ガッチャマンクラウズ。
中村健治監督作品は、序盤の引き込みと終盤の勢いが相変わらず凄いです。
風刺ネタを基板に、不思議系天才という扱いづらいキャラを主人公に持ってくる辺りが、らしいです。
ソーシャルネットワークとクラウドシステムを上手く物語の根幹において、
ネットワークで繋がり会える人と、現実で繋がり会える人、
それぞれに良い所があり、ネットに依存せず共存することで、
上手くやっていける。
最後の、虚像を作り出すベルクカッツェと純粋なはじめが一緒になっているのはそういう事だと思いました。
今年はタツノコプロ50週年でガッチャマンが実写映画化しましたが、
これもまたそういう流れみたいです。
ただガッチャマンとは名ばかりで9.5割関係ない内容でした。
ガッチャマンというヒーロー名と、敵組織の構成員の名称ぐらいですか。
多分当初は異質なヒーロー物で企画が進んでいたものにガッチャマンを入れ込んだんだと思われます。
ヒーローデザインがカッコ良かったですが3Dだったので残念というのは、
もう時代錯誤な気がしてきました。
締めの展開が突然なのは演出なのか尺の問題なのかどっちのか気になります。
でも11話に前編総集編をぶっこんできていた辺り尺の問題ではなく演出なのかな。
それでも納得ですが、出来ればBDで補完してほしいとも思います。
この監督は、いつも独特の世界観を創りだすので最後をどうやって締めるのかが凄く気になります。
あらゆる設定が出尽くした現代において、今はその設定の中から何を拾い、上手く演出するかが問われる時代だと思います。
その中で、セオリーを外れて奇をてらった演出にするのは単純に簡単ですが、
セオリー通りの展開に単純じゃない設定を混ぜ面白いのが中村健治作品の魅力であって、
この作品も例を漏れず不思議な魅力のあるものに仕上がってました。
まぁ全てがこんな作品ばかりでは疲れますが、一つぐらいあるのが丁度いい刺激になります。
とある科学の超電磁砲S。
一気に見きりました。l
一期は熱くて泣けて感動出来て良作でしたが、
二期はそこまではいかず普通に面白い程度でした。
シスターズ編は、とあるシリーズの中でも一番好きな話というか、
レールガンが始まるまでのインデックスの中では其れぐらいしか面白い話がなかったですが、
とあるシリーズが気に入った理由の話なので大分期待して見てました。
シスターズ編は内容上、面白いとは言いづらいですが、
やはりとあるシリーズの中でも一番練られている話だと思います。
インデックスは次から次へと新しい敵と話で、まったく深みが出ませんが、
レールガンの良い所は、一つの話を長くやって深みを出してくれる所で、
それだけ感情移入しやすかったりします。
シスターズ編はインデックスでもやってますが、
上条が合流してからの話の大筋は一緒ですが、
演出や台詞、流れが大分変わっているので殆ど別物として見ることが出来ました。
今回始めて色んなレベル5が出てきて、これまで最強だった御坂が大分と苦戦を強いられてました、
特に初のレベル5同士の戦いになるアクセラレータ対御坂はどうなるかと思いましたが、
やはりアクセラレータの圧勝でした。
アクセラレータはシスターズ編で最強最悪の敵キャラとして良い味を出してますが、
此の後、実は良い奴って展開になるのが惜しい、
シスターズ編の後日談、ラストオーダー編も好きですが、
アクセラレータは、それまでに行ってきた悪行を受け入れてでも更生しようとするみたいな展開でも、
十分のダークヒーローになれたろうと思います。
まぁそれでもシスターズ編では間違いなく最悪の敵で、上条は主人公でした。
シスターズ編、五話のアクセラレータと御坂の初対面の映画みたいな演出が大分テンション上がりました、
ダークファンタジー感が巧く出ていてよかったです。
また16話の一連の話が終わり、御坂が上条に手作りクッキーを恥ずかしくて渡せないシーンは甘酸っぱく、
やはり上条は、御坂のためのラブコメ要因だなと思いました、
しかもこの話の脚本に、カサヰケンイチ氏を持ってくるあたり、長井監督わかっている。
後は、御坂妹のキャラに長井監督らしさが出ていたと思います、
御坂妹のレールガンとインデックスでの違いは、
目に光があるかないかです。
目に光が無いことで感情が希薄なのは見た目によく分かる表現ですが、
長井監督は敢えてそれを封印して、
あくまで外見は御坂そのもので表情や動作、言動で感情の希薄さを表現しようとしたのだと思います。
実際、そちらの方が段々と感情が芽生えていく事で個人としてらしさを確立していく流れが非常に良かったです。
