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2013年 秋アニメ その2。

2013-10-15 21:26:55 | 感想
気になる秋アニメを見終わりました。

蒼き鋼のアルペジオ・弱虫ペダル・のんのんびより・ガンダムビルドファイターズ
機巧少女は傷つかない・BLAZBLUE AlterMemory・東京レイヴンズ・俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している
ガリレイドンナ・サムライフラメンコ

で計30作品になりました。

蒼き鋼のアルペジオ。

遂にフル3Dアニメが放送されました。

テレビ放送で子供向けではない内容では初めてじゃないかな。

最近は、3Dが大分多用されるようになってきて、
モブキャラや無機物に3Dが使用されているのはよく見ますが、

メインキャラを3Dどころかフル3Dとは随分冒険したものです。

実際、動きも荒いし微妙、せめてモノクロームのEDぐらいの質は欲しかった、
同じスタジオなのに。

スタジオはサンジゲンという3Dアニメショーンスタジオで、
結構グロス請けを長くしているスタジオのようです。

長い事元請けをしてからのスタジオ制作、
なので3Dアニメなのだと思うのですが、うーん。

内容は、擬人化した艦隊同士が戦いあう話ってだけで、
あまり考えられてなさそう。

エンディングに艦これの名があったので、もしかして艦これのアニメ化かと思いましたが、
どうやらEDカードを描いているだけのようです。

まぁ軍事兵器の擬人化は別に珍しい設定ではないので、
今はやりの艦これと協賛した感じなのかな。

弱虫ペダル。

原作は1巻から読んでいて、激アツスポ根モノで大好きな作品の一つに入っています。

作者がロードバイクが好きで大会に出るほどなので、この作品も相当熱意がつまった作品です。

そんな今作ですが一話は、説明が大目という感じでした。
原作通りにやった方が展開が良かった気がします。

走るシーンが3Dなのも気になります、
どれぐらい使用するのかな、熱いシーンは手描きにしてほしいです。

のんのんびより。

草薙背景綺麗すぎ音も綺麗。

これは面白い。

冒頭の自然の背景と、拙いリコーダーBGMで引きこまれて、
田舎に引っ越してきた東京の女の子とのギャップネタと田舎ネタが面白い。

それは僕の住んでいる所が田舎の方だからか、共感できたり分かる部分があるからかも。

具(タヌキ)の芸の間は良い使い方で笑えました。

後半の森を歩くシーンは、草薙背景で自然が綺麗でしかもリアル、

これはアニメの演出上仕方ないのですが、森を描く場合って不自然に人が通るところだけ木がなくて草も何も生えてないんですよね、
これ山を登ったことある人なら誰でも解りますが、森って結構鬱蒼としていて人が踏み込まない部分は通れる道なんて見えないです。

それでこの森を歩くシーンは、人が通る道以外は鬱蒼としていて、低い木や草、花が沢山生えている、
そこには水滴があって木漏れ日があって現実的です。

頂上の満開の桜の木にたどり着く手前で東京の女の子が少し息が上がっているのも、
あからさまじゃなくて良い演出でした。

始終、ここが田舎かっていうネタを散りばめ、最後に無意識に田舎って言ってしまったシーンで、
言っちゃったよ!と突っ込んでしまったあたり結構はまってます。

るんるん言う口癖も嫌じゃないしこれは良い癒やしアニメになりそうです。

後申し訳程度に映る、お兄さんの声なし顔隠しは徹底してもらいたい、
あの申し訳程度感がいい感じなので。

機巧少女は傷つかない。

いきなりのネットスラング、そして時々出る世界観に合わない言葉遣い、
ネットならまだしもノベルで使わないで欲しい、世界観に合っているならまだマシですが。

一話冒頭、タイトル前のシーンにメインキャラの3Dを使うのもなぁ、バトルも3Dで描写も適当、
言葉遣いや展開も典型的なラノベという感じ。

ガンダムビルドファイターズ。

最近のガンダムは子供向けに移行したのかな、
ガンダムはSEED DESTINY以来見てませんでしたが、
久しぶりに見たガンダムはプラモで戦うガンダムでした。

しかしこれが結構面白い、ガンプラで戦うので歴代の機体が総登場出来て、
デジタル絵しかも手描きであの頃のガンダムが蘇る的な感じです。

一話は結構お金も掛かっていて、リメイクMS小隊並に動いていたので見甲斐がありました。

所々ガンダムネタをはさみつつ、ラルさんが出るあたり歴代キャラも出てくるのかな、
是非大会の審判はGガンダムの審判が良いなー。

色々楽しみな作品です。

BLAZBLUE AlterMemory。

久しぶりに格ゲーのアニメ化です。

格ゲーのアニメってクオリティが低いのが通例ですが、
これも例を漏れずそんな感じでした。

特にジンの氷が酷かった。

もう五年になる長期シリーズでキャラクターも沢山いるので、
それらを出すため、またプレイ済み向けのため物語に無理があるのはしょうがないですが、

格ゲーが元なのにバトルシーンが微妙というのは致命的じゃないかな、一話なのに。
OPが本編使い回しなのもなぁ。

ブレイブルーは、ぶるらじというネットラジオがニコニコで見れて、
作業用BGMとして聞いているので設定は触り程は知ってますが殆どわかりません、
キャラクターと声優ぐらいです。

それで何故バトルシーンが微妙かというと声優陣が豪華過ぎっていうのがあるんでしょう、
もっと制作費があればいいのですが、低予算臭が凄くします。

普段ぶるらじでフザけた声しか聞いてないので、その面々が真面目に声優しているのが新鮮っていのはあります、
特に近藤佳奈子さんが噛まないのがびっくりと言うか喋るとハラハラする。

