最後の旅を始めよう

-黒の英雄譚・零-

全自動食料生産装置

2024年06月15日 | ツレズレ日記
ついに、アクアポニックス装置一号機が完成です。



かなり手作り感が凄いですが、
低コストでの試作機なのでご容赦下さい。


ちなみに、アクアポニックスとは
水産養殖(Aquaculture)と水耕栽培(Hydroponics)を組み合わせた造語だそうで
魚等の水生生物を育てた際に出た排泄物をそのまま野菜等の水耕栽培の肥料にする事で
水産養殖で出る汚水が浄化されるので完全に循環型農業システムが出来るというものです。


水耕栽培には興味はあったのですが、
液体肥料を用意しないといけない点がどうしても高コストに感じられ
ずっと手が出なかったのですが、アクアポニックスであれば肥料が自動生成されるので
非課金勢の私でも始め易いですね。


ちなみに、
一号機の養殖はメダカにしてみました。



こうやってみると可愛いですね。
初心者でも簡単に育てられるという話ですし、
昨今のメダカブームで飼育資材が100均とかでも買えたり、
新潟では食べる習慣もある様で増やせば食べられますし、
なにより、一匹55円と最安の魚でしたので、
一番最初はメダカから始める事にしました。

沢山増えたら、煮干しにして味噌汁を作ってみたり、
稚魚でちりめんじゃこを作ってみたりも出来そうですよね。
夢が膨らみます。


あとは、これを作ってみた事で、課題も見えてきました。

まずは、拡張するのが凄く大変という事。
現状、そんなに植物を植えられていないので、作物を増やしたくても
循環している水を止めて装置を拡張するとなると
タスクとんでもなく大掛かりになってしまうというところ。
特にダンボールで足場を作ってしまったので水が掛かったらアウトというのも
大変さに拍車をかけてしまっているところかもしれません。
もっと手軽に植える植物を増やせる様にしたいところです。

あとは、ポンプの性能が思ったよりも弱かった所ですかね。
これ、強いポンプにしようと思ったら高コストになってしまうヤツでしょうか?
水を高く上げられれば、それだけ水の循環距離を確保出来そうなのですけどね。

そんな感じで、
今は、ポンプとライトに電気を使っておりますが、
将来的には、ポンプはソーラー駆動、電気は日光をそのまま使う様にすれば、
ランニングコストゼロも実現可能に出来そうで
完全自立型全自動食料生産装置も夢では無いかも知れません。

そう考えるだけで、
なんだかワクワクしてきますね。
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