◆私のデモ 体験記「3・20」(ニュース 41号)
◆「再稼働に同意しないで!」ハガキ を みんなで出そう
◆原発を止める!私たちは止まらない! 3.20参加者の声(ニュース 42号)
◆「6・6大集会」案内
■■ 4月7日 福井県知事・県議会議長に緊急申し入れ ■■
「オール福井反原発連絡会」がJR福井駅隣のハピテラスで
4月6~8日、緊急の「老朽原発公開学習会」を企画・実施されていた。
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その最中の6日午後、福井県知事が県議会議長を訪れ、美浜で25億円、
高浜で25億円国が出すからとして議会での議論を求めた。
一気に再稼働になだれ込もうとする魂胆が見え見え。
呼びかけに応え、7日の県知事・県議会議長への申入れ行動に急きょ関西から
12名が3台の車に分乗し北陸道を北へまっしぐら、連帯の緊急行動に駆けつけた。
お城の中にある福井県庁。会場には地元県民など30人以上が集まった。
午後2時からの県への申入れでは水戸地裁判決で示された重大事故時の
避難計画関連の発言が集中。「避難計画はあっても全く実効性がない」
「もし事故が起きたら私たち若狭の住民はどうすればいいの」
「50億という目先のお金で県民の命を売り渡さないで」不安と懸念の声が
次々とあがる。
中嶌哲演さんは「原発事故でヒトは避難できるが、びわ湖は避難できない。
若狭の海も山も川もそうだ。県内17市町ごとの住民説明会が必要」。
木原壯林さんも「原発からの距離、福井県庁は88㎞、京都府庁・滋賀県庁は
60数㎞。福井だけの問題ではない」などと深い、鋭い指摘が続いた。
福井県議会議長あてには、「老朽原発を動かさないで!」と強く訴える請願書3通と
陳情書8通が寄せられた。一つ一つにシッカリ目を通し、真の民意を感じ取り
行動してほしいと強く願う。
帰路ハプニングが起きた。敦賀と大津を結ぶ国道161号線は魔の国道と呼ばれ
特に北小松、白髭神社あたりは事故が頻発する。びわ湖ギリギリまで比良山が迫り
道は狭い。マキノ町あたりで「北小松事故通行止」の掲示が出され、
ついに安曇川町で渋滞が始まった。京都、大阪に抜けるには
引き返して朽木経由しか道はない。交通事故一つでもこんなに大渋滞、
「原発事故の緊急避難」では161号線や他の道路はほぼ使えないことを
強く実感できた「緊急行動」だった。
(脱原発市民ウォークin 滋賀呼びかけ人 岡田啓子)
■■ 3.18水戸地裁判決に学べ■■
■福井県知事・県議会に陳情・請願・申し入れ■
4月7日、オール福井反原発連絡会と老朽原発うごかすな!実行委の約30人が
県庁を訪れ、知事と県議会に対し、運転開始から40年を超える老朽原発の
再稼働について慎重に判断するよう求めました。
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県知事へは、
(1)水戸地裁判決が示した避難計画について県民説明会を開催すること、
(2)40年超の老朽原発の再稼働はわが国では初めてであり、
県が県民に対して丁寧に説明するとともに、福井県の将来について語る場を
設けるよう申し入れました。
県議会への陳情書では、避難計画は机上の空論であり、コロナウイルス
感染症対策の面でも実効性に問題があるため、県主催の説明会を17市町の
全てで開催すること、国に対して、隣府県でも住民説明会を開催するよう
申し入れることを求めました。
若狭町の「原発に反対する福井県民会議・事務局次長」石地優氏は、
水戸地裁が、地震による原発事故時に道路が寸断されることを考えて
避難道路を確保しないと避難できないと判示したことを指摘。
「若狭町は1万5千人の住民がいる。避難先は兵庫県の8市町。
国道27号線と舞鶴若狭道が寸断された場合、船やヘリでどうやって
避難するのか。それをふまえた対策が必要であり、説明する必要が
国、県にある」と求めました。
県の担当者は、「3月21日の説明会をWebで紹介した。県の説明会は行わない」
と回答。
また、老朽原発うごかすな!実行委・共同代表の木原壯林氏は、
「舞鶴は高浜原発から10キロ以内、京都府庁は60キロ以内。
京都府は250万人、滋賀県は140万人住んでいる。風向きによっては
避難もできない」と。
京都脱原発原告団・事務局長の吉田明生氏は、「事故が起きれば
放射性物質の被害は京都にもおよぶ。福井県だけで再稼働の判断をするのは
やめてほしい」と訴えました。
若狭の原発を考える会の橋田秀美氏は、「7年間、若狭に通って
原発反対チラシを配布したが、8、9割の住民が老朽原発を動かすことは
やめてほしいと言っていた」と指摘。「国から1老朽原発=25億円。
わずかなお金で同意するのは恥ずかしくないですか」と県の姿勢をただした。
尚、佐藤正雄県議よると、現時点で、請願、陳情は18件。要望は100件を
超えています。さらに、これを増やし、委員会や本会議を開かずに、
再稼働を判断することは許されない、という意思表示をお願いいたします。
(オール福井反原発連絡会 山本雅彦)
■■ 老朽原発うごかすな ■■
■ いまが正念場 ■
