花 華 HANA

いのち いっぱい じぶんの 花を

相田みつを

白い花と赤い実

2015-11-12 21:11:05 | Weblog
 秋も一段と深まり朝夕の冷え込みが厳しくなってきました。
 紅葉前線も南下し関東地方も見頃となっている場所が増えてきていますが、
 南房総の紅葉は遅く、12月になってから本格的に色づき始めるのです
 
 

 <柊(ひいらぎ)の花>

     

 甘く微かな香りの白い花が我が家の鬼門に位置する場所でひっそり咲いています。
 花弁がクリンと反り返り金木犀や銀木犀の花に似ています。
 葉っぱはギザギザで触ると痛いトゲ状なので邪気を祓う意味で、この地方の古い家には必ずというほど植えてあり、
 節分に柊の葉付き枝にイワシの頭を刺しギザギザとイワシの臭さで鬼を追い払う習慣は今でも残っているんですよ。

 <黒鉄黐(くろがねもち)の実)>

    

 澄んだ秋空に映え鈴なり状態でした。
 真っ赤な実が“秋”そのものを語っているかのようで美しく愛らしい
 クロガネモチ…「カネモチ(金持ち)」という語呂合わせから縁起の良い木なんだそうです。

 <銀杏の黄葉>

    

 ロンと毎日歩く公園の銀杏は色付き午前中の風で一気に散ったのかもしれません黄金色の絨毯です
 撮影にはグット・タイミングでした、なぜなら管理の行き届いた公園ですから
 明日には落ち葉は綺麗に片付けられているでしょう。

 「喪中につき…」の葉書が届く時節となりました。
 今日、中学校の同期だった方が10月30日に他界されたとの喪中葉書に驚きとショックで滅入っています。
 同じ千葉県に住みながらも、彼女とは一度も会ってはいませんでした。
 年賀状とメールでの付き合いです。
 何より嬉しかったのは私のブログを見てはメールでコメントを寄せてくれたことです。
 3・11の震災でも私と同じで、実家が津波で流されてしまい、お互いに励まし合っていたのに
 
 

 ご冥福を心から祈ろうと思います。『合掌』
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする