ワクチン政策にしっかり投資すれば貧困減らせるというエビデンス、ハーバード公衆衛生から報告。
- ワクチンに投資すれば、貧困層に転落するリスクを減らすことが出来ると報告。低~中所得国に対し、10種のワクチンを15年間投資すれば、3600万人生命を救うことが出来、2400万人が病気を理由に貧困層に転落するのを防ぐことが出きると報告。ワクチンに投資すれば貧困を減らせると。
- 2016-30年、41か国の推定。ワクチン10種(黄熱・風疹・麻疹・hib・ロタ・日脳・B肝・肺炎球菌・髄膜炎A・HPV)。
- 多くの貧困地域において、ワクチンで予防可能な疾患にかかるリスクがあり、また、ヘルスケアへのアクセスが限定される。このような国々でワクチンへの投資がおおきなインパクトがあることが数理モデルから証明された。
ワクチンへの投資が、貧困国における貧困層を減らすことに実際に効果があるという事を、エビデンス確立したという話。保健分野への投資がさらにやりやすくなることになります。一方で、反ワクチン運動家に足を引っ張られる・・というのは先進国特有の事象ではなく、それどころか、ワクチン携えた医療者が村に入ってゆくと暴力的に襲われるという話さえあります。こうした事象に対する護衛的なものまでセットでの投資が求められます。
http://www.contagionlive.com/news/harvard-study-indicates-vaccination-investment-can-reduce-poverty
Harvard Study Indicates Vaccination Investment Can Reduce Poverty
FEB 16, 2018 | MICHAELA FLEMING