関電と政府は、危険極まりない老朽原発・高浜1、2号機、美浜3号機の
再稼働に虎視眈々です。また、原発マネーにしがみつく高浜町、美浜町の
議会と町長は、すでに、再稼働への同意を表明しています。
一方、経産相、資源エネルギー庁長官、関電社長との4者会談(2月12日)で、
再稼働への同意を求められた杉本福井県知事は、それまでの
「関電が使用済み核燃料の県外中間貯蔵候補地を提示することが議論の前提」
を一転させ、県議会に再稼働に向けた議論を要請しましたが、
県議会は納得せず、老朽原発に関する議論は一旦中断しました。
しかし、この中断は、国からさらなる金銭的見返りを得るための策略であり、
これに対する知事は国から1原発最大25億円の交付金(2原発で計50億円)
を取り付け、県議会に提示しています(4月6日)。
結局、福井県は、中間貯蔵候補地問題は棚上げにし、人々の安心・安全を
犠牲にして、原発マネーを得ようとし、政府は、税金によって立地自治体を
買収し、老朽原発再稼働を強行しようとしているのです。
このような中、水戸地裁は、3月18日の判決で、老朽・東海第2原発の
運転差し止めを命じました。「避難計画が不十分で、重大事故を起こしたとき、
避難が困難であるから原発を運転してはならない」と。
原子力規制委が推定した基準地震動が過小であるとした大阪地裁判決(12月4日)、
避難者への東電と国の責任を認めた東京高裁判決(2月19日)に続く快挙です。
100㌔圏内に京都、滋賀の全域、大阪、兵庫、岐阜、奈良の多くの部分が
含まれる若狭の原発が重大事故を起こしたら避難は不可能であることを、
声を大にして訴えなければなりません。
福井県議会は、近々、再稼働同意に向けた議論を再開しようとしています。
議会、知事に「同意しないように」求める電話、FAX、ハガキなどを
殺到させましょう!
老朽原発うごかすな!実行委員会は、6月6日に、老朽原発即時廃炉を目指して
決戦ともいえる大集会を計画しています。ご支援、ご参加をお願いします。
(老朽原発うごかすな! 実行委員会・木原壯林)
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★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 43号』
ダウンロードは → コチラ
★「6・6大集会」チラシは → コチラ
★「6・6大集会 in おおさか」へのご支援をお願いします。
▼カンパ振り込み先(郵便振替)▼
口座記号・番号:00990-4-334563
加入者名 :老朽原発うごかすな!実行委員会
◆カンパをお寄せくださったみなさま(団体名)→ コチラ
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◆原発を止める!私たちは止まらない! 3.20参加者の声(ニュース 42号)
◆「6・6大集会」案内
■■ 4月7日 福井県知事・県議会議長に緊急申し入れ ■■
「オール福井反原発連絡会」がJR福井駅隣のハピテラスで
4月6~8日、緊急の「老朽原発公開学習会」を企画・実施されていた。
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その最中の6日午後、福井県知事が県議会議長を訪れ、美浜で25億円、
高浜で25億円国が出すからとして議会での議論を求めた。
一気に再稼働になだれ込もうとする魂胆が見え見え。
呼びかけに応え、7日の県知事・県議会議長への申入れ行動に急きょ関西から
12名が3台の車に分乗し北陸道を北へまっしぐら、連帯の緊急行動に駆けつけた。
お城の中にある福井県庁。会場には地元県民など30人以上が集まった。
午後2時からの県への申入れでは水戸地裁判決で示された重大事故時の
避難計画関連の発言が集中。「避難計画はあっても全く実効性がない」
「もし事故が起きたら私たち若狭の住民はどうすればいいの」
「50億という目先のお金で県民の命を売り渡さないで」不安と懸念の声が
次々とあがる。
中嶌哲演さんは「原発事故でヒトは避難できるが、びわ湖は避難できない。
若狭の海も山も川もそうだ。県内17市町ごとの住民説明会が必要」。
木原壯林さんも「原発からの距離、福井県庁は88㎞、京都府庁・滋賀県庁は
60数㎞。福井だけの問題ではない」などと深い、鋭い指摘が続いた。
福井県議会議長あてには、「老朽原発を動かさないで!」と強く訴える請願書3通と
陳情書8通が寄せられた。一つ一つにシッカリ目を通し、真の民意を感じ取り
行動してほしいと強く願う。
帰路ハプニングが起きた。敦賀と大津を結ぶ国道161号線は魔の国道と呼ばれ
特に北小松、白髭神社あたりは事故が頻発する。びわ湖ギリギリまで比良山が迫り
道は狭い。マキノ町あたりで「北小松事故通行止」の掲示が出され、
ついに安曇川町で渋滞が始まった。京都、大阪に抜けるには
引き返して朽木経由しか道はない。交通事故一つでもこんなに大渋滞、
「原発事故の緊急避難」では161号線や他の道路はほぼ使えないことを
強く実感できた「緊急行動」だった。
(脱原発市民ウォークin 滋賀呼びかけ人 岡田啓子)
