生協の店頭で見つくろった本が届いた。
1)竹澤邦夫「Rによる画像表現とGUI操作」(株)カットシステム、4200円+消費税、CD付き
いろんなグラフの書き方の例示集という感じでしょうか。
グラフを見て、使いたいと思えば、そのRでの書き方がわかるので便利。
著者は前書きで「バッチ処理で」と書いているが、そのためでしょうか?
全てのプログラム例がRの関数として示されている。何か違和感が残ります。
Rを知らない利用者がリストを見て、
function(){1+2}
と入力しても、何の結果も返してくれない!(バッチのリストを返してくれますが)
前書きの最後に
「なお、授業や講習などにおいて、受講者が、本書添付のCDに収録したRプログラムを実行したり
手を加えたりするような作業を行うのは、受講者全員が本書を購入していることを条件とする。」
と書いてあります。
まだCDは封を開けていませんが、多分本文に載っているRのプログラムが収録されているのだろうと
と思います(それ以外にデータ等もあるようですが)が、CDからでなく、本(の文面)からであれば
この条件は免除されるのでしょうね。
著作権法の教育利用の除外規定に例外規定があったかどうか調べなくては・・・
2)B.S.Everitt and T.Hothorn 著、大門、吉川、手良向 訳「Rによる統計解析ハンドブック 第2版」
(株)メディカル・パブリケーションズ、4300円+消費税
原著は講義で数年間?10年間?使っているんですが、1年前に訳本が出ていたのですね。
知らなかった。マイナーな出版社だとなかなか情報が伝わってこないですね。
良い本なのですが、本の装丁?が気に入らない。
本の「読みやすさ」というのは、余白の大きさ、行間、活字のフォント、活字の大きさ、
紙の色と文字の色などで、ずいぶん変わってくる。
中途半端な本のサイズ(コピー防止でしょうか、原著に合わせられたのでしょうか?)
上下マージンの少なさ、行間の詰まり具合、印刷の色の薄さ、・・・
著者、訳者の成果を台無しにしているのは出版社の編集の問題でしょう。
電子出版になれば、出版社を通さずに簡単に安く出版できるという人がいますが、
読みやすい本が出版できるかどうか?
大手の出版社の本は開いてみると、どこの出版社が想像がつくように、
その出版社独特のノウハウで定められたスタイルで作られている。
これが出版社の「色」ですよね。
(私は「昔の」東京図書の「色」が嫌いだったが、売れていたということは
嫌いでない人が多かったのでしょうね。私が異端児かな?
でも、最近の色は昔の色とはがらりと変わりましたね。
こんな出版社も珍しい?)
1)竹澤邦夫「Rによる画像表現とGUI操作」(株)カットシステム、4200円+消費税、CD付き
いろんなグラフの書き方の例示集という感じでしょうか。
グラフを見て、使いたいと思えば、そのRでの書き方がわかるので便利。
著者は前書きで「バッチ処理で」と書いているが、そのためでしょうか?
全てのプログラム例がRの関数として示されている。何か違和感が残ります。
Rを知らない利用者がリストを見て、
function(){1+2}
と入力しても、何の結果も返してくれない!(バッチのリストを返してくれますが)
前書きの最後に
「なお、授業や講習などにおいて、受講者が、本書添付のCDに収録したRプログラムを実行したり
手を加えたりするような作業を行うのは、受講者全員が本書を購入していることを条件とする。」
と書いてあります。
まだCDは封を開けていませんが、多分本文に載っているRのプログラムが収録されているのだろうと
と思います(それ以外にデータ等もあるようですが)が、CDからでなく、本(の文面)からであれば
この条件は免除されるのでしょうね。
著作権法の教育利用の除外規定に例外規定があったかどうか調べなくては・・・
2)B.S.Everitt and T.Hothorn 著、大門、吉川、手良向 訳「Rによる統計解析ハンドブック 第2版」
(株)メディカル・パブリケーションズ、4300円+消費税
原著は講義で数年間?10年間?使っているんですが、1年前に訳本が出ていたのですね。
知らなかった。マイナーな出版社だとなかなか情報が伝わってこないですね。
良い本なのですが、本の装丁?が気に入らない。
本の「読みやすさ」というのは、余白の大きさ、行間、活字のフォント、活字の大きさ、
紙の色と文字の色などで、ずいぶん変わってくる。
中途半端な本のサイズ(コピー防止でしょうか、原著に合わせられたのでしょうか?)
上下マージンの少なさ、行間の詰まり具合、印刷の色の薄さ、・・・
著者、訳者の成果を台無しにしているのは出版社の編集の問題でしょう。
電子出版になれば、出版社を通さずに簡単に安く出版できるという人がいますが、
読みやすい本が出版できるかどうか?
大手の出版社の本は開いてみると、どこの出版社が想像がつくように、
その出版社独特のノウハウで定められたスタイルで作られている。
これが出版社の「色」ですよね。
(私は「昔の」東京図書の「色」が嫌いだったが、売れていたということは
嫌いでない人が多かったのでしょうね。私が異端児かな?
でも、最近の色は昔の色とはがらりと変わりましたね。
こんな出版社も珍しい?)