かなざわ風便り

変わり行く季節の中で、あの町この町で出会った風景や人情、イベントを訪ねて行きます。

金沢の老舗

2007年07月18日 | Weblog

「写真上-大野川河口より市街望む」
沢は、日本の和の文化が息づく代表格かも知れない。
見方にもよるが、古来から住む人の感覚は保守的で、新しい物の見方や活用策に積極性が欠けて、PRが下手なのかも?、もっと外に目を向け、発想を変えて取り組めば、金沢の展望はバラ色へと期待したい。
金沢の老舗を語るとき、まず和の文化を育んできた大野町。
こは、金沢の海の玄関口として栄え、藩政時代から続く伝統の醤油作りの産地。
昭和50年代に入り、金沢港の航路開削により、大野川との間に挟まれた、巨大な軍艦島になった。
この島に、古来から架かっている「みなと橋」と航路開削後に架かった「大野新橋」、大野川最下流に架かった「おおの大橋」の三橋で結ばれている。
の狭い路地を歩くと、古い家並みや味噌蔵が続き、ぷーんと醤油の香りが漂ってくる。
そんな古い街並みに、見上げる古い煙突が伸びて、マニアならずとも郷愁をそそるに充分。
今回、訪れたのは(株)ヤマト醤油味噌の「醤蔵(ひしほぐら)」で、車で大野新橋を渡ると直ぐ左に、「しょうゆソフトクリーム」の旗が立っている。
お店にはいると、商品に醤油、味噌、調味料、味噌醤油の香りがするお菓子や料理の食材に使う隠し味類まで、整然と陳列してあった。
店は、古い伝統や格式だけを守のでなく、歴史の中で培った技術を活かして、絶えず時代のニーズに合った商品開発に努力している姿勢、即ち、お客に喜んで貰える商品の提供は心強いですね。
客7~8名が居て、お目当ては「しょうゆソフト」だったのか、全員椅子に掛けて無心でソフトに口づけしていたので、私も大好きで注文する。
成る程に、キャラメル味なのかも知れない?素朴で美味しいの一言。
辺には、からくり記念館やお台場公園があり、爽やかな日本海の潮風を受けて散策するのも楽しいですね。

「ヤマト醤油味噌」
http://www.yamato-soysauce-miso.co.jp/
「からくり記念館」
http://www.ohno-karakuri.jp/

 (写真は、クリックすると大きくなります)

「大野新橋左側の煙突の見えるのが、ヤマト醤油味噌の工場」

「駐車場からの入口」

「シンプルな構えの醤蔵(ひしほぐら)」

「店内に入ると爽やかな彼女たちが」



「しゅうゆソフトクリーム」

「周辺の、からくり記念館」


 

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