目的を隠し、南のシーレーン防衛と騒ぐ。これに当時の統幕議長も乗っかる。『日本外交現場からの証言』に書く

孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru · 16時間前

1986年私の論文の日本が核兵器保有した場合の抜粋。しかし誰がこの論文を入手しているのか、米国から30年前の論文入手する必要がある。誰が入手し、どのルートで日本国内に拡散るかに関心あります。米国の手先になりオホーツク海の戦略潜水艦先制攻撃加担の危険性抜きでこの論文は語れません

『悪い警官(売国右翼の岡崎久彦)と良い警官(左翼知識人を装う孫埼享)の小芝居?』

あの『アメリカに付いて行けば100年安心』の大名言で有名な対米従属命の能天気な売国右翼の岡崎久彦(元駐タイ大使)の部下で防衛大学校教官や日本版CIA(外務省国際情報局長)などを歴任した元外務省キャリア官僚の孫埼享ですが、発言の99%は左翼の主張と同一なのです。これは同じく外務省官僚(元レバノン大使)だった天木直人氏に比べても際立った特徴であろう。(天木氏の場合には過半数が一致する程度)
今の発言だけで判断すれば間違いなく孫埼享は左翼に分類されるが、『CIAを辞めても、死ぬまでCIA』との言葉の通りに、日本版CIA(外務省国際情報局長)を辞めた現在でも過去と同じで、何かの情報操作とか世論誘導を行っている可能性が非常に高い。
孫埼享のように元政府中枢に近い位置にいたが、現在は護憲派や左翼の希望の星になっている例は孫崎享の他にも、あの摩訶不思議なムネオ騒動に連座して逮捕投獄された日本版ラスプーチンこと外務省情報分析官の佐藤優や、当時の中東情勢の判断から自衛隊の海外派兵に反対して駐レバノン大使を解任され、外務省を石もて追われた天木直人の例がある。
しかし佐藤優と天木直人の二人には、今までの価値観がコペルニクス的に180度反対に引っくり返るほどの強烈な挫折体験が存在している。だから今の政治的立ち位置が確立した。
ところが、孫埼享には挫折体験と呼べるようなものが『何もない』のに、唐突に態度が今までと180度引っくり返っているのですから余りにも胡散臭い話である。しかも、この元外務省キャリアの三人組のうちで一番右寄りが佐藤優で、一番左なのが孫埼享なのですから余計に胡散臭い。

『しつこくなじろう他人の失敗!笑って誤魔化せ自分の失敗!』孫埼享語録の心髄?

独自の核武装の政治的経済的影響(損得勘定)ですが、これは日本も関係する『北朝鮮の核武装』という余りにも身近に誰にでも分かる悪しき見本がある。
わが日本国も世界から孤立する北朝鮮のようになりたいなら孫埼享のハーバード大国際問題研究所フェロー(研究員)時代の『日本独自の核武装』も十分可能である。
ところがである。核武装で世界との関係断絶ですが、今でも半世紀以上前の朝鮮戦争から延々と続いている戦時体制の下にある北朝鮮は耐えれても、平和憲法の下で暢気に暮らしていた日本国では到底耐えれない。そもそも前提が根本的に違っていた。
『明確な間違い』が発覚した場合の対処法ですが、即座に自分の間違いを認めて『正しく訂正する』のが最善の方法であるし、本来それ以外の方法は無いのである。
つべこべ弁解して反省もしないし訂正もしないと、余計に傷口を深めるだけなのですが、暴言を批判された極右政治家と今回の孫埼享の態度が瓜二つ。そっくり同じなのです。
日本の右翼政治家が暴言を批判され『関係者に迷惑をかけ、遺憾であった』として発言を撤回しても、時間が経てば同じ暴言を繰り返すのは、失言ではなくて本音だからだが、今回も同じ原理で孫埼享は『日本独自の核武装』に対して明確に自分も間違いを認めていない。それなら過去のアメリカでの『核武装』論が本音で、今の左翼的平和路線は『建前』(本心ではなく偽装)だったとの話になる。





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2 コメント

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今も少しも変わらない古巣の外務省とか防衛省に対するあつい忠誠心 (宗純)
2016-12-06 14:05:31
ちくわさん、コメント有難うございます。

孫埼享は過去の自分が行った『日本独自の核武装』論に対して、一切間違いを認めていず、姑息な手法で言い訳に努めているが、これでは駄目でしょう。
この問題に関しては、日本会議の極右議員とそっくりですよ。
ところが他の部分では左翼とそっくり。孫埼のツイッターを私が何度も引用する理由は極簡単で、『もしも共産党委員長の志位和夫がツイッターしたら』と考えたら、まさしく孫埼享のツイッターの内容と同一文章になります。
その特徴とは、仰られているよに、
正に、
発言が基本的に左翼と同じなので、『言ってることは同意できる部分もあるのですが、表面的で肝心な所には触れない、むしろさけている?と感じる事もしばしば。判断に困る人物です』
の見本である。
今はやりの言葉でいえば、
典型的なエスタブリッシュメントの語るポリティカル・コレクトネス(美しいが真っ赤な嘘)ですよ。本当に腹が立つ。あまりにも真実味が薄いのです。
返信する
この人 (ちくわ)
2016-12-05 16:41:29
言ってることは同意できる部分もあるのですが、表面的で肝心な所には触れない、むしろさけている?と感じる事もしばしば。判断に困る人物です
返信する

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