■■ 3.18水戸地裁判決に学べ■■
■福井県知事・県議会に陳情・請願・申し入れ■
4月7日、オール福井反原発連絡会と老朽原発うごかすな!実行委の約30人が
県庁を訪れ、知事と県議会に対し、運転開始から40年を超える老朽原発の
再稼働について慎重に判断するよう求めました。
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(1)水戸地裁判決が示した避難計画について県民説明会を開催すること、
(2)40年超の老朽原発の再稼働はわが国では初めてであり、
県が県民に対して丁寧に説明するとともに、福井県の将来について語る場を
設けるよう申し入れました。
県議会への陳情書では、避難計画は机上の空論であり、コロナウイルス
感染症対策の面でも実効性に問題があるため、県主催の説明会を17市町の
全てで開催すること、国に対して、隣府県でも住民説明会を開催するよう
申し入れることを求めました。
若狭町の「原発に反対する福井県民会議・事務局次長」石地優氏は、
水戸地裁が、地震による原発事故時に道路が寸断されることを考えて
避難道路を確保しないと避難できないと判示したことを指摘。
「若狭町は1万5千人の住民がいる。避難先は兵庫県の8市町。
国道27号線と舞鶴若狭道が寸断された場合、船やヘリでどうやって
避難するのか。それをふまえた対策が必要であり、説明する必要が
国、県にある」と求めました。
県の担当者は、「3月21日の説明会をWebで紹介した。県の説明会は行わない」
と回答。
また、老朽原発うごかすな!実行委・共同代表の木原壯林氏は、
「舞鶴は高浜原発から10キロ以内、京都府庁は60キロ以内。
京都府は250万人、滋賀県は140万人住んでいる。風向きによっては
避難もできない」と。
京都脱原発原告団・事務局長の吉田明生氏は、「事故が起きれば
放射性物質の被害は京都にもおよぶ。福井県だけで再稼働の判断をするのは
やめてほしい」と訴えました。
若狭の原発を考える会の橋田秀美氏は、「7年間、若狭に通って
原発反対チラシを配布したが、8、9割の住民が老朽原発を動かすことは
やめてほしいと言っていた」と指摘。「国から1老朽原発=25億円。
わずかなお金で同意するのは恥ずかしくないですか」と県の姿勢をただした。
尚、佐藤正雄県議よると、現時点で、請願、陳情は18件。要望は100件を
超えています。さらに、これを増やし、委員会や本会議を開かずに、
再稼働を判断することは許されない、という意思表示をお願いいたします。
(オール福井反原発連絡会 山本雅彦)
■■ 老朽原発うごかすな ■■
■ いまが正念場 ■
関電と政府は、危険極まりない老朽原発・高浜1、2号機、美浜3号機の
再稼働に虎視眈々です。また、原発マネーにしがみつく高浜町、美浜町の
議会と町長は、すでに、再稼働への同意を表明しています。
一方、経産相、資源エネルギー庁長官、関電社長との4者会談(2月12日)で、
再稼働への同意を求められた杉本福井県知事は、それまでの
「関電が使用済み核燃料の県外中間貯蔵候補地を提示することが議論の前提」
を一転させ、県議会に再稼働に向けた議論を要請しましたが、
県議会は納得せず、老朽原発に関する議論は一旦中断しました。
しかし、この中断は、国からさらなる金銭的見返りを得るための策略であり、
これに対する知事は国から1原発最大25億円の交付金(2原発で計50億円)
を取り付け、県議会に提示しています(4月6日)。
結局、福井県は、中間貯蔵候補地問題は棚上げにし、人々の安心・安全を
犠牲にして、原発マネーを得ようとし、政府は、税金によって立地自治体を
買収し、老朽原発再稼働を強行しようとしているのです。
このような中、水戸地裁は、3月18日の判決で、老朽・東海第2原発の
運転差し止めを命じました。「避難計画が不十分で、重大事故を起こしたとき、
避難が困難であるから原発を運転してはならない」と。
原子力規制委が推定した基準地震動が過小であるとした大阪地裁判決(12月4日)、
避難者への東電と国の責任を認めた東京高裁判決(2月19日)に続く快挙です。
100㌔圏内に京都、滋賀の全域、大阪、兵庫、岐阜、奈良の多くの部分が
含まれる若狭の原発が重大事故を起こしたら避難は不可能であることを、
声を大にして訴えなければなりません。
福井県議会は、近々、再稼働同意に向けた議論を再開しようとしています。
議会、知事に「同意しないように」求める電話、FAX、ハガキなどを
殺到させましょう!
老朽原発うごかすな!実行委員会は、6月6日に、老朽原発即時廃炉を目指して
決戦ともいえる大集会を計画しています。ご支援、ご参加をお願いします。
(老朽原発うごかすな! 実行委員会・木原壯林)
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★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 43号』
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