「万引き家族」の映画を観てきました

昼食を食べながら、午後にはモレラの東宝シネマへ映画を見に行こうと意見が一致、見たい映画は決まっていて「終わった人」か「万引き家族」のどちらか、ネットで上映時間を検索したところ、自分達に都合の良い時間は「万引き家族」の方だった。
「終わった人」は文庫本を読んだばかりだったので、内容は把握できているので「万引き家族」を見る事に決定し、13時35分から上映されるということで、時間に余裕を持ち12時45分に家を出モレラまで・・・道路が空いていて13時少し過ぎに着いてしまい、入場券を買っても時間前で入れてもらえなく、時間つぶしにヒマラヤまで出かけたが、強いてほしいものもなく目に付いたテニスボールを2個買ってきた。

テニスをするわけではないが、これを使って体をほぐすことに・・・丁度入場時間を迎えたので映画館の方へ戻り入場、映画館はがら空きのイメージを持って出かけたのだが、私たちの年齢前後の方がかなり入場され、皆さんこの映画に魅力を感じてこられたのだなと・・・

東京の下町で他人どうしの家族だが、そこには父母がいて息子に妻の妹、家主の祖母が暮らしているという不思議な家族。
祖母の年金と母親がクリーニング店で働き、父親と息子が万引きし生活をしているが、いつも笑顔が絶えない生活をしている。
其処へ冬の寒い日に団地の廊下で震えている女の子を見つけ連れ帰り、家族として加わり生活が始まるものの・・・色々な事件が起き家族はばらばらに。
この映画を観ていて、途中何度も考えさせられる場面があり、今現実に日本の社会で起きている事を連想してしまった。
後から家族として加わったゆりと云う女の子の姿を見た時、つい先日親の虐待で命を落としたYちゃんの姿がだぶってちらついた。
最後のシーンも、その先の事を映画を観た本人が考えるように・・・そんなシーンで終わっていたと私は捉えました。　とても良い映画でした。
画像遊び　JTrimで枠作り　№231

星空を入れました。