中村悠一さんは基本、頼れるお兄さんとか落ち着いた男役が多いので、イカレキャラの声は新しいですね。

後は、BGMが原作の物を使っているみたいで、
さすがの石渡サウンドカッコイイです。

ブレイブルーするならギルティギアをして欲しいと思いましたが、
このクオリティなら別にしなくてもいいかなと思いました。

終わりに格ゲー原作のジンクスを消し去りやがれって言ってましたが消し去れるかなぁ。

東京レイヴンズ。

一番引きが良かったです、
伝奇ラブコメものというのがわかりやすかったのが良かったです。

金崎貴臣監督は独特の良い雰囲気が出てきた気がします。

特にラブコメ要素が丁寧で良いと思います。

デフォルメの顔や、頬の染め方が独特で気になりますが他が良ければ馴れるでしょう。

バトルが強めなのかラブコメが強めなのかで印象が変わってきますが、
引きからみるにラブコメが強めなのかな。

だとしたらいきなりあんな引きで、トモノリまた成就しないのかと心配になる。
まぁどうせ花澤と引っ付いてまた健気キャラ位置なんだろうな。

バトルの方も、奇抜デザインのスタンドみたいなのが、
何してるか解らない攻撃をしてるのがキチキャラと合ってて面白かった。

金元寿子さんの声はトモノリといい、
健気な元気一途キャラがぴったりです。

しかし此のキャラ死にそうな雰囲気が出てるんですが大丈夫なのかな。

佐倉綾音さんのキャラもキチキャラで新しいし、

僕はあまり声優方面で楽しむという事はしないのですが、
今期は結構声優が新しい演技をしていて楽しめます。 

俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している。

これはもう、典型的なラノベ原作でした。

とりあえず、大事な選択が二択で決まるわけでない、人生なめるなって突っ込みたくなる僕は、
この作品を楽しめそうにないです。

ガリレイドンナ。

久しぶりの梅津泰臣監督作品。

梅津泰臣といえば、メゾですが、
今回も女の子が、大男を圧倒して尚且つアンダーグラウンドな世界に足を突っ込んでいく話のようです。

一話の感想としては、作画も曲もお金がかかっていて壮大でした、
スタッフロールも原画だけで50人ぐらい使っていて相当書き込まれていました。

OPの影を黒塗りで背景と一体化させたり、幾何学模様を使ったりと久しぶりの梅津演出、
そして倉田英之脚本という事で期待値は高いです。

サムライフラメンコ。

夏目友人帳 肆以来一年半ぶりの大森貴弘監督作品です。

OPの見た時は、ヒーロー物かと思ったんですが、
本編の内容的にOP詐欺というやつでしょうか、
それとも架空だと思っていた世界が本当にって展開なのかな。

それでも、現実にある小さな違反を正すために自作スーツに身を包み
憧れのヒーローになりきるって話は嫌いじゃないです。

というか倉田英之さんが之のシリーズ構成をしていて、
更に東京レイヴンズのシリーズ構成、ガリレイドンナの脚本と働きすぎじゃないですか、

脚本は1つだけとはいえ大丈夫かな。


ということで新規アニメの一話を見終わりました。

PVの段階では、絶対に面白いと感じるものはなく、
一話の段階では、面白くなりそうかなと思うものはちらほらありましたが、
絶対に面白いと思える作品はなかったです。

というのも、引きが微妙なのが多かったからで、

1クールなら3話までが、2クールまでなら6話までの展開が重要だと思います、
それに匹敵するぐらい一話の引きというのは重要だと考えてますが、
その点では今期は微妙なのが多かったです。

グレンラガンスタッフのキルラキルと、
京アニの境界の彼方は一定水準以上には面白いですが、

グレンラガンやけいおんみたいに一話から面白いとはなりませんでした。

特に京アニは、演出、構成等は一流ですが、物語が微妙で、
最近、自社で開いている小説コンクールにて原作を見つけるという手法を取り入れ、

確かに、それで安定して作品を作ることは出来ますが物語が一線を越えないので名作に感じづらい。

ムントに比べれば、面白いのでマシですが、もう少しいい原作を見つけてくれれば、
そちらのが良いのですが。

後キャラのデフォルメ加減が、けいおんとFreeの間みたいになっていて、また若干デフォルメになったのが少し残念。

しかし渡辺明乃さんが、京アニお抱えになりそうで嬉しい。

渡辺明乃さんは、ウィッチハンターロビンやスパロボのアイビスとデビュー当時からお気に入りの声優さんなので、
今年は僕の見る作品に多く出演しているので嬉しいです。

今期もバトル物が多く、コメディ枠が少ないので、もうコメディは原作が枯渇気味なのかなと心配になります。

バトル物も、武器ではなくもうそろそろスクライドみたいな、単純にかっこ良くて爽快なアニメが出てきてほしいなと思います。

また、機巧少女は傷つかない・蒼き鋼のアルペジオ等メインキャラのアップになるシーンでも3Dを活用する作品がいくつかありました。

最近やっと無機物やモブキャラの3Dが違和感がなくなってきたのに、
動きが荒く、表情も固い現段階では、まだメインのアップには耐えれないと思います。

小物の3Dも使い始めた頃は微妙だったので、何年か経てば良くなってくるのでしょうが、
3Dは手抜きであり経費削減なので、あまりメインには使わないので欲しいかなと思います。

ミス・モノクロームぐらいの3Dなら良いのですが、3Dアニメなら海外には及ばないので
やはりあくまで2Dで言って欲しいと思います。

それと、マギ二期は溜めてみます。