そんなこんなで、シスターズ編に、全24話中16話を使い、17話を閑話に使ってしまったので、
残り7話でサイレントパーティー編をやることになったのですが、
実際ポルターガイスト編は5話なので話数は問題ではないのかもしれません。
ただサイレントパーティー編は、結構稚拙な印象を受けました。
オールスター戦、主題歌多々投入と熱い流れなのですが、
演出が微妙でただ流れているだけでした。
オールスター戦もいまいち戦っているだけと言う感じで、
ポルターガイスト編の最後見たいに一つのことを皆でやり遂げようとする一体感が感じられませんでした。
多分、二期はシスターズ編の為にあって、サイレントパーティー編は余った話数の尺稼ぎだった気がします。
それならシスターズ編の後日談をオリジナルでやってくれた方が二期はシスターズ編としてまとまっていて、
無理やりオールスターにせずともよかった気がします。
後、今回は大分レベル5が出てきたので戦闘は派手で楽しかったです。
第一位のアクセラレータ、第四位のメルトダウナー、第五位のメンタルアウト。
メンタルアウトは最初と最後に少し出てきただけですが、メルトダウナーとアクセラレータはガンガン戦っていてよかったです。
アクセラレータはインデックスの頃より攻撃レパートリーも派手さも増していて最強感が半端無かったです、
メルトダウナーの能力が、よくわからなかったのですが、
あれは何でも分解する能力で、それをビームで飛ばしているだけなのかな。
麦野が、順位は研究の応用価値と言っていたので、麦野は分解能力のみっぽいので、
御坂のレパートリーの広さから三位以上は応用力が高いということでしょうか。
三期を期待して待つほどではなかったですが、売上的にあると思うので、
今度はもう少し練って欲しいかと思います。
ということで、2013年夏アニメを見終わりました。
マジェスティックプリンス、進撃の巨人の2クール物を安定して見ながら、
ガッチャマンクラウズで感性刺激されたり、有頂天家族で和んだり、
バランスの良いクールでした。
他の夏アニメも見応えあったし結構夏アニメは充実していました、
ただコメディ枠が弱かったのが残念。
もうすぐ秋アニメが始まりますが、また知らないスタッフ陣が多いので、
大体の作品を見てみようと思います。
いい制作陣が出てくると嬉しいので期待しています。
中村健治監督作品は、序盤の引き込みと終盤の勢いが相変わらず凄いです。
風刺ネタを基板に、不思議系天才という扱いづらいキャラを主人公に持ってくる辺りが、らしいです。
ソーシャルネットワークとクラウドシステムを上手く物語の根幹において、
ネットワークで繋がり会える人と、現実で繋がり会える人、
それぞれに良い所があり、ネットに依存せず共存することで、
上手くやっていける。
最後の、虚像を作り出すベルクカッツェと純粋なはじめが一緒になっているのはそういう事だと思いました。
今年はタツノコプロ50週年でガッチャマンが実写映画化しましたが、
これもまたそういう流れみたいです。
ただガッチャマンとは名ばかりで9.5割関係ない内容でした。
ガッチャマンというヒーロー名と、敵組織の構成員の名称ぐらいですか。
多分当初は異質なヒーロー物で企画が進んでいたものにガッチャマンを入れ込んだんだと思われます。
ヒーローデザインがカッコ良かったですが3Dだったので残念というのは、
もう時代錯誤な気がしてきました。
締めの展開が突然なのは演出なのか尺の問題なのかどっちのか気になります。
でも11話に前編総集編をぶっこんできていた辺り尺の問題ではなく演出なのかな。
それでも納得ですが、出来ればBDで補完してほしいとも思います。
この監督は、いつも独特の世界観を創りだすので最後をどうやって締めるのかが凄く気になります。
あらゆる設定が出尽くした現代において、今はその設定の中から何を拾い、上手く演出するかが問われる時代だと思います。
その中で、セオリーを外れて奇をてらった演出にするのは単純に簡単ですが、
セオリー通りの展開に単純じゃない設定を混ぜ面白いのが中村健治作品の魅力であって、
この作品も例を漏れず不思議な魅力のあるものに仕上がってました。
まぁ全てがこんな作品ばかりでは疲れますが、一つぐらいあるのが丁度いい刺激になります。
とある科学の超電磁砲S。
一気に見きりました。l
一期は熱くて泣けて感動出来て良作でしたが、
二期はそこまではいかず普通に面白い程度でした。
シスターズ編は、とあるシリーズの中でも一番好きな話というか、
レールガンが始まるまでのインデックスの中では其れぐらいしか面白い話がなかったですが、
