キャブレターをレストア。
右が今回レストアするキャブで左が前回レストアしたキャブ。
結構ヤレてますね、錆も出ているし。
まぁ前回のキャブに比べるととっても状態は良いです。
ねじ類も素直に外れてくれました、おそらく一度バラされています。
ところどころプラスねじの頭がナメているけどねじ類、ジェット類は全て新品交換するので気にしない。
スターターレバーの連結ロッドもゴリゴリに錆付いていてなかなか抜けてくれませんでした。
パイロットスクリュー、外す前に戻し回転数をひとつづつ確認する。
全部規定の2回転戻しでした。
Oリングはカチカチになっていてプラスチック状態。
フロートチャンバーのゴムパッキンもカッチカチやぞ(古っ)
素性の分からないキャブなので注意深く分解していきます。
ボディに打刻されている番号も4個すべて同じか確認。
スプリング曲がってますね。
バキュームピストンも磨耗してますが交換しようがないのでこのまま。
ニードルジェットは固着しているのでキャブクリーナーに漬け込んでから再度挑戦。
とりあえず分解完了。
とりあえずキャブクリーナーで洗浄するまえにパーツ洗浄剤で漬け置き洗い。
私の中では前回たいした結果が残せなかったので残念な評価のこの洗浄剤。
そのときは40度くらいのお湯で作業したのだが今回は最大パフォーマンスを発揮すると説明がある80度の湯で希釈して漬け置き。
まぁ冷めますけど冷めたら加熱してみますか(笑)
すぐに真っ黒な色に変わる。
洗浄剤が仕事しているのでしょうね。
温度が下がるとコンロで暖めて。
約三時間漬け込んで真鍮ブラシでざっと磨いてみました。
あんまりかわらんですねぇ、たぶん汚れよりアルミの白錆が酷いためでしょうね。
めっきのスプリング部分はきれいになりましたから。
お昼休みも終わったのでまた次回。