ニュース女子に「リベラルとは何か」という議題で番組を進めていた前々回、相変わらず司会の長谷川氏は鼻の下のばして嬉しそうに司会進行、私はこういう番組もあっていいと思う。沖縄の基地反対派の行動が過激すぎてBPOに訴えられた事もある番組ではあるが内容はサンデーモーニングの100倍はためになると思う。そんな番組だが、リベラルとは?私もネット検索を重ねてブログに書いた覚えがある。
民進党が分裂して希望の党にはいったもの、希望に受け入れてもらえず立憲民主党と無所属に別れ選挙戦に突入、結果はなぜか筋を通したと言われた枝野議員率いる立憲党が野党第一党となり風雲児のようなマスコミの扱いにその時「リベラル」という文字が躍った。リベラルとは「賢い人」という意味でずっと過ごしてきたから気前の良い、自由などとは思ってもみなかった。
リベラルというと左翼、頭が良すぎて色々な考えを持つと保守よりは反政権に向うそして安倍政権誕生でそのリベラルと称する連中がこぞって政権批判を重ね国会前でデモを決行し芸能人まで巻き込んで大騒ぎしたのはもう2~3年前の話、これを主導したのが日本共産党だった。頭がいい=左翼=共産党 私の中にある図
ところがどうも違うらしい事に気付いてきた。まあ、頭はいいのだろう、だが使うところが違うのではと、弁護士や官僚が議員になることが多い、私の知り合いで頭がいいというのは一浪して東大に入った人、今は公認なんちゃらで仕事をしている。政治家になった人では先日の選挙では立憲から立候補当選している。30数年前ある会合でこの方とは同じ鍋を突付いたことも有る、当時彼は県議だった。
そんな政界で議員になるのになにも頭なんか良くなくてもいいよというのが立候補して落選していた。親が閣僚や議員をやっていてその看板を受け継ぐ、親や受け継いだ議員が大物であれば支援者も本気でボンボンだが議員にしてやろうと真剣に働く、結果は落選か当選か分かれよければバカボンボンで議員になれる。しかし、政治を知らなければ政治家にはなれない。こういう者は一期かニ期で消えてなくなる。
話が飛んでしまったがリベラルとは自由と和訳される事が多いらしい、リベラルデモクラシック自由民主・・・?自民党?とは思われないのが日本社会、小池都知事が希望の党はリベラルを排除すると宣言してからこの言葉が踊ったのではと思い返す。そして民進党のなかで飛び出したのが枝野幸男議員、リベラルに反応した枝野議員は立憲民主党を立ち上げそこから立候補した議員が50数名、希望の党も50数名だが野党第一党は立憲が持ち主導権を握った。
そこでニュース女子での議題、リベラルとは?リベラル思想で政治を行っているのはどう考えても安倍晋三総理大臣、しかしリベラル派は総理の反対にいる左翼思想を持つ者を指す。そして日本共産党はその存在意義が無くなりつつある、そして冒頭の「野党共闘」が共産党の存在意義と出演者の元日本共産党のNO4筆坂秀世氏が指摘する。どこかの野党に寄生して生き延びる、志位委員長から小池委員長に代わるとき日本共産党の名はなくなる可能性を話していた。今、日本国民の大多数は野党の国会の進め方に批判的な声が大きい。
だが、野党はその安倍政権への対抗としての政策を持たない。外野(メディアや経済学者など)が野党の応援をするが野党がその術を持たないから森友加計問題で政権を突付くしかない。これが日本の左翼政党の真実でここに投票するという事は完全に死に票となる。もし、野党が原発反対とTPP反対、テロ等準備罪反対、安保法制反対、憲法改正反対を主張するなら対案を示す事、対案無き反対では国民は野党を信ずることはできない。
立憲が票を伸ばしたのは反自民反安倍票と元々支持していた支援者のお陰、立憲の主義主張で投票した人がどれくらいか、政策で投票する人がどれくらいいるか、日本の政治の責任を任された自民党安倍政権は公約を粛々と進める、野党は自民党の公約批判して政治を止める、そして政治は進まない。無駄な国会を開き、野党は政権批判で論議に応じず国会は空転、痺れを切らした政権は強行採決、国民は野党の言う、安倍政権は独裁をそのまま受け入れる。
日本の政治が2流といわれていたが今は3流になってしまった。安倍政権は歴代の自民党政権に比べて最高の政権と評されると思う、何年後かに安倍総理は本当に日本の事を考えた政治をやってくれたと評されると思う、それは対する野党の体たらくとマスメディアの政権批判が的を得ていない論調だから、モリカケをお題目として唱えていれば番組は成立するし紙面はなんとでも書ける。これが今の日本社会、いい加減な政権の元では日本は崩する。この先自民党政権が続いても安倍さんほどの総理は出てこない。もしか、元気のいい小泉議員が後を受け継げばどうなるか楽しみな政治が楽しめるかも、その程度の日本の国会議員。世界を見ても見てくれだけの宰相はご勘弁。