明日10月9日
えりも町本町老人クラブで1時間の講話をします。
演題を「身体と心を調える」と致します。
仏法では「身心一如」といいます。
身体と心は一つという意味です。
まったく同じではないが、別のものでもありません。
「心も風邪をひきます」
身体を調えると、心も次第に調ってまいります。
老人クラブに出席される皆さんは、実にお元気です。
先年、アメリカでお逢いした日系の方々も実に元気でした。
(西海岸のお寺や禅堂で二週間の間講演をつとめました)
写真は、その時一緒に行われた敬老会です。
この時お話したのは、
「呼吸を(各自に合わせ)ゆっくりとすること」
思い切り吐き出してから、ゆっくり吸い込む法です。
坐禅の呼吸の仕方です。
姿勢を調え、丹田に力を入れ、呼吸します。
身体の中の悪いものを出し切り、新鮮な空気を吸い込みます。
腹が立ったときも、一呼吸をゆっくりと意識します。(すると心が落ち着きます)
「長い息は長生きに通じる」と、お話しました。
百歳近くのお二人
長い間坐禅に励んできた女性と
明日は、この時の出逢いもお話致しましょう。