4/10
明日、4/11は公休日。そういえば土曜日の休みは久しぶりだ。一昨日もマスクを買うために開店3時間前から並んだが明日はどうしようか?一昨日は5時半起きだったがもう30分早くか・・・いや競争率の高そうな土曜日、いっそ4時半起きか?などと考えながら、ホームグラウンドともいえるいつものドラッグストアを通り過ぎると様子がおかしい。
ふと、貼り紙が目に付く。なになにと読んでみると「4/10より開店時のマスク・ウイルス関連商材の販売を一旦、中止させていただきます。ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。」とのこと。つまりは並んでもムダということだ。
喜んでご協力しようじゃありませんか、休みの度の妙な早起きを明日はしなくて済む。スギ薬局の開店に並ぶ行列にはSNS上でも苦言が呈されていていつも同じような人(主に高齢者)が並んでいることが批判されていた。裏を返せばそれはマスクを入手したくても入手できない人々のやっかみというか苛立ちというものでもあると思うのだけれど。
ところが問題は輪をかけて深刻で画像のような貼り紙がされているにも関わらずなんと行列ができている。10人くらいだろうか・・・なんのつもりだろう?ご丁寧に折りたたみ椅子だけは並べて日の当たるところで腰を伸ばしているだらしない行列。おそらくは開店時に押し問答に持ち込むつもりなのだろう。恥を知れとはこのことか?
とはいえ、だらしない彼らの気持ちもわからなくはない。いつものように早起きして来てみたら突然突き放すかのような1枚の紙切れ。彼らの気持ちを察するとこんなところだろう。
これはお店側の危機管理能力にも甘さがあるとは思った。彼らの気勢をそぐには開店時の販売中止の時期をもっと先の日に設定して「○○日から開店時の販売を中止にします。」という貼り紙にして「予告」すべきだったのでは?とも思った。
なんにせよ通勤で通りがかった際に見かけただけなのでこのむなしい行列がその後どうなったかは分からない。ただでは済まなかっただろうなとは思う。
一つ前のエントリーでも書いたのだが多様性に寛容な社会という観点からすれば開店時に売りつくすお店、ランダムに品出しするお店、両方あったほうがよいというのが僕の考えだ。SNSの意見じゃないがすべてランダム品出しのお店だったら買い求める人がハシゴするだけでその場その場で詰め寄るなんてことも増えるのだろう。このご時世、アホらしいとは思うがマスクを入手するのに「努力か運」が必要とされる状況があったほうがよかったと僕は考える。今回は一部の輩が過剰な努力をした結果、世の中が少し窮屈になってしまったように感じた。
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