27歳か28歳のころ、某通販会社に勤務してました。
一度も海外に行ったことがないので
社長が「パスポートつくっておいて」と。
心の中で、「やったー!海外だぞ!」と叫ぶ。
行先は、世界の大都市ニューヨーク。
社長は仕事に、私は社長の知人の通訳さんと観光。
心ウキウキ、どころじゃない!! 外はマイナス15度の冷凍庫だ。
寒いというより空気が肌に突き刺さるように痛い。
どこに行きたいか。と聞かれ、最初に買ったのは、切手。2通分。
T君(ダンナになる人)への写真ハガキ、本屋とレコード屋とおもちゃ屋、
後は持ち帰りができる食べ物屋と言ったら
「君は変わってるね。普通ならブランドの服屋とか、靴、バッグなのに」
ん~、そういうたぐいには全く興味がない。でも、お土産にTシャツ屋。
のちにあの「グラウンドゼロ」と呼ばれた世界貿易センタービルにも行った。
あんなに大きくて高層ビルが崩れた。
亡くなった多くの方たちのご冥福を。
何泊したのかも、あまり覚えていない。
カルチャーショックは間違いない。
1時間外を歩くと凍りそうでダイナーへ。
トイレは、どこの店も地下で店の人に言わないと
鍵を開けてもらえない。危ないからだそうだ。そして、チップ。
翌日はメキシコのカンクーンへ行き、ヒューストンで乗り換え
再びニューヨークへ戻り、日本へ帰国。