山県市大桑の洞照寺(とうしょうじ)へカタクリの花を見に出かけました。
山県市にはカタクリの花が群生して咲くところが3ヶ所程あり、その中で日当たりの良い洞照寺のカタクリの丘が、一番早く開花する。今までずっと洞照寺(どうしょうじ)と思いこんでいたお寺の名称も「とうしょうじ」と知りました。
山門を入り直ぐ右手に
樹齢百年を超えると言われる銀杏の古木がそびえており、その枝や幹の脇から
何やら垂れ下がっておりました。気根だと教えて頂きました。
空気中に茎や幹から延ばされた根の事だそうで、古い銀杏の木に見られる面白い現象・・・珍しいそうです。
山門をくぐれば本堂や池、弁財天をお祀りしたお堂も、その天井を見上げるといつの時代に描かれたのか分からない程古い絵が
由緒あるお寺の様でした。
住職さんも気さくなお方で、いつでも来てくださいと声をかけて頂けました。
お寺の庭には杉苔が敷き詰めてありその中に大きなカタクリの株、たった1株だが例年この株には沢山の花が咲き、まるで王冠を見ているようだそうです。今年は雪が多く蕾が潰されてしまったのかたった1輪・・・来年ぜひ見に来て下さいと仰ってました。
暫らくするとソメイヨシノが咲き、秋には大銀杏が黄色く染まりとても美しいそうです。
又訪ねたいと思いました。
あのカタクリの咲く丘も、実は前方後円墳の古墳だとも知りました。
その丘に咲いていたカタクリの花を動画にしてユーチューブへアップしました。
山県市大桑 洞照寺(とうしょうじ)のカタクリ