とあるシリーズが気に入った理由の話なので大分期待して見てました。
シスターズ編は内容上、面白いとは言いづらいですが、
やはりとあるシリーズの中でも一番練られている話だと思います。
インデックスは次から次へと新しい敵と話で、まったく深みが出ませんが、
レールガンの良い所は、一つの話を長くやって深みを出してくれる所で、
それだけ感情移入しやすかったりします。
シスターズ編はインデックスでもやってますが、
上条が合流してからの話の大筋は一緒ですが、
演出や台詞、流れが大分変わっているので殆ど別物として見ることが出来ました。
今回始めて色んなレベル5が出てきて、これまで最強だった御坂が大分と苦戦を強いられてました、
特に初のレベル5同士の戦いになるアクセラレータ対御坂はどうなるかと思いましたが、
やはりアクセラレータの圧勝でした。
アクセラレータはシスターズ編で最強最悪の敵キャラとして良い味を出してますが、
此の後、実は良い奴って展開になるのが惜しい、
シスターズ編の後日談、ラストオーダー編も好きですが、
アクセラレータは、それまでに行ってきた悪行を受け入れてでも更生しようとするみたいな展開でも、
十分のダークヒーローになれたろうと思います。
まぁそれでもシスターズ編では間違いなく最悪の敵で、上条は主人公でした。
シスターズ編、五話のアクセラレータと御坂の初対面の映画みたいな演出が大分テンション上がりました、
ダークファンタジー感が巧く出ていてよかったです。
また16話の一連の話が終わり、御坂が上条に手作りクッキーを恥ずかしくて渡せないシーンは甘酸っぱく、
やはり上条は、御坂のためのラブコメ要因だなと思いました、
しかもこの話の脚本に、カサヰケンイチ氏を持ってくるあたり、長井監督わかっている。
後は、御坂妹のキャラに長井監督らしさが出ていたと思います、
御坂妹のレールガンとインデックスでの違いは、
目に光があるかないかです。
目に光が無いことで感情が希薄なのは見た目によく分かる表現ですが、
長井監督は敢えてそれを封印して、
あくまで外見は御坂そのもので表情や動作、言動で感情の希薄さを表現しようとしたのだと思います。
実際、そちらの方が段々と感情が芽生えていく事で個人としてらしさを確立していく流れが非常に良かったです。
そんなこんなで、シスターズ編に、全24話中16話を使い、17話を閑話に使ってしまったので、
残り7話でサイレントパーティー編をやることになったのですが、
実際ポルターガイスト編は5話なので話数は問題ではないのかもしれません。
ただサイレントパーティー編は、結構稚拙な印象を受けました。
オールスター戦、主題歌多々投入と熱い流れなのですが、
演出が微妙でただ流れているだけでした。
オールスター戦もいまいち戦っているだけと言う感じで、
ポルターガイスト編の最後見たいに一つのことを皆でやり遂げようとする一体感が感じられませんでした。
多分、二期はシスターズ編の為にあって、サイレントパーティー編は余った話数の尺稼ぎだった気がします。
それならシスターズ編の後日談をオリジナルでやってくれた方が二期はシスターズ編としてまとまっていて、
無理やりオールスターにせずともよかった気がします。
後、今回は大分レベル5が出てきたので戦闘は派手で楽しかったです。
第一位のアクセラレータ、第四位のメルトダウナー、第五位のメンタルアウト。
メンタルアウトは最初と最後に少し出てきただけですが、メルトダウナーとアクセラレータはガンガン戦っていてよかったです。
アクセラレータはインデックスの頃より攻撃レパートリーも派手さも増していて最強感が半端無かったです、
メルトダウナーの能力が、よくわからなかったのですが、
あれは何でも分解する能力で、それをビームで飛ばしているだけなのかな。
麦野が、順位は研究の応用価値と言っていたので、麦野は分解能力のみっぽいので、
御坂のレパートリーの広さから三位以上は応用力が高いということでしょうか。
三期を期待して待つほどではなかったですが、売上的にあると思うので、
今度はもう少し練って欲しいかと思います。
ということで、2013年夏アニメを見終わりました。
マジェスティックプリンス、進撃の巨人の2クール物を安定して見ながら、
ガッチャマンクラウズで感性刺激されたり、有頂天家族で和んだり、
バランスの良いクールでした。
他の夏アニメも見応えあったし結構夏アニメは充実していました、
ただコメディ枠が弱かったのが残念。
もうすぐ秋アニメが始まりますが、また知らないスタッフ陣が多いので、
大体の作品を見てみようと思います。
いい制作陣が出てくると嬉しいので期待しています。